息子のミリタリーブログ

スリングライフルとかの自作飛び道具を作るブログです。数年前に有閑大学生から社畜にジョブチェンジして最近ルアーフィッシングにどハマリしたので性能低下中 ツイッター→https://twitter.com/model22ra1

ベンガルをパチンコ玉仕様にしようとした結果

前の記事に掲載した

コレ この画像の答えは「パチンコ玉用マガジン」でした。
上フレームとマガジン交換でベンガルをパチンコ玉仕様にするつもりでありました。



こんな感じです。
パチンコ玉とバネを下から入れて、フラットバーでフタをする超単純なマガジンです。
いや、「でした」の方が正しいですね。







お察しの通り、パチンコ玉仕様のベンガルは開発中止です。
ちゃんと動くときはちゃんと動くのですが、給弾時に2〜3発流れ込む現象が頻発し、私の堪忍袋が爆発しました。
4発ちゃんと撃ち切れる時もあれば、1発目から4重給弾が発生することもある、といったすっごい気分屋な感じです……
気分屋の機械なんていらねぇんだよ!!
私自身はすっごい気分屋なんですけどね…… 
これがうまくいっていれば
「「パチンコ玉仕様の自動給弾は別の人に任せようかなと思います」みたいなこと言ったばっかりですがスマン、ありゃウソだった。作りたくなったものはしょうがないじゃない。だってヒマなんだもん」的なことをノリノリで書く気でした。悲しいなぁ……



この現象は、上フレームにある「マガジンから出てきた弾が変なとこ行かないように保持するパーツ(名称未定)」を、徹底的に調節すれば何とかなりそうなのですが、
徹底的に調節しなきゃ動かない「単純な給弾機構」って矛盾してないですか?
ベンガル式自動給弾機構の売りは単純さにあります。簡単に作れて、確実に動く。いい兵器っていうのはそういうものです。
私の設計思想の大本はAKですから、それに倣ってなきゃダメです。
「普段はトラブル頻発するけど、鬼のように調節すればちゃんと動くよ!」ってのはポンコツっていうんです。
だからダメ。開発中止。

パチンコ玉や球形の弾を使って自動給弾機構を作るときは「マガジンから一発づつ引き抜く(押し出す)」ような機構が正解です。ダボや円柱形弾を使うときはベンガル式でOKですけどね。



ちなみに今回の調節とその結果を

弾の保持として、マガジン上の上フレームに
穴を開ける→意味なし。多重給弾頻発。レール内に2〜4が一気に流れ込む。
ワッシャーを貼りつける→多重給弾頻発。張り付ける場所次第ではうまくいきそうな気がするが、要微調整。
ビニールテープ(クッション性のあるもの)を取り付ける→厚いと弾がレールに入る前に詰まり、薄いと多重給弾。丁度良い厚さを見つける前に断念。


パチンコ玉用に新しい機構考えよう……