こんにちは、滝谷ハジメです。
今日一番気になった話題にせどりを絡めて紹介していきます。
それはズバリ、MTGの”ドラゴンの迷路”事件。
一言で言うと
転売を始めた人が「これ儲かるよ」という情報で再版されたカードのパックを買い占めて赤字、転売ヤーざまあ。
みたいな話です。
そして私がこれから話すのは「この事件で一番儲かったのは誰だろうか?」という話をしていきます。
また、今回騙されてしまった人向けに勝手に反省会をします。
それでは、始めて行きましょう!
目次[非表示]
<私のスタンス>
転売行為の是非事態には深く踏み込みません。
私もせどりという転売行為を働いていますからね笑
とはいえ法律を犯すような
例えば万引きして売るみたいな転売行為は転売有無問わずダメですよね笑。万引きは普通に犯罪。
犯罪でなくても、以下のような
・「おひとり様1点まで」を複数人で組んで買いあさる
・他の買い物をしている人の邪魔をする
・世に出て間もない商品を買い占める
といった行為は「取引をする上で良くないでしょ」と思っております。
とは言え、法律的には問題ないため特に声を上げることは無い。
以上が私のスタンスです。
事件のあらすじ
この事件は
MTG(マジックザギャザリング)というトレーディングカードゲームのとあるパックの再販が引き金になりました。
この再版されたパック『ドラゴンの迷路』が
Twitterで「これ儲かるよ!」と宣伝されたらしく転売初心者が買いあさっているという状態のようです。
そして売れずに赤字を被っているみたいです。
”ドラゴンの迷路”の真の価値
Amazonで見てみましょう。
デルタトレーサー(無料版)で見た価格。
出品者がガッと増えていますね(とはいえ多くて9人ですが)
たいだい売れているのが1万円程度です。
元の販売価格が13,860円(駿河屋調べ)のため、大赤字ですね。
この件で儲かった人たち
この件で儲かった人は2種類の人間と思われます。
・元々カードを売っていた人
・情報を流す前に仕込みをしていた人
元々カードを売っていた人
カード屋さんですね。
聞きかじった情報では”ドラゴンの迷路”は毎年再版されては福袋行きのハズレパックらしく、カードを売り捌けるのか不安だったという可能性もあります。
むしろハズレパックのプロモーションだったとしたら大したものです。
情報を流す前に仕込みをしていた人
あくまで予想だけど、ありえそうな説。
そう、情報を流した張本人ですね。
どのような仕込みをするのかというと
・ある程度の在庫確保
・アフィリエイトリンクの作成
在庫の確保
初動であれば売りさばくことができたでしょう。
しかし、メルカリ,Amazonで調べたところあまり売れていませんでした。
どうやらこの線では儲けを出していなさそうですね。
アフィリエイト記事の作成
アフィリエイト記事を作って、
「利益商品がこの記事のリンクに乗っているよ」と宣伝することで収益を生むことができますよね?
といった具合に複数の方法でお金を生み出すチャンスがあります。
そのため、情報を流した人が一番儲けたのではないか?と考えています。
騙されないためには?
今回、騙されてしまった人はお疲れさまでした。
大事なことは失敗しないことではなくて失敗をどのように生かすのかだと思います。
そのため、勝手に私が今回の反省会をします。
今回の件で反省すべき点は3つ
・人から聞いた直接的な情報を信じた
・リサーチを怠った
・知らない商品に手を出した
です。
人から聞いた直接的な情報を信じた
”直接的”というところが肝心です。
簡単に言うと「これをこうしたら儲かる」という話は基本的にウソ。
とはいえ「こうしたら良い」というアドバイスも聞けなくなってしまいますよね。
私は「この情報を開示することでこの人に損失は無いのか?」という見方をしています。
例えば「おいしいパン屋さんがあったよ」という情報って
情報を教えた人は何も損失はないですよね?
予想外に広まりすぎて人が多くて買えなくなってしまうことがあるかもしれませんが教える側はおそらくそんなこと考えていないはずでしょう。
しかし「この商品売れば儲かるよ」という情報は
純粋にその人が売れる分を奪うことになります。
つまりその人は情報を開示したことで損害を被る可能性があるということですね。
他にも簡単な話「なんでこの人は自分でやらずに人に教えるんだろう」という疑問も良いですよね。
結論、人を疑うべきでした。
リサーチを怠った
リサーチは本当に重要。
リサーチについてはコチラ。
中でもAmazonは速攻で見ることができるため怠るのはナンセンス。
また、メルカリでもある程度は手集計できるため見ること推奨します。
先ほど出てきたデルタトレーサーの画像
一目でこの商品の売れ行きが良くないことが分かりますよね?年単位で5回くらいしか売れていません。
リサーチは本当に重要。
リサーチ無しの仕入れは夜の山に明かり無しで入るようなもの、大なり小なりケガをします。
知らない商品に手を出した
毎年再版されていてハズレ扱いを受けていたという情報が見つかりました。
簡単な話、商品知識がないジャンルに手を出してケガをしたということですね。
商品知識が無ければなおさらリサーチが重要になってきます。
新しいジャンルの開拓はどこかで必ず必要になってきます。
まずはリサーチ。を癖にしていきましょう!
まとめ:失敗は成功の元
以上、いかがでしたでしょうか?
MTGのドラゴンの迷路事件について私なりの見解をまとめさせていただきました。
まとめると
・再版されたカードを買い占めて損をした初心者転売ヤーがいた
・この件で一番儲けたのは「情報を流した人」と思われる
→仕込みがあればひと儲けできたレベルの出来事だったから
・今回の件で騙された人が反省すべき点は3つ
①人から聞いた直接的な情報を信じた
→儲け話は基本ウソです。相手が何を考えているのか見るようにしよう
②リサーチを怠った
→リサーチはせどりの基礎。必ずやろう
③知らない商品に手を出した
→商品知識が無い場合、さらに厳重にリサーチをしよう
という話でした。
この記事がせどりに取り組みたい方の役に立てればうれしいです。
また、読み物としても「面白かった」と思ってもらえたら幸いです。
転売ヤーざまあ話が見たい方はコチラのトリスタンの話も気に入ると思うので気になったら読んでみてください。
今回は以上です。
最後まで読んでくれてありがとうございました!