息子のミリタリーブログ

スリングライフルとかの自作飛び道具を作るブログです。数年前に有閑大学生から社畜にジョブチェンジして最近ルアーフィッシングにどハマリしたので性能低下中 ツイッター→https://twitter.com/model22ra1

Model19R Bengal製作記 その6


上 完成間近のベンガル
下 大きさ比較用のウィンチェスターあんまりいい写真じゃないけど、外観が完成しました。
上フレの塗装してないところはまだ作業が残っている部分です。
あとは、上フレに弾と給弾用フタの押さえを接着上下くっつけて給弾機構完成させてリアサイト取り付けて完成です。
文字にすると多いですが、作業自体は簡単なものです。



進行箇所
・機関部

0.5mmのステンレス板を両面に貼りつけ、取付用の穴を前後2か所に開けて完成しました。
塗装は……擦れるところだしいらないかな? どうせ剥げちゃいますしね。
ストックに基部を差し込むと抜けないくらいギチギチになったので、穴開けてピンで固定。このまま両面に積層合板貼りつけて完全固定します。



・後部連結プレート

今まで私が作った連結プレートの中で一番複雑な形しやがってます。
画像の状態では機関部固定用の穴を開けただけなので、上フレと照準器用の穴も開けねばなりません。
ボール盤のおかげで穴あけに全くストレス(斜めに穴が開かないように神経つかったり、結局開いてしまったり)を感じないので、残りはすぐ終わる部分です。
この複雑な形をストックと組み合わせると、下のような感じになります



・ストック


かなりいい感じのシマシマが浮き出ています。コメットのストックにもこれを求めていたのですが、4mm合板ではダメでした。
シマシマ出したかったら2.5mm合板 そういうことです。
グリップ上部の曲面と後部連結プレートの曲面がちゃんとあってなくて残念な感じですが、後から削れば問題ないのです。
私は基本こういう感じに現物合わせで作業してます。

ね? いい感じになったっしょ?
最初からぴったり合うような高度な加工なんて私にはムリ!
ちなみにグリップの付け根が掘り込んであるのは機関部の分解のためです(後部連結プレートを掘り込み分だけ出っ張らせればよかったと今気が付きました アホだね)




・トリガーガード



幅16mm厚さ2.4mm(差し込み部分は2mm)のフラットバーを曲げ加工して、マガジンに接着です。
接着だけだと不安なので、角パイプ削ってコ型にして補強しています。これで少しでもマガジン壁面の耐久力が上がればいいのですが……


・給弾機構


M1ガーランドのクリップのごとく弾が飛び出していますが、完成品にはもちろん上フレームがあります。
この手で動かしている部分が弾受けと同期して動くのです。
マガジンからの給弾はちゃんとできたので、あとはコッキングと同期させる仕組みを作って、スプリングを仕込むだけです。

詳細は完成後に。
製作記その1あたりに同期の仕組みを書いたはずなので、覚えてない人は探してみてください。






次の更新は完成後になると思います。上手くいけば完成は2〜3日後ですが、調整がどうなるかで銃自体が鉄くずのゴミになることもあります。つまり自動給弾機構がうまく作動するかどうかってことで、うまく動かなければフタの横からレバーが生えて手動給弾になります。