息子のミリタリーブログ

スリングライフルとかの自作飛び道具を作るブログです。数年前に有閑大学生から社畜にジョブチェンジして最近ルアーフィッシングにどハマリしたので性能低下中 ツイッター→https://twitter.com/model22ra1

レッドタロン近代化改修 その3

E1からE2への更新はブリーチブロック、要するに給弾用のフタから始めることにしました。
E1ではこの部分に長さ8cmほどの16mm角パイプを加工したパーツを使っておりました。


フレーム強度の関係から開閉用ハンドルは上部に配置していましたが、弾の挿入のほか分解のためハンドルを取り外すスペースが必要でした。こいつのせいでE1のマウント位置は上がってしまい、それが何とも不恰好でした。
改修前のレッドタロンはグリップ上面まで上フレームが伸びていましたが、

E1では角パイプをギリギリまで使って加速距離を稼いだため、このデザインにするのは無理でした。おかげでグリップ上が貧相で貧相で……



で、これを改善するためにこのパーツを8cmから17cmまで延長してフレーム後端から少しはみ出させ、そこにハンドルを付けることにしました。
これでブリーチブロックの分解時にハンドルをねじ込む必要がなくなり、見栄えも上がりました。



まるでボルトアクションみたいだぁ…(恍惚)
結構昔にこのブログで紹介したペレットクロスボウがありましたが、機構的にはこれと同じくらいに進化したわけです。
このクロスボウは何かの参考にならんかな? - 息子のミリタリーブログ
↑これね

ブリーチブロックが黒塗りになっているのは、最終的にタロン2のシアとフックを除く金属パーツをつや消し黒で塗装するからです。





私はおフランスのMAS49みたいなグリップの上部がメカっぽく角ばっているライフルが好きなので、こいつを思いついたのは僥倖でした。レッドタロンではデザインのための無駄なでっぱりが意味のある部品になったんですからね。
次はこいつのせいで無駄に高かったマウント位置の修正をします。
レッドタロンばりに下げてしまうと延長したフレームがスコープに映りこみそうなので慎重に見極めないとですが……
レッドタロンのローマウントかっこええなぁとしみじみ思います。20cmフレーム延長したのは加速距離増加による初速アップを狙ってのことですが、これの意味があったのかどうか10mmダボ専用上フレームを作って確かめたいところです。
レッドタロンの最高記録は10mmダボ使用16番輪ゴムで加速55cmの記録が55.8mps、パチ玉使用切巾17mm折巾120mmの平ゴムで加速55㎝で58.2mpsです。で、10mmダボで55.8mpsだと、それより軽いパチ玉も同じ程度の初速だと考えられます。
これで初速が変わらないようなら5cmほど切断する予定です。私の身長だとレール長90cmは長すぎてコッキングが辛いのです
あと、ブリーチブロックとストック間の隙間が絶望的にダサいのとブリーチブロック後端が少し長かったのでこいつも修正しなくちゃです