案2の色付きの方が正式採用デザインです。
画像には「Model26R Jaguar」と書いてありますが、正しくは「Model26R Ragdoll」でございます。写真撮ったあと改名したのです。
Model26R Ragdoll
ダボ仕様レール式連発スリングライフル
全長 1030mm
口径 9mm(9㎜ケルダボ)
装弾数 5発
ゴム 幅21mm 折径95mm 厚1mm 2対
引き延ばし 5.2倍
テーパー率 50%
プリテンション 0%
目標初速 80mps (25℃)
Ragdoll(ラグドール)はイエネコの品種であり、抱かれるとぬいぐるみのように大人しくなることからその名前が付いたそうです。白を基調とした長毛種のかわいい猫であります。
※Wikipediaより かわいい
狩猟用として冬に最適なパフォーマンスを発揮できそうなもっふもふの見た目をしているのが採用の決め手となりました。また、アクションゲームなどで、キャラクターが死亡判定されたときのモーションに適用される処理のことをラグドール物理演算と言います。転じて、「一撃で標的をぬいぐるみみたいにする」という意味が込められた名前であります。ブラックジョークですね。
今作の特徴は、上下にコ型フレームを採用し、フレーム縦幅32mmとかなりの細身にしたこと、上下M字レールの使用で弾受け紐の直径を4mmにでき、軽量な弾受けの使用で8mmケルダボ仕様のレオパルドと同じ初速が期待できることにあります。また、全長やマガジン・給弾機構などの構成はレオパルドと全く同じであるため、一体型のラミネートストックとディプレッサーを採用してレオパルドと差別化を図ってます。
とまあ、これが今作のラグドールの全てです。正直強化レオパルドだと思ってもらって構いません。
10月28日から制作開始しており、現在ここまで出来てます。
・機関部
バラバラになったModel21R Appleheadからぶん捕ってきました。
Appleheadのトリガーでは長すぎるので削りなおしてます。
ディプレッサー付きを部屋の隅に転がしとくのはもったいなさすぎるのでね。
あとはすり合わせを磨いて全体にバフ掛けすれば完成です。
・ヨーク周辺
フレーム幅が狭すぎるので下のヨークがフレーム外に追いやられてます。
そのままだと強度が不安なので下フレームにM5のねじ切って補強してます。あとはレオパルドと一緒。ヨークのボルト端が未処理ですが、処理して塗装すれば完成です。
・レシーバー
上下幅が少し違いますが、ここもレオパルドとほぼ同じ。現在制作中で、
弾が入るコ型に削った16mm角パイプと下フレームだけくっ付いてます。
これまでのようにフレームが機関部を包みこみ、ピンで固定するという構造ができないため、強度はちょっと不安です。レシーバーとフレームは溶接しちゃったほうがいいかな? 考え中です。
今回はここまで。
次回はマガジンとストックの制作ですね。
おまけ
私のスリングライフルの命名には一応法則性がありまして、
・狩猟用ダボ仕様連発レール式ライフル→ネコ科関係の名前
・狩猟用ダボ仕様単発レール式式ライフル→猛禽類関係の名前
・プリンキング用ダボ仕様レール式ライフル→天文学系の名前
・狩猟用オープン式ライフル→狩猟鳥獣関係の名前
となっております。これ以外の、狩猟用球形弾仕様ライフル(ムスタング)などは未分類です。
で、同じ系統のライフルであるベンガルとレオパルドですが、ベンガルが10mmでレオパルドが8mmです。ベンガルの由来となったのはベンガルトラではなくイエネコの品種です。
こういう感じで、同系統のライフルは強力なものほど弱く可愛らしい感じの名前を付けていこうと思ってます。なので「ジャガー」だと法則から外れちゃうんですよね。