自閉症を知る 15 困り事❷

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上の子達と決定的に違う大変さの続きです。


言葉での指示が通らない

上の子、特に長男は1歳半を過ぎても話せず、心配していました。

語尾で話す事が多かった、んご(リンゴ)、しゃ(電車)、ぱんまん(アンパンマン)等。

ですが、赤ちゃんの頃からやり取りは出来ました。

こちらの声かけに反応していたので、コミュニケーションは取れました。


次男は、喃語を話しだしたかと思っていたら、1歳半にはハッキリ『イヤ!』と言っていて、めちゃくちゃ話すのが早く感じました。

2歳なんて意思が強すぎて、逆にこちらのコントロールが効かずに、頑固ちゃんで困りました。

発達うんぬんではない性格的な大変さがありました絶望


そして、三男は?というと、とにかく指示が通らない。

こちらの声が聞こえていないのかな?と思うほど…

さらには、ダメ!が通じないネガティブ

追いかけて体ごとストップをかけないと危ない感じでした悲しい


呼びかけにも応じない。

指示が通らない。

上の子達とは明らかに違うぞ?驚きと感じました。


興味のあるものに一直線煽り

周りが見えない。

長男にもそんな傾向はありましたが、ストップ!が効いた。

これが、いわゆる発達障がいや自閉傾向はあっても、知的に何かあるかないかの分かれ目ではないかなと感じた事です。


実際、長男は特性として何かあるな?とは感じるものの、生活する上で大きな困り事は特記するほどはありません。


気にしない、あまり気にならない方からしたら、何をそんなに考え過ぎてるの?という感じかもしれません。


次男に関しても、学校生活で問題が起きているというほどでもなく、まあ、どこのご家庭にもあるレベルの話です。


基準が分からないので何とも言えませんが。

よく出来てるほうではないかと。


三男に関しては、やはり、自閉症傾向がかなりあり、知的障がいもあるのかなとは感じます。


ただ、コレコレだから自閉症、知的障がいという基準が明確ではない事が多く。

今も言葉が出ていないから判断が難しいと言われています。


実際に、毎日接していて驚く事は、機械の扱い、物の構造、しくみの理解は半端なく速い。

カギは要注意ネガティブ


幼児のあるある。

洗濯物を干していたらベランダに閉め出されたってやつ。

普通のお子さんは理解が進み、開けてニコニコと言えば何となく察して開けてくれると思います。

1歳半そこらじゃ無理でも、成長と共に理解が進み、興味からコミュニケーションへと移っていく。

三男は興味が強過ぎて、コミュニケーションがかなりゆっくり発達している感じです。

だから、締め出しをくらっているママを前に、キョトンニコそのうち興味も無くなって別の事をやり出す…もぐもぐオーマイガー絶望


なので、かなり年齢の上がる幼稚園児になっても、ベランダに出る際は、ベランダのある部屋の鍵を閉めて、ベランダ窓に近づけないようにして、退路を確保してから出る。

そんな用心が必要となります。

またゴミ出しも注意。

ちょっとだけだからと鍵を持たずに出たら締め出されますネガティブ

最近(6歳)は、あーけーてー!笑い泣きに反応してくれるようになり、たまに開けてくれます。

それでも、たまに、ですから、知的障がい又は発達障がいを持っている事は確かという事です。

程度に関しては成長もあるので、ハッキリとは言い切れないのが難しいところ。


そして、本人がベランダに出たがる事もよくありました。

今より小さい時、年少のあたりがMAXだったかな。

シュンッオバケと瞬間移動のごとく、気がつけばベランダに出ているガーンという事がたびたびあったので、窓に突っ張り棒をして、出られないようにしていました。


コレがあったので、マンモス幼稚園からは事故を心配して退園勧告の時期が早まったのではないかと思います…


ですが、今の幼稚園に移り、見守りつつ指導もしていただき、家でも対策をしたり、言い聞かせたり(伝わらないと諦めずにずっと言い続けて)、ありがたい事に本人も少しずつ成長してくれ、今は突っ張り棒が外れていても勝手にベランダに行く事は無くなりました。

もし、興味が強く出てしまった場合でも、ストップ!!が効くようになってきました。

これはデイで積み重ねてもらった事でもあります。


今となっては、時々現れる衝動性を見逃さない事、気を緩めないようにすること、三男の興味がどんな時に衝動として発動しやすいかを分析しておく事で対策を立てています。


とりあえず、何があっても対応出来る事として、

手やリュックの紐は離さない。どこかを掴んでおく。

安全な場所(落ちない、車が来ない、障害物がない場所)なら手を離し、目を離さない。

家の中は、手や目が離れてしまう事はあるけど、耳だけは離さない。


そんな感じでなんとかやれてます。


年少時に比べたら、格段に理解は進んだ気がしますが、兄達と同じようにというのはおそらくこの先も難しいなと感じています。


三男なりに伸ばせるところは伸ばして行きながら、難しい部分は専門家のお力を借りつつ進めていこうと思っています。


支援学校への転校も視野に入れながら進んでいますので、そのあたり過度にご心配戴かずとも大丈夫です。




今まで、掲示板やアンチブログの存在を気にし過ぎてしまい、言い訳をしたり、違う!というところはちゃんと説明しなくては!と気になって仕方がありませんでした。


事実ではない事、少しニュアンスがズレている事、誤解釈されている事は訂正しなくては!!と必死になっていました。


でも、その行為自体をまた叩かれ、馬鹿にされ、笑われ…


何やってもダメじゃん絶望


となり。


悪い評価をされて身バレでもしたら恥ずかし過ぎる!!とか、

実際の私はそんなんじゃない!リセットしなきゃ!とか、

保身ばかり考えて、ブログを投げ出して来ましたネガティブ


それが、不誠実、人を大事にしない行為だ!と言われ、最初は誰のせいだよコノヤロー!むかつき感が半端なかったのですが、


何度やり直しても理解してくれるブロ友さんや、フォローしてくださるフォロワーさん、優しい言葉をかけてくださる方々に出会い。



全ては私の心がけなのではないかと。


自分勝手で恥ずかしい人という評価も、

何でも受け止めてしまう優しい人という評価も、

やめときゃいいのに反論したりする見苦しい私も、落ち込んで落ちまくる私も、全て私で。


隠したところで、いい格好したところで全部バレてて。


それでもいいんじゃないかと。


悪い評価も、批判も事実で。

優しい評価も、ありがたい評価も、支えてくださる方々がいるのも事実で。


どれが正解かではなくて、どれが不正解かでもなくて。


その人から見た私を変えることなど出来ないと。


私がどうにか出来る事ではないと。


いつか、その人の中で私への評価が変われば嬉しいなとそんな風に願いながら生きていく事にします。


あ、なんだか、長くなってしまいましたねあせる


最後まで読んでくださり、本当にありがとうございますキラキラ


皆様が読んでくださっている事、それ自体がとても嬉しくありがたい事で。

書くモチベーションとなります。


いつも本当にありがとうございますおねがいキラキラ