私が使っている10mm、12mmのダボはピストル弾頭と形状が似ていますが、スリングライフルで撃つときにはどちらを前にしようと発射できます
で、私はスリングライフルの性能を論じるときによく水を入れた空き缶を並べ、それを何個撃ち抜けるかという実験をやります
その実験で、弾頭の形状によって撃ち抜く個数に差は出るのかという疑問が生じました
というわけで、水缶5個並べて12mmダボで撃ってみました
条件は初速測定時と同じ、エアコンで25℃にした室内から撃っています
結果
使っている弾は同じなので、当然運動エネルギーもほぼ同じです ほぼ、というのは初速にばらつきがあるからです
通常装填では水缶3半+ヒビ 逆では水缶3缶+へこみで、どちらも最後の缶でタンブリングを起こしました
逆装填では通常では見られなかった膨張が2缶目に見られ、缶の受けた衝撃が通常装填より高かったと推測されます
弾頭が平らな方がエネルギー伝達の面で有利なのです
というわけで、弾頭形状によって貫通個数に差は出るといってもいいでしょう
追記
通常装填はダボのメスの方を銃口側に装填することで、逆装填はこの逆、オスを銃口側にすることです
メス側は先端が絞ってあり、ホローポイントのような形状をしています(マッシュルーミングはしませんが)
ちょっと説明不足でした