ゴムの劣化が速すぎるのでヨーク改良して、レール付けてバイポット装備できるようにしました。
コッキング時に邪魔になるかと思っていたのですが、フレーム先端に付ければ問題なかったです。
これまで、コメットを除く金属フレームのスリングライフルは、フレームから2cmのところにゴムを掛けていました。
しかし、レール長70cmの物に比べて、90cmのは明らかにゴムが切れるペースが速く、10mグルービングテスト中3発目でゴムが切れたことで、私もブチ切れて今回の改良を決意しました。
一番上の画像は10mテストで最初の2発がいい感じにまとまっていたのに、3発目でゴムが切れてしまい「しょうがねえから全体が収まる写真撮ろ……」って撮ったものです。だからゴムが切れてるわけ。
これがいい感じにまとまった二発です。
これなら50mm以内いけるかと思ったんですけどねぇ。
新しいゴムに結び直しても、弾受けの結び目が変わったら着弾位置も変化するわけで、また10発やり直しです。それで打ち切らない間に別のとこが切れて……
「ヨークを長くしたほうがいいのではないか」とはコメント欄で何回か指摘を受けていたのですが、長いヨークはあんまり好きじゃないからと伸ばさずにいました。
タロン2は作ってからそんなに撃っていなかったのでここまで酷いとは気が付かなかったのです。10発も撃ちきれないのはデザインがどうとか言えないほど深刻な問題ですからね。経済損失とやる気の喪失がトンデモないので即刻改修です。
ゴムを観察してみると全て弾受け側で切れています。
つまり、発射の際に弾受け側のゴムがフレーム(多分上フレーム)に擦れているわけです。
フレームだけ延長して、ヨークをそのままにしていたので、レール長70cm
のときよりも角度が急になってフレームへの接触が増えたのでしょう。
フレームは70cm→90cmで約1.3倍になっていますから、ヨークはこれ以上に広げればいいってことです。
こうなりました。
今まで3cmの長ナットをヨークとして使っていましたが、長ナットの先に3㎝のスペーサーを入れました。つまり3㎝延長です。
ゴムが掛かる位置は2cmから5cmになりましたから、2.5倍ですね。
この延長ヨークで初速測定したところ、気温30℃で67.70mpsを記録しました。
延長前は同じ気温で65.26mps。
斜辺が伸びた分だけ初速も上がったわけです。
初速上がったし、ゴムも長持ちしてお金使わなくていいならデザインには目をつぶろうかというところですね。
タロン2もこれと同じくらいゴムが切れるはずなので、近々改良します。
問題は現在ベンガル動画の完全版を製作中ってことです。
水缶貫通テスト・ガラス瓶撃ち・10mグルーピングテストがまだ残ってるんですよ!
水缶貫通テストとガラス瓶撃ちは元のヨークに戻して一発で決めるとして、10mのグルービングテストは……またやってる最中にゴム切れたら発狂するかもです。
申し訳ないですが、10mテストの映像と結果はこのヨークでやったものになります。見逃してください。