全国高校駅伝が26日、京都市であり、女子茨城県代表の茨城キリストは1時間12分50秒で27位、男子県代表の水城は2時間7分15秒で26位だった。

　女子は5区間、21・0975キロ。2年連続24回目出場の茨城キリストは2年生4人、1年生1人の若い布陣だった。1区は30位だったが、2区の小野真緒選手（2年）、3区の渡辺珠有選手（2年）が二つずつ順位を上げるなど、昨年の31位を上回った。関山友子監督（55）は「もう少し力を出せた場面はあったが、来年につながるレースをしてくれた。さらなる向上を目指したい」と話した。

　男子（7区間、42・195キロ）に13年連続16回目出場の水城は、3年生5人、2年生2人で臨んだ。1区は38位だったものの2区以降に立て直し、6区の大内瞬選手（3年）が区間3位の快走。最終的には昨年の23位から三つ下げた。小松崎禎行監督（37）は「調整に不安があった。流れに乗り切れなくて悔しい。ただ、精いっぱいの力は示せたと思う」と話した。（古源盛一）