10mチャレンジと各部の調整、動画製作をやってまいりました。
実は、コメットは前回の画像の状態で50発近く、計5セットを10mで撃っているのですがどうにも精度が悪いのです。
もっともよい結果でも140ほどで最悪200mm(旧ライフルの2倍以上に広がるゴミ性能!)で私の心は荒れまくってました。
どういうことなの……
で、いろいろ考えた結果、次のような原因が考えられました。
・その1 レールと上フレームのクリアランスを取りすぎている
レール間のクリアランスが無いと弾を棒で付き込むことになるので、弾の口径に加えて少しクリアランスを持たせてあります。コメットは口径8mmですが、クリアランスも含めると8.5mmです。レッドタロンの場合は口径10mmに対して、クリアランス込みで11mmもありまして、だからパチ玉も撃てたのです。クリアランスをほぼ取ってないパチ玉レッドタロンと旧8mmと比べると、コメットは…… うーん、とりあえず要実験です。
実験用に、クリアランス込みの口径を8.1mm以下に設定した上フレームを作って載せました。
・その2 自分の射撃姿勢が悪い
単発式はコッキングのたびに毎回立ち上がって鐙を引く動作がありますから、毎回頬付けの位置だとか、ストックの位置がずれます。普通はそれを修正して同じ射撃姿勢にしてから撃ちますが、私は最近ドットサイト付けたFALとAkしか撃ってませんでしたから、射撃が下手になったのかもしれません。が、前に旧8mmで70mm出しているのでちょっと理由としては薄い気がしますが、旧8mmにはストックの肩当てに位置出し用に掘り込みがしてあり、木目が浮き出ていて滑り止めになっています。これらはコメットにはないので、もしかしたら滑っているのかも……
できることはしたいので、ゴム板買ってストックに貼りつけて滑り止めにし、前から気になっていたフロントサイトの形状を変更しました。前のフロントサイトは太すぎてフロントサイトとしてはダメダメでしたからね。
息子式旋盤加工(電動ドリルにボルトを取り付けて股に挟み、ディスクグラインダーで削る)で作成しました。
この技は結構使えますが危ないしバカっぽいから真似しない方がいいですね。
フロントサイトは新しいほうの上フレに取り付けています。
2,改造して測定
確実にレール間のクリアランスは少ない方がいいですね。
座射で旧8mmライフルの記録を10mmも縮められました。
(旧8mmライフルの記録はこちらを参照してください旧8mmスリングライフルの10mグルーピングテスト - 息子のミリタリーブログ)
レストを使えばもっと纏まりそうですが、基本座射か立射でしか撃たないので、レスト使ったテストはしないかもしれません。
おまけ
今回の10mチャレンジ動画
改造結果が嬉しすぎてコメットの紹介動画と前後する形になってしまいました。
紹介動画はまだ完成してません。
おまけその2
50発以上射撃後のレール
弾受けロープとレールの削りカスで汚れてますね……
レール式作ってる皆さんも掃除はマメにしましょう。
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