YouTubeで大人気!「柴犬らんまる」の飼い主さんに聞いてみた/『柴犬らんまるファンBOOK』特設ページ
大人気のYouTubeチャンネル「柴犬らんまる」。『田舎暮らしの本 1月号』(12月3日発売)の別冊付録『柴犬らんまるファンBOOK』に収録できなかった情報を一挙公開します!
YouTube「柴犬らんまる」チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCgjULi89KwwEFcYHvsDRyXw
【らんまる基本情報】
- プロフィールを教えてください。
[性別]オス
[名付け親]長女です。和風で2文字でも呼んでもかわいい名前ということで、らんまるになりました。
[出生地]当時はその経緯から全く気にしていなかったため、わからないままです。
[居住地]すみません。内緒です。
[体重]10.5㎏
[肉球サイズ]大きい方の前足でも縦5㎝、横4㎝ほどで小さいです。そのため、おなかに乗られると非常に痛いです。後ろ足は縦4cm、横3.5cmほどです。
- チャームポイントは、どこだと思いますか。
①顔に1本しかない黒いひげ(ほっぺのうえのよく分からないところからなぜか生えている。ときどき位置が変わる不思議なひげ)
②限界まできゅるきゅる巻きになっている尻尾(巻く力が強すぎて尻尾が体にめり込んでいる。ガムを挟むことでおでかけ用お弁当バッグになることもある)
③普通よりすこし小さい耳(嬉しくなると頭にピッタリひっつき、前からは見えなくなる)
④手(器用)
⑤頭(丸い)
【らんまるの性格】
- 柴犬はオオカミの血を濃く受け継いでいるそうです。らんまるにも、オオカミのような面があるのでしょうか。
ないです。
- どんな性格ですか。
お調子者(家族みんながいるとき)、内弁慶(他の犬と出会った時)、マイペース(普段)、さみしがりや(留守番時)、探検家(散歩時)
- 幼犬時代は、どんな性格でしたか。
小さいころから、今と同じような感じでした。ただ、幼少時代は今より動きがせわしなくスピーディだったと思います。お手は今より上手でした。
- らんまるが、飼い主さんに怒りをぶつけることはあるのでしょうか。
らんまるが上に乗ってゆっくりしているときにポフポフな場所を横取りしたりすると、むしゃくしゃして怒ります。(捨てゼリフを吐いてトコトコ別のポフポフに歩いていく)納得できない理不尽なことが嫌いなようです。
- どんなときに、いじけてしまいますか。
家族が部屋から出て行ったときに、追いかけるほどでもないけど少しだけ寂しいというときにいじけた素振りを見せます。家族と離れるのがいやというよりは、置いていかれるのがいやなようで、自分がお出掛けする側のときは留守番の家族を置いて、楽しそうにお出掛けします。
- いじけているらんまるを回復させる手段がありましたら教えてください。
[散歩]「さんぽ」と言うと目がきゅるきゅる大きくなり、希望の眼差しで言った家族の目を見つめてきます。ただし、裏切りは決して許されず、必ず散歩に行くことになります。(行かない場合は、違う部屋に行き文句を言い続ける。疲れるとふてくされて寝る)
[家族の帰宅]家族と再会すると、いつでも喜ぶ。
[袋をカサカサする]何かおいしいものかと思って、ワクワクしながら近づいてくる。大体何が入っていても、数回ふんふん匂いを嗅いでプイッとどこかへ行く。また、いじける。
[なでなで]上手になでなでをすると、そのまま心地よくなって寝る。
- らんまるを猫のような性格という声もコメントがあり、確かにそんな気もします。柴犬にしては珍しい性格ですか。
身近にらんまる以外の柴犬がいないため、柴犬はこういう感じなのだと思っていました(笑)。猫を家族に迎えたことがないため、猫の性格について詳しいことはわからないのですが、そういったコメントを見かけることが多いことから、らんまるはすこし猫に似ているのかもしれません。とはいえ、柴犬の性格を調べてみると「独立心が強く頑固な側面もあるが愛嬌がある」となっており、そう考えると、らんまるは柴犬らしいといえば柴犬らしいと気もします。うちの柴犬によく似ているというコメントも多くいただくため、柴犬自体が猫に似ているのかもしれません。
【らんまるが好きなもの】
- どんな特技がありますか。
砂肝プロレス、お父さんの枕の処刑、ぬくいところ探し(似た技にポフポフ探しがある)、突然の階段上り(降りられない)
- どんなものが好きですか。
・お父さんの枕(見つけると陶酔状態になり、体を擦り付けたり、連続パンチを繰り出して処刑する)
・お父さんのスリッパ(見つけると陶酔状態になり、本人の目の前まで持って行って、いろんな方向に引っ張って破壊する)
・お父さんの布団(見つけると陶酔状態になり、吸い寄せられるように近づくと、おもむろにほつれを発見しビリビリにして再起不能に追い込む)
- お父さんの枕で優勝しているとき、らんまるはどのような気持ちなのでしょうか。
閉じ込められているお父さんを助けているのだとしたら、使命感にあふれているのだと思います。終わったあとはいつも、息を切らしながら、全てを出し切ったような達成感に満ちた清々しい笑顔をしています。優勝しているときは、トランス状態になっていて何も考えておらず、なぜこうするのか本人にもわかっていない感じです。
- 「フワフワ」がお好きなようですが、一番好きなフワフワは何ですか。
2階の部屋にある青い高級フワフワ座布団が一番好きで、お昼寝などに愛用しています。その他には、最近導入された冬用ポフポフお布団もお気に入りのようです。(ふと見るといつのまにからんまる型のくぼみがついている)
- どんなおもちゃが好きですか。
・紐付きボール(引っ張るとずっと動き続けるため、楽しい)
・ビニール袋(カサカサすると音が出てわくわくする。おやつの袋の音に似ている)
・カマンベールチーズの入れ物(カラカラと音がして楽しい。少しチーズの匂いがして嬉しい)
・園芸用革手袋(家族の前でポトリと落とし、それを家族が手にはめると決闘の合図。噛んでも家族がけがをしないので、思う存分ガニガニ噛むことができる。らんまるが飽きるか疲れるまで延々と続く)
・ぬいぐるみのお友達(急所である目や鼻などの色が他と違い出っ張っているところが気になり、ガニガニ噛んで振り回す。家族に引っ張ってもらうことでさらに楽しくなる)
- 好きな生き物を教えてください。
・カナブン(電灯にコツコツ当たるのが気になる。地面にいるときは動きが遅いため、匂いをチェックする。調子づいて鼻でつつくが、急に飛ぶため、すこしこわい。幼少期からのライバル)
・セミ(声が大きいので近くにいると気になる。鳴くセミを持つ小学生を追跡する)
・消極的な生き物(自分から向かって来る生き物は苦手だが、引っ込み思案でおとなしい生き物にはぐいぐい向かっていく)
- 何かを壊したことはありますか。
多くのものを破壊しています。皆さんによく指摘をいただくのはソファです。これは幼少期のらんまるが爪でひっかいたり噛んだりしたもので、革製で引っ掛かりがよく、楽しかったのだと思います。今もときどき補修跡を集中的に攻撃し、音を聞いて駆けつけた家族に取り押さえられています。らんまるが子どものころの歯が抜け替わる時期に、木製の座椅子やらこたつの脚やらを暇さえあればガニガニガニガニ噛んでいました。孫の手などは端を噛みながら走り回るため、忍犬のようになり危険でした。(咥えている孫の手に当たると痛い)でも楽しくもありましたし、そのときはまあいいかと割り切っていました。
【らんまるが苦手なもの】
- 嫌いなものは、なんですか。
・ネズミロボ(5cmほどのネズミのラジコン。幼少期からのライバル。こわい)
・側溝の金網(足がはまってしまうため、すごく遠回りをして避ける。幅が狭ければジャンプをして飛び越えることもある)
・雨(散歩に行けないため、絶望し全ての感情を失う。晴れると元気になる)
・積極的な生き物(勢いに気圧され、逃げるかどん引きする。ときどき怒ることもある)
- 虫など小さな生き物におびえることはありませんか。
おびえることは基本的になく、興味があれば匂いを調査します。そのときに虫が突然羽をばたつかせたりすると素早く鼻を引っ込めます。小さいころに飛んでいる小さな蛾に噛み付いて、そのまま食べたことがあります。
- 嫌いなことは、何ですか。
・理不尽なお手。遠いところを見て、無視する。
・雨の中の散歩。雨の日が続くといやいや行くことになる。濡れるとむしゃくしゃするため、家に着くと何か文句を言いながらカーペットに濡れたからだを擦り付けて、シャチホコのようなポーズで移動する。
- 「犬は雪が好き」というのは童謡で歌われるほどの常識(?)ですが、らんまるは雪が苦手なのですか。
らんまるは雪が苦手というわけではありません。雪が積もった寒い日でも、散歩になると楽しそうにぐんぐん歩いて行きます。しかし、雪が激しくなってくると、雪が顔にあたるのが嫌すぎて目をしょぼしょぼさせながら首をひそめて歩かなくなります。この場合、車まで抱っこして運ばれます。また、雪が自分の背丈よりも深くなると歩けなくなるため、家族の顔をチラチラみながら帰宅の意を表明します。帰ることがわかると、それまで家族が踏みならしてきた道を猛スピードで逆走し帰宅します。
- らんまると、ライバルの食パンとのその後の関係を教えてください。
普段は特に食パンを意識しているような素振りはなく、眼中にもない様子ですが、家族が食パンを手に持っていると希望の眼差しで見つめてきます。ですが、そのまま食パンをなでなでしてしまうと鼻をシワシワにして怒ります。
- らんまるは泳げますか。泳がせようと試みたことはありますか。
そういえば一度もありません。本能として泳げるとは思いますが、お風呂も苦手ですし楽しめるかどうかは分かりません(笑)。海には興味があるようで、以前散歩で海に行ったときに、岩にぶつかる波の音が気になって、らんまるがそーっと及び腰で海面をのぞいていることがありました。別の散歩で砂浜に行ったときは、てくてく波打ち際の水の近くまで歩いていきましたが、波という発想がなかったのか急に寄せてきた波に心底驚いたようで、それ以来近づこうとしません。
【らんまるの食事】
- 好きな食べ物を教えてください。
干し砂肝・猪肉・ほねっこ・ひめたらなど、家族が食べているもの全て(希望の眼差しで見つめるがもらえない)
- お皿でなくて、缶を逆さにしてごはんを置いているのは、なぜですか。また何の缶ですか。
カンは「はりま焼き」という煎餅の缶だったような気がします。ごはんは何品目か一緒にあげるのですが、普通の容器の場合、違う種類のご飯同士が重なってしまいます。そうなると、らんまるにとっては好きな順番で食べづらいですし、人間側からすると、どのご飯が好きだったのか分かりづらいです。ご飯同士が重なっているとドライフードにウェットフードの湿気が移ってしまい、しなしなになることもあるのですが、らんまるは違和感があるのか、しなしなになったおやつをあまり好みません。そのため、違う種類のごはんをそれぞれ離して並べられるカンを使っています。また、カンには適度な高さがあるため、ごはんが食べやすく消化器官に関するトラブルも起こりにくいと思います。
- どんなごはんをあげていますか。また手づくりフードをあげることはありますか。
らんまるはこれまで色んな種類のごはんを食べてきました。その中でらんまるの厳しい選別を勝ち抜いたごはんたちが現在らんまるが食べているごはんです。手づくりのご飯はすぐ食べないと傷んでしまうため今のところあげていませんが、らんまるが今のご飯に飽きてしまう可能性もあるため、新しいご飯のレパートリーとして考えようと思います。
- いつもペットボトルの天然水を飲んでいるのですか。
実はあのペットボトルには天然水ではなく水道水が入っています。冷蔵庫に入れておくのに都合がいいので、同じペットボトルを使い回しています。1日に、お水の容器5、6杯くらいは飲んでいると思います。
- 犬といえばエサは一気食い&丸飲みが当たり前だと思い込んでおりましたが、らんまるは食べ方が上品ですね。
ご飯にあまり執着がないため、あげても急いで食べることはせず、自分の好きなタイミングで食べているようです。ご飯はらんまるが食べないときもその場に置きっぱなしにしてあるため、今食べないといけないという焦りや危機感がなく、ゆっくりもしゃもしゃ食べるのだと思います。干し砂肝(好物)など歯応えのある食べ物を食べるときは、よく噛んで食べていると思います。お皿からカーペットまでわざわざ持ってきて近くの家族に見せつけながら食べるため、くずを掃除する必要があります。
- 嫌いな食べものを教えてください。
嫌いな食べ物はないです。しかし、興味がないものは多いです。例えば野菜や果物にはちっとも興味がなく、渡しても2、3度フンフンしてプイッとどこかへ行ってしまいます。そのときにフンっと勢いよく鼻を鳴らして、粒子状の鼻水を噴射することもあります。
【らんまるの散歩】
- お気に入りの散歩スポットを教えてください。
海辺かつ草木が豊かで適度に道が舗装され、沢山の犬が散歩に来ている道が好きです。森の中などの険しい道は苦手です。3歳のころ、岩の陰に隠れていた大きな水溜り(水深5cm)にダイブしてしまい、ショックでその場から動けなくなったことがありました。
- らんまるの気が済む1回の散歩時間はどれくらいですか。
普段は大体1回につき45分から1時間ほど散歩をしますが、秋や春などの天候もよく涼しい日は2時間ほど散歩することもあります。始めはチャカチャカリズムよく歩いていますが、疲れてくると次第に、ぽて....ぽて....ぽて....とゆっくり歩くようになります。らんまるが立ち止まって振り返り、まだ帰らないのかと確認するようになると抱っこをされて車まで運ばれます。
- 雨の日は絶望し、濡れるのを嫌がって散歩を拒否していますが、カッパの着用を試みたことはあるのでしょうか。
らんまるは幼少期に一度唐草模様のジンベエを着て以来、衣服を着たことがありません。カッパも着たことがないのですが、今度試着してもらおうと思います。普段雨の日はできるだけ晴れ間を縫って散歩にいくようにしています。たとえ晴れ間がない日でも、一日中強雨の日は滅多にないため、小雨になったタイミングで散歩を済ませます。どうしても雨が止まない場合は、散歩の総距離が短くなりますが、濃い木陰のような屋根のある散歩道へ行ってショート散歩をします。
- やはりお友達は柴犬に限るのでしょうか?
実は犬のお友達はほとんどいません。散歩ですれ違うときも活発な犬はぐいぐい近づいてくるため、らんまるは少し怖がってしまいます。しかし相手が大人しい犬の場合、らんまるは興味津々です。
- 奇跡的に猫の背後を取ってしまい戸惑っていたらんまる。あれから猫のお友達はできたのでしょうか。
できていません。フリーランスの猫たちは警戒心が強く、人間に懐いていても、らんまるのことは警戒しています。おそらく今後もそのような関係がずっと続いていくと思います。そもそもらんまるもそれほど猫には興味がなく、近くを通ったらついでに猫の匂い調査してみようという程度で、わざわざ遠くから警戒する猫に近づこうとはしません。もし匂い調査を試みて怒られた場合は、知らん顔をしてプイッとどこかへ行きますが、逃げられた場合は、遠ざかる背中を見つめてしばらく立ち尽くします。
- らんまるの走る速度が一番早くなるのは、どんなときでしょうか。
散歩の最重要ミッション(内容は伏せる)の直前と直後です。ミッション直後は後ろ足で「柴犬ステップ」を披露してから、ものすごいスピードで次の草むらに向かいます(柴犬ステップは動画「芝生が足に引っ付いたので柴ステップを披露する柴犬」を参照)。その他には、いたずらをしているときに、後ろからお尻をポンっと叩くと高速で走っていくことがあります。
- お尻をずいぶん入念に拭くのですね。
おそらく初めての散歩のときから、家に入る前に全身をくまなく拭かれていたと思います。お父さんに拭かれている間、らんまるはなんの抵抗もしません。(お尻拭き中はどこか悲しそうな顔をしている)
【らんまるの家族】
- らんまるは、お母さんのことをどんなふうに思っているのでしょうか。
料理中にときどきお肉(レアアイテム)をくれる存在です。そのため、台所にいるとき、らんまるはお母さんを尊敬しています。
- 離れて暮らすおにいちゃん、おねえちゃんが帰ってくるのはいつですか。再会動画を見逃さないようにしたいので教えてください。
とても自由にふらっと帰ってくるため、予測は難しいですが、お盆休みやお正月には帰ってきます。らんまるにとっても嬉しいイベントです。
- 動画が面白いのはもちろん、知的で面白い概要とタイトルのファンです。どなたの担当ですか。その方が好きな作家(作品)は誰(何)ですか。
誰が担当ということはなく、そのとき家にいる家族で相談して決めています。しかし各々の特徴が少しだけあるため、考えた人ごとに分けることはできるかもしれません。文章は普通に書いているつもりですが、なかなか難しいです。家族全員、小説はあまり読みません。ですが現在、群れのメンバーの1人は、京極夏彦さんの『魍魎の匣』(もうりょうのはこ)を読んでいるそうです。
【らんまるのお手入れ】
- らんまるの換毛と抜け毛の量について教えてください。またその活用法があれば教えてください。
毛が抜け替わる時期は一年に何回かあるようです。換毛期と言うのですが、一気にというよりは、1、2カ月かけて徐々に生え変わっていきます。その間はなでなでをするたびに、わたあめづくりのようにモフモフが手に溜まります。(空気中に放出されるものもあり、気持ちよさそうにしているらんまるの周りを包み込むように漂っている)すぐに捨ててしまうため活用というには忍びないのですが、換毛期中のらんまるの毛をつまんで束のようにしてから一気に抜くと、らんまるは驚くようで、必ず何が起きたか確認しようとして抜けた毛を調査しに来てくれます。カーペットに落ちている毛を掃除して集めて大きな毛玉にしていると、どこからともなく現れたらんまるがいつのまにかゲットして、楽しそうにほぐしてバラバラにします。
- らんまるは散髪をすることはありますか。散髪する場合、誰がどんなタイミングでしていますか。
散髪はペットホテルでシャンプーした際に、一緒にやってもらいます。そのため、ペットホテルから帰ってくるとらんまるは、おしゃれなシティボーイになっています。肉球の間やお尻の周りまできれいになり、全体としては非常にまんまるくなります。
- ヒゲのお手入れはしていますか。お手入れを欠かせない部位はありますか。
ヒゲのお手入れはしていません(笑)。特定の部位を念入りにお手入れすることは、ありません。しかし、いつもことあるごとに全身をくまなくなでなでされています。しばらくなでなでを続けていると、毛がサラサラフワフワになってテカテカ光り始めるため、それが意図せずお手入れになっているかもしれません。らんまるは眠そうにしています。
- お風呂は好きですか。お風呂に入ってもらいたいときに、らんまるさんを説得するエサなどはありますか。
慣れていないだけかもしれませんが、多分苦手だと思います。小さいころにおうちでお風呂に入っていたことがあるのですが、途中で戸を開けて脱走し、家中がびちょびちょになりました。らんまるは食べ物に執着がなく、おやつで誘うことはほぼ不可能です。現在は家でお風呂に入ることはなく、ペットホテルでシャンプーをしてもらっています。
- 病院は好きですか。
病院はなんとなく苦手だと感じていると思いますが、ガタガタ震えたり鳴いたりすることはありません。診察台に乗ると感情が限界を突破して置き物のようになります。
【らんまると仲よくなるには】
- らんまるも柴犬なので、他人にはすごく警戒するのですか。
知らない人が積極的に近づいてくるときは警戒して唸ることがあります。しかし、興味はあるため、じっとしてもらい、匂いをじっくり調査させてもらうと、2回、3回と会ううちにとても仲よくなります。
- 飼い主さんの人差し指が近づいてくるときの、なんともいえない緊張感。らんまるは、あのときどんなことを考えているのでしょうか。
早くなでなでをしてほしいのだと思いますが、プスられる運命を受け入れて、何も考えずただ成り行きを見守っている気もします。
- 他人が、いきなり頭をなでなでしようとしたりすると、やはり大変な目に合いますでしょうか。
知らない人の場合はいきなりぐんぐん近づくと、らんまるは警戒して唸ったりします。なでなでも同様ですが、手が近づくためおそらくさらに怖がってしまい近づかせまいと怒ると思います。そのため、らんまるの匂い調査を経てから、手をらんまるより下に差し出し、らんまるが近づいてくるのを待ち、手の匂いチェックを充分に済ませたあとに、あごにらんまるのほうから自然に触れるのを待つのがいいと思います。ですが、やはり時間をおいて会う回数を重ねたほうがいいと思います。
【らんまるWORLDWIDE】
- 海外の方からのコメントも多いです。どこの国の方が多いですか。印象的なコメントがあれば教えてください。
What a cute bread!というコメントがありました。「なんてかわいいパン」という意味だそうです。He is the bread!!というコメントもありました。「彼は食パンです」という意味だそうです。日本の方のコメントもそうですが、海外の方のコメントもユーモアに富んだコメントが多く、読むのが楽しいです。
- 海外の方のコメントを読む際の頻出英単語、フレーズをいくつか教えてください。
bread(食パン)、a loaf of bread(1斤の食パン)、toast(トースト)などが多いです。最近はコメント欄に翻訳機能がついたため、海外の方のコメントも意味がわかるようになりうれしいです。英語タイトルはほとんどGoogle翻訳です。ときどき海外の方からこうしたほうがいいよと指摘いただくことがあり、助かっています。
- 仮想通貨の世界では柴犬が超人気です。らんまるにオファーは来ていませんか。
残念ながら、まだきていません(笑)。ときどき「dogeに似ている」というコメントがあり、dogeってなんだろうとずっと思っていたのですが、先日、有名な仮想通貨Dogecoin(ドージコイン)のことだと教えてもらいました。モデルの柴犬・かぼすちゃん、かわいいですね(笑)。
【らんまるのあれこれ】
- カメラを気にすることなく、マイペースなふるまいを見せてくれるらんまるですが、どのようなトレーニングを積んだのでしょうか。
子どものころに撮り始めたためか、最初からカメラに興味津々な様子でした。今も慣れているのかどうか本当のところは分かりませんが、小さいころから撮っているため、それほど気にしている様子はないように見えます。
- 立派な三角耳を持つらんまるさんですが、実はタレ耳の洋犬にコンプレックスを持っている、ということはありませんか。
らんまるは映っている像が自分だと意識して鏡を見たことがないため、自分が三角耳をしていることをきっとまだ知らないと思います。散歩で洋犬とすれ違っても、耳をじっと見ているようなことはなくスタスタ通り過ぎます。そのため、コンプレックスは抱いていないと思います(笑)。(もし自分が三角耳とわかったらどうなるかは分かりませんが、楽しみです)
- ファン思いのらんまるは、ベストな体形を維持するために、どのような努力をしているのでしょうか。
らんまる本人は動画に出ていることや、全国でたくさんの人が自分のことを知っているということを知らないと思います(笑)。そのため、普段特に努力をしている様子はなく、食べたいときに食べ、散歩に行きたいときに散歩に行く、寝たいときは寝て、遊びたいときは遊ぶという自由な生活をしています。そのこともあってか、表情や体の動き、声などの感情表現が豊かで、意思表示が上手です。
- らんまるがお父さんになる予定はありますか。
そういうふうに考えてはいますが、ブリーダーの方にとっても、遺伝病の問題など複雑なことが多いそうで、相手犬にとっては命の危険もあることですし、どうすればいいか熟考しています。
- らんまるは、本当は柴犬を超えた何か、ではないか、と思うことがあるのですが……。
私たちは柴犬ってこういう感じなんだなあと思いながら生活していたためわかりませんでしたが、皆さんに指摘をいただき、らんまるはすこし不思議なのかもと思いました。生まれて間もないころに親元を離れて人間社会で生活しているため、自分を人間だと思っているのかもしれません。
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