完成して数日も経つと細かいアラが見えてくるもんだね。
ってことで改修です。
この改修によってベンガルは「Model19RA1 Bengal」になります。
つまり、「19作目の連発式スリングライフル 愛称ベンガル 改良一回」ってことです。
型式のあたりは改修するたびに変わりますが、テストに出たりしないので覚えなくってもいいっすよ。
「レッドタロン」から「タロン2」のような愛称の変更は改修によって見た目がガラッと変わり「これもう別物じゃん」となった時に行います。ちなみにタロン2は現在「Model12A2」です。
改修箇所
その1 トリガー
右が旧型で左が新型です。
旧型で問題となったのはトリガーの角度でした。
ベンガルのようなグリップ角度の浅いライフルだと、この鈍角なトリガー角度では真っ直ぐに引くことができません。
手首に対して斜め下に引く不自然な動きになり、実際のトリガープル以上に重く感じてしまいます。
さらにトリガーを引く力が下方向に働くので、撃った瞬間に銃口も少し下を向きます。
ってことでトリガー角度を鋭角にして、手首に対してある程度真っ直ぐに引けるようにしました。
その2 弾受け止め
ベンガル以前のライフルでは弾受け止めなるものは存在せず、撃った後のゴムはヨークあたりでぐちゃぐちゃになっていました。
ゴムの確認をして、どこかに引っかかっていたら直して、それからコッキングしていました。
一発ずつのんびりと撃つ牧歌的なライフルではこれくらいの手間は気にならなかったのです。
ベンガルでも別にそのままでいいかと思っていた箇所だったのですが、装填の手間がなくなって次に煩わしくなったのはここでした。
コッキングのたびに垂れたゴムを鐙で踏んづけたり、フロントサイトに引っかかっているのを直したりしてたら面倒臭いですよね? こんなこと気にしなくても弾はすぐに出てくるっていうのに!
というわけで前部連結プレートに使ったのと同じL字ステーを使って弾受け止めを作成しました。
前部連結プレートに重ねて、連結プレートと同じ厚さだけビニールテープを巻いています。
ちょっとだけ前が重くなってしまいましたが、メリットの方が大きいです。(これ付けても重心は先台の真ん中あたりなので、フロントヘビーにはなってません。)
ライフルのラインも崩れてませんしね。
効果を確かめるべく4連発の動画で比較します。
弾受け止めなし
鐙を踏んでから撃つまでの時間は
1発目 6.86s
2発目 7.88s
3発目 6.68s
4発目 7.64s
平均 7.27s
弾受け止めあり
1発目 5.13s
2発目 4.81s
3発目 4.87s
4発目 4.23s
平均 4.76s
タイムは2秒半短縮できました。でも、弾受け止め無しの方では「早く撃つぞ」なんて思ってなかったので、その分タイムが縮まっただけかも……
まあ、ゴムが絡まったり引っかかったりすることがなくなったので、その分ストレスフリーになりました。撃つたびにストレス感じるなんて嫌ですもんね。