フォアエンドの仕上げにはとの粉(赤)と亜麻仁油を使用。いままで数々の赤茶けた色のストックを作ってきましたがかなり自然に仕上がりました。
しかしまだ亜麻仁油の塗り重ねと磨き込みが足りません。亜麻仁油一回塗って1000番で磨いただけではまだまだヒヨッ子です。
が、形にはなったので一旦完成ということで。本腰入れて亜麻仁油仕上げすると一月ほど掛かるので、本体完成後時間見つけてちょこちょこやっていきます。
それにしても、との粉(赤)擦り込むだけでこんなに色が変わるんだからすごいですよね。当然亜麻仁油だけでは濡れた木みたいな色にしかなりません。
トリガーガードは溶接多用して一体成型。ガードとマグキャッチの基部は19mm角パイプ。ガードは19mmフラットバーを曲げ加工し、キャッチは16mm角パイプ製。見た目のわりに作成の労力がえぐいのです。
フラットバーをフリーハンドで理想の形に曲げるのがまず大変で、炙ってちょっと曲げてはフレームにあてがい確認という作業を延々繰り返します(2時間)
で、最後に溶接一発勝負ですから、気力の減りが半端ないです。失敗して穴開けると地獄ですからね。
くっ付いても素人の溶接なので当然のようにボッコボコです。肉やせしたとこやボコボコのとこはメタルロックで埋めて成型してます。
塗装はどうせ隠れるところなので速度重視でバーナー乾燥です。ボコボコします。
……まあ、なんとかなりました。
ストックとフォアエンドが分離しているモデルでは初の完全固定型トリガーガードです。ガードとフレームの間にスキマがなく、レバー押すと開いたりもしません。
マガジンキャッチは一番簡単に作れ、かつアンビ対応のAK系仕様になってます。マガジン自体は引っかけじゃなく差し込み方式なんですけどもね。
どっちかというとMP5みたいな感じかな?
あとはストックの整形と仕上げのみ……
確実に6月中に完成報告できるでしょう。
可変マウントの異物感がパないのはたぶんModel25RA1とかで改修されるでしょう。木部の仕上げもそうですが、とりあえず完成させないと無限に時間掛かりますからね。