現在17作品目のスリングライフルModel17 Cometを作っとりますが、8mmダボを使うスリングライフルの精度を測ったことがなかったので倉庫から旧作(木製フレーム時代)のスリングライフルを引っ張り出してきて測定しました。
簡単なゴム銃(スリングライフル)の作り方 - 息子のミリタリーブログ
ようするにこのタイプのスリングライフルで8mmダボを使った時の10m射撃記録です。
Model6 Mastar Hunter
全長 107cm
レール長 64cm
加速距離 47cm
使用ゴム 16番輪ゴム16本×4束×2
フレーム ツーバイのSPF材
距離10m 10発 座射 レスト無し
一回目
145mm
二回目
115mm ※マーキングしてない穴は三回目の射出口です
かなり下の方に纏まっているのは5mでゼロインしているからです。
ダボ弾は形状的に精度は悪いですが最高でこぶし大、空き缶を外さない程度には纏まってくれました。
一回目と二回目は稼働中の室外機を挟んでの射撃でした。
どうにも左寄りに当たるのでサイトが狂ってるのかレールが曲がってるのか風のせいかと思って、三回目は場所を変えてみました。
三回目はちゃんと中心線付近にまとまってます。見事に流されてたわけですね(^^;)
5gもある金属弾ですからそこまで影響ないかと思っていたのですが…
というわけで三回目の記録がこのスリングライフルの10mのグルーピング
といってもいいでしょう。
このタイプの一体型トリガーは引くときにゴムが外れようとする、ぬるっとした感触と衝撃が指に伝わってきます。当然ながらそんな気持ち悪いトリガーではいい結果は出ませんし、作りが悪いと暴発が起きます。何回か書きましたが、私はこれで実家の天井に何箇所か穴を開けてますからね。
だから新型(メタルフレームの作品群)はすべて機械式トリガーなわけです。なんたって引き心地が違いますよ。スッと引いたらカチンと落ちます。
といっても新型は10mで記録とってないですから、もしかしたらこれより悪いかもしれません