スリングショットが違えば散弾の広がりも違うのだろうか?
その謎を検証するために2種類のスリングショットで砂利散弾を撃ち比べてみました。
・実験方法
2m、5mから用紙に向かって砂利散弾を撃ち、散弾の広がりを調べる。
砂利散弾は一発あたり50粒ほど
・実験結果
TRUMARK fs-1
ヨーク間 139mm
加速距離 700mm
備考 セラチューブシルバー使用、弾受け交換済み グリップは地面に対して水平
2m
グルーピング17cm およそ45発着弾
全弾命中し、まとまっています。威力は水入りアルミ缶片面くらいです
5m
30cmくらい? 9発着弾
5mも離れているともう運ゲーですね。
小さい粒は失速して紙に穴が開かないし、角ばった砂利を使ったせいか散りまくって、的からはみ出しています。
前に砂利散弾の有効射程は5mほどと書きましたが、こういう風に拡がりすぎるので射程が短いのです。
釣り用のガン玉や5mmほどのベアリングを飛ばせばもっと纏まって飛んでいくはずです。
駄菓子屋の木製パチンコ
ヨーク間 63mm
加速距離 600mm
備考 No.16輪ゴム15×13×2使用、グリップは地面に対して垂直
2m
30発着弾 30cmくらい?
fs-1よりも散っており、微妙に的からはみ出てしまっています。
腕あてがないため、狙いが定まらず、強くも引けません。
5m
13発着弾 50cmくらい?
ある程度まとまった集団がありますが、fs-1よりも散っています。
それでもfs-1よりも着弾が多いのは広がりの中心が当たったからでしょうか?
・考察&不明点
5mだとどちらも小集団に分かれて着弾しており、楕円形に広がっていた。
つまりスリングショットで撃った散弾は小集団分かれて扇形に飛んでいく、ということだろうか
駄菓子屋パチンコの方が散っていたのはヨーク間が短いせいで、発射時にポウチやゴムなんかと干渉しているから?
それとも加速距離が短かったからだろうか?
・結論
まあ砂利なんてこんなものです。
砂利散弾は腕あての付いたヨーク間の広いスリングショットで超至近距離から撃ちましょう。