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12月の星空

更新日 : 2021年11月30日

12月の星空(2021年)

星座たちのバトンタッチ

夜空には秋の星座と冬の星座を見ることができます。西の空には秋の星座の目印、秋の四辺形が見えています。秋の四辺形はペガスス座の一部で4つの星を結びます。東の空には冬の星たちが昇ってきました。冬の星空は、1年の中でも1等星が最も多く、夜空を見上げるのも楽しくなりそうです。オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンを結ぶと大きな三角形、冬の大三角ができあがります。シリウスとプロキオン、さらに、ふたご座のポルックス、ぎょしゃ座のカペラ、おうし座のアルデバラン、オリオン座のリゲルを結ぶ大きな六角形は、冬のダイヤモンドと呼ばれています。季節の変化とともに星座たちもバトンタッチをしているようです。少しずつ移り変わる星たちを観察してみましょう。

月の満ち欠け

日にち 月の満ち欠け

4日(土曜日)

新月

11日(土曜日)

上弦の月

19日(日曜日)

満月

27日(月曜日)

下弦の月

星の一生

冬の星空で“星の一生”を巡ってみましょう。

オリオン座の「オリオン大星雲( M42 )」は、チリやガスなどが集まり新しい星が誕生している場所です。星の子どもたちの姿はおうし座の「すばる( M45 プレアデス星団)」に見ることができます。星は集団で誕生するため、幼い星たちはすばるのように星の集団( 星団) を作っています。やがて星たちは歳をとると大きく膨らみ巨大な星となります。オリオン座の「ベテルギウス」は間もなく最期を迎えようとしている赤色巨星です。星が最期を迎えるときには、超新星爆発を起こすものもあります。おうし座の「かに星雲( M1 )」はその姿です。爆発して宇宙に散らばった物質は、新しい星が生まれるための材料になります。消えてなくなるのではなく、新しい星へと繋がっていきます。夜空を見上げて星の一生を辿ってみませんか。

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