挿絵表示切替ボタン

配色








行間

文字サイズ

ブックマーク機能を使うには ログインが必要です。
しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
2/17

こんにちは、ヘリウムです。

この小説は、友達がラノベ書いてたので便乗して書いたものです。

…それだけです。

エピソード2、お楽しみください。

1章 異世界に来た
エピソード1 - 転生

浮いている。


いや、落ちている。


と言っても、ふんわりと、空気に支えられているかのように。


そして、ふんわりとした地面に触れる。


静かで、でも音はする。


子鳥のさえずりが聞こえる。木の葉が風で揺れている音もする。



…ここは、どこだ?



目を開けると、空が見えた。


水色の、すがすがしい空。真っ白な雲。


起き上がれば、木が見えた。


ほんの少し、葉が揺れていた。


そして、地面には、芝生が生えていた。


ふんわりと体を包み込んでいた、芝生だ。





「はぁ!?」



思わず声を出してしまった。


さっきまで、温かい雰囲気だったが、そんなこと思ってる場合じゃない。


今、見た事も無い場所にいるのだ。


「…異世界転生…?」


思わず出した言葉が、今の状況にすっぽりはまってしまった。


「…まさか…白井と話してた…異世界転生…?」


フィクションでしかなかったものが、現実に、今、起きてしまっている。


「……俺、死んだんだよな…?」


崖から落ちた時の記憶を思い出す。


その時の恐怖、焦りが、今も伝わってくる。


見た感じでは、体はは前のまま高校二年生だ。服は私服。しかし何も持っていない。


「…俺、これからどうすればいいんだ…?」


自分も、ライトノベルで異世界転生の小説は読んだことがある。だけど、いざこんな風になっても、何をしていいかわからない。


「…」


途方に暮れて呆然と立つ俺に、何かが近づいてきた。


…スライムだ。


本当に、ドラ●ンクエストに出てきそうな、スライムだ。


このスライムを見て、確信した。


ここは異世界だ。


俺は異世界転生して、少なくともスライムがいる異世界に来てしまったのだ。


これは認めざるを得ないことだった。


とりあえず、このスライムと戦おうかと考えた。しかし、まだ恐らくレベルは低いし、このスライムのステータスもわからない。


しかし、そんなことを考えている間に、スライムがこっちへ突撃してきた。


「うわっ!?」


脳内にBGMが流れる。戦闘が始まってしまったようだ。


どうしていいか分からないが、とりあえず戦闘らしいので、思いっきりスライムを殴ってみた。



46!



数字が見えた。恐らくスライムへのダメージだろう。


スライムのHPはゲージだが、HPはほとんどなかった。恐らくスライムの元HPは50ほどだろう。


「なんだ、楽勝じゃ──」



一瞬、何が起こったか分からなかった。


気づけば俺は、最初に異世界に来た時の芝生の上にいた。



「…俺、スライムに倒された…?」



この出来事が、この異世界の原理の発端だとは、俺はまだ気づいていなかったのである。

はい。ヘリウムです。

エピソードは1000文字ぐらいが1エピソードどなっています。

理由は…まぁ適当です。

…それだけです。

ありがとうございました。

ブックマーク機能を使うには ログインが必要です。
ポイントを入れて作者を応援しましょう!
評価をするにはログインしてください。
感想を書く
感想フォームを閉じる
― 感想を書く ―

1項目の入力から送信できます。
感想を書く際の禁止事項をご確認ください。

※誤字脱字の報告は誤字報告機能をご利用ください。
誤字報告機能は、本文、または後書き下にございます。
詳しくはマニュアルをご確認ください。

⇒感想一覧を見る

名前:



▼良い点

▼気になる点

▼一言
Twitter・LINEで送る

LINEで送る

+注意+

・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はパソコン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
▲ページの上部へ