広報ふっつ(千葉県富津市)
令和3年11月号 No.595
◆金谷の魅力を「歌」に込めて小宮 美恵子さん(竹岡)
中学校の音楽教師として活躍されていた小宮さんは27歳のころ、長年の夢であった作詞作曲家を目指し、作曲家の板谷隆司氏に師事しました。その後、「若狭真由美」という筆名で創作活動を行い、数々のコンクールで入賞し、ポップス作品を世に送り出してきました。
現在は、音楽界からは退き、金谷にある旅館に勤務されています。金谷は小宮さんにとって、学生時代に東京湾フェリーで音楽学校に通学した思い出の地であるそうです。小宮さんは旅館業に携わる中で、お客様への気遣い・思いやり・言葉の温かさなど「おもてなし」に感銘を受けたことがきっかけで、再び曲の制作に取りかかりました。完成した曲のタイトルは、「HAMAKANAYA」。おもてなしをする側の感謝の気持ちや金谷の自然の美を表現して作られたそうです。全日本音楽振興会の作品コンクールに出品したところ、採用され、同振興会の公式Youtubeで全国配信されています。
小宮さんは「商業施設などでBGMとして流し、観光客の皆さんへ歌での感謝を伝えることができれば、まちの新たなPRになるのではないかと思います。」と話されていました。
全日本音楽振興会 公式Youtube
QRコードは本紙裏表紙参照