息子のミリタリーブログ

スリングライフルとかの自作飛び道具を作るブログです。数年前に有閑大学生から社畜にジョブチェンジして最近ルアーフィッシングにどハマリしたので性能低下中 ツイッター→https://twitter.com/model22ra1

息子製10ミリスリングライフル Model12レッドタロン


やった。やっと10ミリを撃てた……長かったなあ……
ついに10ミリスリングライフル Model12レッドタロンが完成しました。
思い返せば新型機関部を作り始めたのが今年6月のことでしたから、もう半年もこれを弄っていたことになるんですね。開発費不足とか空白期間とかありましたが、ついに完成しました!

初めてスリングライフルを作ったのが中学1年の冬で、最初の機体はブレーキ利用式でした。2作目でレール式に移り、6.5ミリのスリングピストルを作ってからこの趣味にのめり込みやっとここまでたどり着きました。
2作目は今でも部屋に飾ってあります。

それにしても本当に長かった……





では個人的な思い出話はここまでにして、このライフルの性能を見て行きましょう。








Model12レッドタロン
完成日11年12月12日
口径 10mm
全長 1300mm
重量 2700g
推定J 17.1J(初速60m/sとして弾丸重量9.5グラムなので)
水入りアルミ缶2個半貫通



17.1Jがどんなに凄まじいかというと
中身入りのサンマ缶を中身ごと撃ちぬくような威力です。
7mからダンボールの裏のスチール缶を撃って片面を貫通するような威力です。
7ミリスリングライフルがおよそ5Jでしたから、僕にとっては未知の破壊力です。


  入射口      射出口
水入りスチール缶だと中で弾が横転しているので、上手く撃てば貫通するかもしれません





水入りアルミ缶貫通テスト


一個目の入射口

いやいやどういう穴だよこれ




水入りアルミ缶のカスリ傷

ここまで破壊的だと射撃のときには物凄く気を使ってしまいます。





トリガー周り

構えたところ

コッキング方法は、まず銃口近くのL字鐙を踏んでクロスボウのように引き上げます。
そして銃口から弾を装填して発射準備完了です。
いわゆる前装式ですが、レールを少々ルーズに取り付けてあるために弾を棒で突き込む必要はありません。



サイトビュー

不満点を上げるとすればこのリアサイトでしょうか。
上フレームの黒線で狙点を出し、L字金具で水平を出しています。
集弾性ははまだテストしていませんが、10mから空き缶を狙って問題なく当たるくらいです。
これで12mの距離から空き缶を狙うこともできますが、使いづらいし難しいったらないです。


あとトリガーがちょっと遠い気もしたり…
トリガーはもう慣れましたが、リアサイトだけは絶対改良したい。
時間があれば後装式にもしたいなぁ。



サンマ缶撃ちぬいたり、スチール缶撃ったりは動画を撮りましたので、近いうちにYouTubeに上げたいとおもいます。