大層なタイトルですが、大層なことを語る気はありません
ただ、「これは使えるんじゃないの?」というアイデアを思いついたので発表します
私がこのスリングショットガン(ショットガン型スリングショット)のラフ画を発表したのは2年前になるでしょうか
ショットガンということで口径18〜20mmのポリ製パイプを弾受けに通して、それに弾を詰め込むものを作ろうとしていました。
これを既存のレール式で作ろうとすると縦幅の広い、間の抜けた情けないデザインになってしまいます。
それを何とかするためにパイプに溝を掘ったレールのアイデアを使わせてもらおうと思ったのですが……
直線の溝を真っ直ぐにパイプに掘り込むには大変な根気と技術力、もしくはレーザーカッターが必要でした。
当時は若く、技術力も知恵も資金も不足しておりました。
そのためにこのデザインの要である溝を掘った鉄パイプというのが作れなかったのです。
今も技術力と資金は不足しておりますが、知恵はつきました。
溝付きパイプの代わりに、合板でのストック製作から学んだ「溝が掘れないなら積層で溝を作ればいいじゃない」という考え方とセメダインのメタルロックを使って、L字アングル2本と大きめの角パイプの切れ端を使って溝つき角パイプを作り、それをレールにします。
L字アングルで上下のレールを作るため上フレームはいらなくなります。下フレームはヨークや鐙をつけるために必要ですが、上フレームがない分、従来のフレームに比べかなり縦幅を抑えたデザインにすることができます。もしくはフレームを大き目の角パイプに替えても従来のフレーム式と同じ縦幅にできます。そしてどちらにしろ上フレームがないだけ照準線を低くできます。
つまりこういうことです
25mmの角パイプの厚みが1.5mmなら口径16mmくらい、かなり大口径です。
問題は25mmの角パイプって売ってるんかいな?ってところと、厚みがどうかです。まあ、そんなに厚くなければ大丈夫でしょう。
大口径でも縦幅を抑えたいというときに大いに役に立つレールの作り方でありましょうが、下フレームだけで20gとか30gの重量弾を加速できるかは微妙です。
ですが、合計10g程度のまとまった鉛玉を発射するスリングショットガンにはとっても向いてます。
というわけで、夏(8月)に自動給弾式のベンガルと並行して20作目、Model20(愛称未定)を作りますよ!
現在のModel20のデザイン画
フレームは19mm角パイプではなく、太いコ型のアングルを使います。フレームが太いので先台は作りません。
機関部はちょっと前に言ったセットトリガーにします。
こうして見るとデザインも2年前に比べて洗練されたものになっている気がします。
センスの向上というよりも、技術力のアップによって実現可能なデザインが増えてきた、という感じであります。
息子さんこんにちは
早速ですが僕もメタルロックをアルミのアルマイト塗幕の上から圧着していたのですが
ジグソーで周りを揃える作業最中にメタルロック部分がバラバラにはがれる事案が発生しました
原因は短い圧着までの時間内、に間に合わなかったのかはたまたアルマイトの上からが駄目だったのか?不明です…
しかしコニシのエポキシの実用的に固まる迄9時間かかるタイプ等の接着時間が長いエポキシの方が接着性能が高いって話を聞いたので 試してみました、はみ出て固まった部分の樹脂はメタルロックより固くてよりシッカリしてますね これが対衝撃に強いって訳では無いでしょうが
御参考までに
メタルロックはかなり熱に弱いみたいで、ジグソー使ってる時に剥がれたってのなら加工時の熱が原因ではないかなぁと思います。
私のはメタルロック使ったパーツを削るときはちょっと削っては水につけ、を繰り返してます。
訂正
私のは→私が
飲酒しながら文章書いちゃいかんね