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カミソリに極意があったとは!そり残しゼロ&お肌ツルツル祭り
美容

カミソリに極意があったとは!そり残しゼロ&お肌ツルツル祭り

2021年12月1日(水)午後7時30分
2021年12月8日(水)午後3時10分

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NHKオンデマンドでご覧いただけます 番組内容を印刷する

ほぼ毎日のようにお世話になっている「カミソリ」にまさかの“極意”があったことが判明!自己流で使っていたばかりに、そり残しや終わったあとのヒリヒリ感、果ては肌荒れを招いていたのかも!?鍵を握るのは50年前にカミソリ業界に起きた“とある大革命”。それをわかった上で使えば、そり残しとも肌荒れともさようなら!さらに、使っているうちに切れ味が落ちて、カミソリが引っかかり、つい肌まで傷めてしまう…というお悩みも解消!ガッテンが4か月間にわたる実験を敢行…切れ味を長~く保つ秘けつも見つけちゃいました!これで毎日のお手入れも安心!

 

今回のお役立ち情報
01

50年前カミソリに起こった大革命 きちんと知ればトラブル知らず!?

誰に習うでもなく、なんとなく使い続けているカミソリ。“むだ毛”のお手入れは、実は旧石器時代から行われていたともいわれる付き合いの長い習慣ですが、カミソリを使うとどうしても起こりがちなのが、「ヒリヒリ」・「血が出る」などのトラブルです。でも、ご安心を!カミソリの“使い方の極意”を知れば、簡単に防ぐことが出来るんです。

その秘けつとなるのが、カミソリの構造。実は50年ほど前にカミソリには“ある大革命”が起こっていたのです。
革命以前のカミソリと比べてみると、刃の反対側の部分が分厚く作られるようになっています。もちろん、この形になったのはちゃんと意味があってのこと。

カミソリメーカーでは「ヘッド」と呼ばれるこの部分。きちんと使いこなせれば、風船だって割らずにそり上げられちゃうほど。カミソリのトラブルとはおさらば!できちゃうんです。

02

カミソリの極意「そろうとしない」~ヘッドの部分を肌に沿わせて滑らせるだけ!

カミソリを使うとき、ついやってしまいがちなのは「そろう」という気持ちが強いあまりに、カミソリの刃を肌にあててしまうそり方。でも、こうすると肌表面の「角質層」を削り取ってしまっていかねないんです。そこで、重要なのがヘッド部分の刃の反対側にある膨らみです。実はこれ、ヘッド部分をベタッと肌に沿わせて滑らせるようにすれば、刃が毛だけにあたるように設計してあるんです。つまり、刃が不必要に肌に当たるのを避けられるので、ダメージを防げるというわけ。カミソリは「そろう」とするのではなく、力を入れずに「肌に沿わせてすべらせる」だけで、お肌ツルツル。トラブルも回避できちゃうんです。

 

【正しい使い方】ヘッド部分全体を肌に沿わせて滑らせるだけ!

★ I字カミソリの場合
そろうとするあまり、ヘッドを斜めにして刃を肌に当てようとするのはNG!カミソリのヘッドの側面をペタッと肌に沿わせて力を入れずに滑らせるだけ!

★ T字カミソリの場合

同じくヘッドを斜めにして無理に刃を立てようとするのはNG!ヘッド全体が肌に水平に当たるようにして、力を入れずに滑らせるだけでOK!

03

カミソリ長持ちのおすすめワザ!「秒速3cm」で“刃こぼれ知らず”

カミソリを使っているときに切れ味が落ちて、引っかかる感じがしたり、引っ張られて痛みを感じることはありませんか?実はその原因と思われる現象が2020年に発見されました。見つけたのはマサチューセッツ工科大学のタサン准教授と、ロシオーリ博士。2人は2年間にわたって1万本の毛をそる実験を繰り返しました。

その結果、カミソリはたった一度のひげそりでも刃こぼれを起こし、切れ味が下がってしまいかねないことが分かったんです。
この研究成果を参考にして、刃こぼれを解消する方法を、番組が独自実験で編みだしました。それは、カミソリを1秒間に3cmを目安にして、ゆっくり動かすこと。ディレクターが4カ月間毎日ひげをそって試したところ、普段通りの速さでは1度の使用で刃こぼれが発生してしまいましたが、ゆっくり動かした場合では刃こぼれが起こったのは23回目。切れ味が長持ちしたんです。

カミソリは「そろうとしない」・「秒速3㎝」で使えば、トラブル知らずでお肌ツルツルに!超幸せになれちゃうんです!

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