息子のミリタリーブログ

スリングライフルとかの自作飛び道具を作るブログです。数年前に有閑大学生から社畜にジョブチェンジして最近ルアーフィッシングにどハマリしたので性能低下中 ツイッター→https://twitter.com/model22ra1

Model19R Bengal製作記 その5



今回は宣言通り機関部の製作と、その他のこまごました部分です。
機関部は縦28mm、横100mm、厚さ16mmで、フタより後ろはストック取り付け基部です。
あとは幅合わせのために両側に0.5mmのステンレス板を貼って下フレームへの取り付け穴を2か所開ければ機関部完成です。








今作の機関部は0.5+4.5+6+4.5+0.5mm厚の5層構造です。レッドタロンやタロン2では19mm角パイプフレームには4.5mm厚4層で作って、外側のフラットバーを角パイプに収まるまで(16mmになるまで)削るというまどろっこしい方法を取っていたのでずいぶん楽になりました。
これが塗装前のタロン2の機関部外装です。

外装の下部が削り込んであることに気付いてもらえると思います。メタルロックが熱で劣化しないように削っては水に漬けを繰り返していたので、相当面倒臭く時間もかかる部分でした。
この4層構造は昔私が使っているホムセンで4.5mm厚のフラットバーの表示が4mmになっていたことに起因します。タロン2のときは表示は4.5mmになっていたのですが、機関部の一部を含むストックをレッドタロンから流用したために4層構造にせざるを得ませんでした。
トリガーやシアーも折り曲げたり2層にしたりせず、6mm厚のフラットバーから削り出しただけです。
これまでの機関部のパーツを小型化できなかったのは穴あけに信頼性が無かったからです。ちょっと穴がずれてもなんとかできるだけの余白が必要だったわけです。

フックがぶつかるパーツは今まで接着のみで、強度不足のため分解すると剥がれていることがありました。

射撃には一切影響がなく、分解しなければガッチリ固定されている場所なので気が付きませんでした。
こんなんなったらやる気やなんかを一気になくしますよ。
しかも今作は機関部の前にはマガジンがありますから、破損の原因になりかねません。
ってことで対策として接着に加えて5mmのピン2本を打ち込んでます。


このピンはトリガーとかフックの軸に使っているもので、飛び出ている部分を切り取って磨けば綺麗になります。
トリガー等の軸穴には5.2mmの穴を開けています。

これは簡易的な安全装置(安全措置?)です。過信しすぎると痛い目みます。







・現在の全体像

シルエット的が完成するにはトリガーガードと後部連結プレートが足りません。


・完成した先台

あれから1000番のペーパーを掛けてウレタンニスを塗りなおしました。色はマホガニーです。


・リアサイトとフロントサイト、フロントサイト基部



アサイトにはAK用のタンジェントサイトを使い、フロントサイトもボルトで作って上下の調整ができるようにしてます。
アサイトを「1」にしておいてフロントサイトで10mにあわせ、そこからリアサイトを距離に合わせて動かせたらいいなと思っています。このリアサイトだけで送料込み2000円ちょい。ヤンナルネ……


・ストックの結合部分


ここにストック基部を挿入しガチガチに固めます。
コメットのストックには4mmの合板を使っていたので11枚で済みましたが、4mm合板の積層では思ったより見栄えが悪かったので2.5mmを使います。計18枚の合板を1枚ずつボンドで張り付けているのでとんでもなく時間がかかります。
8/14には完成予定だったのですが、こりゃ無理っすね。
お盆明けまでにはすべてを形にしたいところです。
そして時間と資金が無くてModel20クラーレの製作が危うい……
ベンガルに思った以上に金が掛かっとります。想定の1.5倍は使っています。
ボール盤も勢いで買った節があるので、クラーレ分の資金がほぼないです。
ヤバいヤバい……