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感染症パンデミック他
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徒然日記 No2   
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一Global Pandemic Crisis
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旧ページ ”鳥及び新型インフルエンザ海外直近情報集”

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コロナを追う


Avian Flu Diary
新型コロナウイルス 治療薬・ワクチンの開発動向まとめ【COVID-19】
(7月2日UPDATE)
AnswersNews
国内感染情報 JX通信
世界感染情報 JHU
SARS-CoV-2変異株分類名
ワクチン接種率 (首相官邸)
Our World In Data(世界の科学誌、メディアが信頼している情報サイト)
WHO Situation
東京都健康安全研究センター
0
世界のワクチン接種状況
出典: Our World in Data、ONS、イギリス政府サイト
WHO、オミクロン情報

デルタを撃退した日本のワクチン戦略  JHUグラフを改変

週1千万人接種(1日150万接種)、4週後1千万人が2回接種完了、その2週後には免疫獲得されるからワクチン接種6週後から 免疫獲得者週1千万人発生することになる。毎週1千万人に接種を続けると、8週後には8千万人がワクチン2回接種で免疫が獲得されると予想できる。

12月後期号
12月前期号
10月以降、欧米では大きな感染波が起きている
デルタ株+(オミクロン株:これは全体の中ではまだ少ない)
日本は8月中旬以降、一気に感染者数は下がり、10月以降は感染者グラフは平坦化して、それは継続している。詳細は本文



12月21日(火曜日)

ニュース

 米国で初のオミクロン死者
米 オミクロン株感染で初の死亡例確認 テレ朝

 アメリカで初めてオミクロン株感染による死者が確認されました。

 南部テキサス州の保健当局は20日、中年男性がオミクロン株に感染し、死亡したと発表しました。

 現地メディアはアメリカで初の死亡例だと伝えています。

 男性には基礎疾患があり、ワクチンは未接種だったということです。

 CDC(疾病対策センター)は、12日からの1週間で確認された新規感染者のうち73.2%がオミクロン株と推定されると発表しました。

 前の週の約6倍の割合です。

 アメリカでは先週だけで約65万人のオミクロン株感染が確認されています。


 クルーズ船で、集団発生、大半がワクチン接種済み
米クルーズ船で48人がコロナ陽性、大半がワクチン接種済み ロイター

 米クルーズ運航大手ロイヤル・カリビアン・グループは20日、クルーズ船「シンフォニー・オブ・ザ・シーズ」に乗船していた48人から新型コロナウイルスの陽性反応が出たと発表した。
 このクルーズ船には乗員乗客6091人が乗船し、11日に出港した後、18日にフロリダ州マイアミに帰港した。

乗船していた人の95%、および陽性反応が出た人の98%がワクチン接種を完了していた。

オミクロン変異株の感染拡大がクルーズ船業界の回復を頓挫させる可能性があるという懸念が強まる可能性がある。


 米国、デルタからオミクロン株に変わり、歴史的感染者数を記録と推定
新型コロナ、米で記録的感染も 1日100万人の予想 政府高官 時事通信

 米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は19日、CNNテレビのインタビューで、米国の新型コロナウイルスの新規感染者が今後数週間で記録的な数に上るとの見通しを示した。

 新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大のスピードが「桁外れだ」とも指摘し、現在主流のデルタ株に取って代わるのはほぼ間違いないと語った。
ファウチ氏は「不幸にも米国は記録的な新規感染者数を目撃することになるだろう」と予想。「ワクチン接種率が低い一部地域では医療が逼迫(ひっぱく)する」と懸念を示すとともに、「冬が深まるにつれ、厳しい数週間、数カ月になる」と警告した。

 国立衛生研究所(NIH)のコリンズ所長もCBSニュースのインタビューで、今後数週間で新規感染が急増し、1日当たり100万人に達する恐れがあると指摘。「問題なのは、その100万人が入院治療を必要とするほど重症化するかどうかだ。今はただ息を殺し、どこまで深刻な状況になるかを注視している」と述べた。


米コロナ感染拡大、クリスマス控えNYなど検査所に長蛇の列 ロイター

  米北東部を中心に新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染が拡大する中、米国内の感染者数が増加している。ロイターの集計によると、感染者は過去1週間で9%増、月初からは57%急増した。入院者数も今月に入り26%増加している。

ニューヨークでは、19日までの週に新規感染者が60%急増した。しかし、ニューヨーク市の保健当局者は、コロナ感染者が「大幅に増加」したものの、入院者数は跳ね上がっていないと指摘。ワクチン接種や追加接種(ブースター接種)が重症化予防で奏功している可能性があるという見方を示した。
 
 家族が集まるクリスマスを目前に控え、ニューヨークのほか首都ワシントンなどでは週末からコロナ検査所前に長蛇の列ができている。

ニューヨーク市では、新型コロナ検査件数が1日平均13万件に達し、デブラシオ市長は20日、検査件数が3週間前から倍増超になっており、検査の需要が供給を引き続き上回っているという認識を示した。

こうした中、メリーランド州のホーガン知事は20日、コロナ検査で陽性反応が出たと発表。19日には米上院のブッカー、ウォーレン両議員の感染も明らかになっている。3人は全員、ワクチン接種および追加接種を済ませていた。

また、ワシントンのバウザー市長は20日、屋内でのマスク着用義務を再導入すると発表した。21日から施行され、1月31日朝まで続けられる。

さらに、ワシントンDCの行政に携わる全ての職員や業者らに、ワクチン接種および追加接種を義務付ける方針を示した。ただ、期限は設定されていない。


 空港検疫で14人のオミクロン株感染者、2人で症状
3空港の検疫で新たに14人 オミクロン株に感染 症状ありは2人 朝日デジタル

 厚生労働省は20日、海外から国内の空港に到着した乗客への検疫で、新型コロナウイルスのオミクロン株の感染者が新たに14人確認されたと発表した。いずれも医療機関などに隔離しているという。

 14人は10歳未満から60代で、滞在国は米国が9人、英国が3人、コンゴ民主共和国が1人、南スーダンが1人。12~16日に成田、羽田、関空の3空港に到着した。2人は発熱やせきの症状があるという。

  報道のいい加減さ、日本社会の情報脆弱性

 約一ヶ月前、NHKニュースで、第六波?という言葉を当たり前のように使い始め、専門家3人へのインタビューでも1月末には第六波が発生すると警告しているとキャスターは語った。民放はもっとひどい内容だったはずだ、煽りである。

 今日本社会は新型コロナがどのように今後推移するか混乱に近い状況だ。

  ・ワクチンは予防効果が無い? それではなぜブースターワクチン接種を国は急ぎ始めた?10月頃までは前回接種から8ヶ月の間隔を置くことを、厳しく決めていたのに、欧米でオミクロン対策で慌てて間隔を短縮し始めると、日本でも慌てて方針を変えた。ブースターワクチン接種は急ぐ必要あるのか?
  ・オミクロン株は本当に大流行する?
  ・医療機関は混乱する?

 国とその方針を伝えるNHKは、もっと明確に事実と方針を伝えなくでも良いのだろうか
欧米ではなぜオミクロン株が流行し始めている?
 アジアでは新型コロナは減少期に入っている感があるが(昨日提示)

 欧米主要国における感染者数推移をまとめて掲載  出典はJHU

 
現在感染者減少に向かっている国は:赤色の感染者数推移グラフで右端が階段状に下降している。しかし欧州ではオランダ、ドイツ、ベルギーでその傾向が見られているが、未だ明確ではない。米国と英国では感染者数は増え続けている。
 明らかに多くの国でワクチン接種時期、期間、量が、適切でない。
 昨日提示したアジア諸国に比べると、投与方法が不適切であると同時に、ワクチンの反応性がアジアよりも低い傾向にあるようだ。
   



12月20日(月曜日)

 
国内主要地域感染者数推移(19日)


 ニュース

米国、ロックダウンが必要にはならない、ファウチ氏


ファウチ氏、米国で感染急増でもロックダウン必要になる可能性低い Bloomberg

  バイデン米大統領の首席医療顧問を務める米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のファウチ所長は、新型コロナウイルスの感染者が再び急増する中でもロックダウン(都市封鎖)が必要になる可能性は低いとの見解を示した。

ファウチ氏は19日のABCの番組「ジス・ウィーク」で、「過去に見られたようなロックダウンはないと見込むが、わが国の医療システムが逼迫(ひっぱく)する可能性は十分あるだろう」と語った。

オミクロン株については、「異例に強い感染力を持っている」と指摘した。同変異株は欧州で急速に広がっており、オランダは18日、ロックダウン再導入を発表。英国は制限措置強化を検討している。

米国でもオミクロン株感染者が多くの州で確認され、ニューヨーク州などで新規感染者数が過去最多を更新している。

ファウチ氏はCNNの番組「ステート・オブ・ザ・ユニオン」とのインタビューで、約5000万人が新型コロナワクチン接種が可能なのに受けていないとし、初回・追加接種を呼び掛けた。


 米国、すでに季節性インフル流行が始まる。

米国、CDCインフルエンザ週報

 第49週 ~12月11日
 昨年は流行しなかったが、今シーズンは流行が早くなっている。
 9年間で2番目に早い。(流行下限値を越えた)
 分離ウイルス H3N2 100%





  季節性インフルH3N2型、新型コロナ デルタ株 オミクロン株 の同時流行が始まる。

 初期症状は、発熱、鼻水、咳、全身倦怠感他。鑑別は難しい。

  東南アジアの国々では新型コロナ感染者数は減少に向かっている
    新型コロナはオミクロンを最後に終息するという予測は?

東南アジアの代表国の感染者数推移を比較する。データはJHU
 
 最下段に韓国と英国の例を掲載した。韓国はワクチンを使用しながら対策を強化しているが、感染者数は急増している。アジアで唯一と言える、感染拡大国となっている。
 英国の例は、欧州での感染拡大している代表的国として掲載した。欧米の他の国も英国類似のパターンを示している。現在感染の中心となっているのはオミクロン株であり、病原性はそれほど強くないことから、今後欧州全体にオミクロン株が広がっても、かってのデルタやアルファ株などよりも重症者や死者は少ないと考えられ、公衆衛生学的に落ち着いてくると考えられる。


   

   

   

   




12月19日(日曜日)

管理人 コラム


ワクチン大量投与で感染拡大を抑え続けている中国の知力

中国 累計感染者数 112,682人、累計死者数 4849人、累計投与ワクチン 2,650,561,000本
(日本 累計感染者数 1,728,701人 累計死者数 18,375人、累計投与ワクチン 198,497,730本)

 中国の人口は日本の12倍前後か。
 死者数が非常に少ないことが注目される。

 中国は添付図に見るとおり、初期の武漢での新型コロナ大流行後、昨年の3月以後、小さな発生は時折起きているが、全て短期間で終息させている。
 そしてすごいことに、危険な流行に発展しそうなウイルス株(どうやって判断しているか分からないが)が流行を起こし始めたら、大量のワクチン接種を地域の1億人前後の人々に投与し、流行を鎮めている。
 これまで人口の1.8倍近くにワクチンは投与されている。
 ワクチン投与は、一気に多数の人々に投与していることが日本に似ている。

 明らかに米国や英国よりも、国内での、このパンデミックを抑えきっている。
 昨年1月末、新型コロナが流行を始めた一ヶ月後、武漢に視察に訪れた習近平主席が、実態が報告書と違うことに激怒し、”きちんと報告しろ”と責任者を怒鳴りつけたと、中国系の報道が伝えていたが、翌日から感染者と死者の公式発表の数が急に増えたことが、当時印象的だった。

 以前に流行した鳥インフルエンザの際も、地方からの北京への報告に正確さがないことから、地方の幹部達が多く左遷されたことが、中国報道に出ていたことがあった。

 中国の指導者も大変だだと思う。でも良くやっている。
 日本では、中国の発表するデータは信用できないと語る人が多いが、科学の世界ではこの二十年前後で世界のトップに立っている。
 子供達への英語教育も盛んで、英会話力は相当なものだ。多くは米国の大学に留学している。富裕層、党幹部の子弟が中心だろうが、20年先には一般家庭の子供達も当たり前のように欧米の学校へ留学するようになっているはずだ。
 思想体系が異なっていても、良いことは認めるべきで、学ぶことも必要だ




 ニュース


 オミクロン株は重症者を出すのか、それとも多くはインフル程度か?WHO、2009年の新型インフルのときと同じく、世界を混乱に陥れるのか?(H1N1pdm、豚インフル発生の際、それは本当にパンデミック宣言するほどの重大なインフルなのか、多くの疑問が専門家や大手メディアから呈された。背後には世界的製薬企業が動いていたのか?)

 下記報道のタイトルはやや相反しているものも多い。

オミクロンで医療逼迫の恐れ 英・南アで入院増 WHO  時事通信

 【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)は18日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」について最新の分析結果を公表した。

 それによると、英国と南アフリカでは入院患者が増加し続けており「多くの医療がすぐに逼迫(ひっぱく)する可能性がある」と指摘した。

 WHOによると、オミクロン株は89カ国で確認された。デルタ株よりも感染拡大のスピードが速いことを示す「一貫した証拠」があり、流行地では1.5~3日で感染者が倍増している。 

英、感染者2日連続9万人 ロンドンが緊急事態宣言 時事通信

 【ロンドン時事】新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染が拡大する英国で18日、1日当たりの新規感染者が約9万人に上った。

 過去最多となった前日の約9万3000人に続き、2日連続で9万人台を記録した。ロンドンのカーン市長はオミクロン株の急激な拡大と入院患者の増加を受け、「緊急事態」を宣言した。

 英国の新規感染は15日から17日まで3日連続で過去最多を更新。18日も高止まりしている。オミクロン株への感染に関しては、17日時点で約2万5000人となり、24時間で1万人超増えた。同株によるとみられる死者は7人。 

オミクロン株感染の大半は軽度の症状あるいは無症状、南ア病院 CNN.co.jp

 南アフリカの大型民間病院は18日までに、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染について、多くが軽度や中程度の症状、あるいは無症状を示していると報告した。
 49病院を展開する「ネットケア」のリチャード・フリードランド最高経営責任者(CEO)がCNNの取材に述べた。今月14日までの過去30日間内に知り得たデータに基づくとした。
 同国の医療保険の大企業「ディスカバリー・ヘルス」が把握したデータにも触れ、オミクロン株に対するワクチンの有効性はより弱いと指摘。この傾向は自らの病院ネットワークで得られた知見に合致するともした。
 同CEOは49病院、1万の病床や全国の60以上の初期治療センターを通じて入手したデータに依拠しながら、併存症を抱えるより高齢な患者が入院する事例はあるものの少人数に限られると述べた。

その上でオミクロン株が入院や死亡に至る深刻な症状をもたらすとの科学的な根拠はまだ見いだしていないとした。新型コロナが大流行した初期の段階と比べ、酸素を必要とする患者は非常に少ないとも説明。南ア内での新規感染の大半は現在、オミクロン株によるものともした。


 ドイツ、反ワクチン派の暴力的抵抗が拡大
反ワクチン、過激化深刻に 政治家の殺害計画 独  時事通信

 【ベルリン時事】ドイツで、新型コロナウイルスワクチン反対派の一部が、組織的に政治家の殺害を計画するなど過激化している。

 ショルツ首相は過激派に強い対応を取る方針を示したが、接種の広範な義務化が検討されるなど未接種者が追い詰められる中、暴力的事態のエスカレートが懸念されている。

 警察当局は15日、東部ザクセン州ドレスデンで住宅などの捜索を行い、銃器や銃器の部品を押収した。警察によると、ワクチン接種反対派の6人の男女が、ロシア発の通信アプリ「テレグラム」でグループをつくり、同州のコロナ対策を主導するクレチュマー州首相を殺害する計画を立てていた疑いがあり、捜索はこれに関連したものという。
 ドイツのワクチン接種完了率は全人口の約7割で停滞している。製薬業界団体が実施した世論調査によると、18歳以上の未接種者のうち4割が、何があっても接種しないと回答した。現在では医療従事者らのみ接種が義務付けられているが、より広範な義務化が導入される可能性が高まっている。

 ショルツ首相は15日に就任後初めて行った施政方針演説で、「ごく少数の過激派による意見の押し付けは許さない」と、暴力的な抵抗には強い姿勢で臨む考えを示した。 


 カナダ、オミクロン対策入国禁止を解除
入国禁止を解除 アフリカ10カ国から カナダ 時事通信

 【オタワAFP時事】カナダ政府は17日、アフリカ10カ国からの外国人旅行者入国禁止措置を18日深夜(日本時間19日午後)をもって解除すると発表した。

 代わりに新型コロナウイルス検査の陰性証明を求める。

 入国禁止は南アフリカ、モザンビーク、ボツワナ、ジンバブエ、レソト、エスワティニ(旧スワジランド)、ナミビア、ナイジェリア、マラウイ、エジプトが対象だった。記者会見したデュクロ保健相は、変異株「オミクロン株」流入を「遅らせ時間を稼ぐため」の入国禁止だったが、今や国内で広がっており「もはや必要ない」と指摘した。 

 オランダ、オミクロン拡大抑制のためにロックダウン強化
The Netherlands: Strict Lockdown Beginning Tomorrow Due To Omicron 
 オランダで明日からオミクロン対策のためにロックダウンを強化に  Avian Flu Diary
 
 政府発表:オミクロン拡大を抑えるためにオランダはロックダウンに入る

ロンドン、重要事態宣言  死者数7人に増加
英国、1万人超が新変異株に感染 ロンドン市長「重大事態」宣言  共同通信
【ロンドン共同】英保健当局は18日、新型コロナの新変異株オミクロン株の1日当たりの新規感染者が、前日の3倍以上となる1万59人だったと発表した。累計は2万4968人。首都ロンドンを中心に勢いを増しており、カーン市長は「急速に感染の主流となった」と危機感を表明。公的機関の態勢を強化するため「重大事態」を宣言した。

英国でオミクロン株の新規感染者が1万人を超えるのは初。オミクロン株の感染者の死亡も前日までに発表された1人から7人に増えた。南部イングランドではPCR検査での陽性者のうちオミクロン株と疑われる例が62%を占め、ロンドンでは83%に上った。
 英国、オミクロン死亡率 0.07%


 WHO、オミクロン株世界89カ国で確認と報告
 WHO オミクロン株89カ国で確認 1日半から3日で感染者数倍増  産経新聞

 世界保健機関(WHO、本部ジュネーブ)は18日の加盟国に向けた声明で、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」について16日時点で89カ国で感染が確認されたと発表した。デルタ株よりも感染拡大の速度が速く、市中感染が広がる地域では、1日半から3日間で感染件数が倍増しているとの見解を示した。

WHOは声明で「オミクロン株がデルタ株よりかなり速く感染を拡大しているという一貫した証拠がある」と強調。感染拡大の速度が速い要因として「免疫を回避する能力が高いためか、感染力自体が高いからか、その両方が理由なのかは明確ではない」とした。

重症化については「まだ限られたデータしかない」として、明確な判断は示さなかった。ただ、英国や南アフリカでオミクロン株の入院患者数が増加し続けていることなどから、同株によって「多くの(国の)医療が急速に逼迫(ひっぱく)する恐れがある」と警告した。

また、WHOは、米ファイザーや英アストラゼネカ製ワクチンの2回接種のオミクロン株への有効性について「デルタ株に比べ、大幅に低下していることが英イングランドでの調査結果で示された」との見方を示した。一方、ファイザーの追加接種(3回目接種)を受けてから、2週間後には有効性が高まったとも指摘した。



オミクロン拡大国での感染者数と死者数の推移

英国&南アフリカ
  

  

デルタ株排除に成功したインドとインドネシア

 
一時はデルタ株の巣窟、およびCOVID-19ウイルスの発信源とまで言われた

  一気に感染者数が減少する様は、やはりワクチン戦略で感染者数が激減した日本に類似

  


12月18日(土曜日)

 感染者数推移が一致する日本と東地中海地域(WHO管理区分)
 それは何を意味しているのだろうか

 


東地中海地域



他地域


アフガニスタン
アラブ首長国連邦
イエメン
イラク
イラン
エジプト
オマーン
カタール
クウェート
サウジアラビア
シリア
ジブチ
スーダン
ソマリア
チュニジア
バーレーン
パキスタン
モロッコ
ヨルダン
リビア
レバノン

 非常に不思議な一致であるが、これは他の地域では見られない。

12月16日の掲載で他の地域(アメリカ、東南アジア、ヨーロッパ、アフリカ、西太平洋)と詳細に比較、検討しているが、アフリカ、西太平洋に類似性の痕跡を見いだしているが、東地中海地域は、殆ど日本に一致する軌跡を描いている。
 
 欧州と米国は完全に異なる軌跡を描いているが、東南アジアも日本とは別の軌跡であるのは予想外である。

 この感染者発生軌跡は、何に一番依存しているのであろうか?地域性ではないようだ。
 人種またはHLAだろぅか?


 最も重要なことは、今後の日本の描く軌跡を予知できる可能性があることだ。

ニュース


英国、デルタ株増加の勢いが続く、オミコロン株は主流となりつつある
英の新規感染、3日連続最多更新 9万人超、新変異株が主流へ 共同通信

 【ロンドン共同】英政府は17日、新型コロナウイルスの1日当たりの新規感染者数が9万3045人だったと発表した。15日から3日連続で過去最多を更新。新たな死者は111人だった。新変異株「オミクロン株」の新規感染は3201人で、計1万4909人となった。英メディアによると、オミクロン株が感染の主流となる動きが強まっている。

 英保健当局は17日、ロンドンを含むイングランドで、オミクロン株に感染した5153人を分析したところ、5.9%に当たる305人が過去に新型コロナに感染していたことが判明したと明らかにした。うち4人はオミクロン株が3度目の感染だった。

米国、オミクロン株増加(下左)
米でコロナ感染再拡大、オミクロンの「津波」に警鐘 ロイター

 [17日 ロイター] - 米国で新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染が拡大する兆しを示している。ロイターの集計によると、新型コロナ感染症による入院者は先月から45%急増、1日当たりの新規感染者も40%増加し、7日平均で12万3000人に達している。
 米ファイザーは17日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が2024年まで収束しない可能性があるという見方を示した。
米疾病対策センター(CDC)のフリーデン元所長はツイッターへの投稿で「病院がオミクロンの津波に見舞われる」とし、ワクチンの接種を呼び掛けた。

   


 フランス、ワクチン接種半義務化へ(上右)
仏、ワクチン事実上義務化へ 追加接種は4カ月後から 共同通信

 【パリ共同】フランスのカステックス首相は17日、新型コロナウイルスの感染再拡大と新変異株オミクロン株流行への対策として、飲食店などの利用にワクチン接種証明のみを有効とする法案を来年1月に議会に提出する方針を明らかにした。これまでは陰性証明の提示でも利用できた。接種を事実上義務化する形だ。

空港検疫で13人のオミクロン感染が検出、9人はワクチン接種済み
空港で13人オミクロン株 3回接種済みの人も感染 朝日デジタル
 国内の空港の検疫で新たに13人が新型コロナのオミクロン株に感染していることが確認されました。このうち1人はワクチンを3回接種していたということです。

 厚生労働省によりますと、オミクロン株への感染が確認されたのは、アメリカやイギリスなどに滞在歴がある10歳未満から50代の男女13人で、10日から14日にかけて羽田空港と成田空港に到着していました。

 このうち9人はワクチンを接種していて、アメリカから入国した30代の男性についてはファイザー製ワクチンの3回目の接種を済ませていたということです。



国内主要地域感染者数推移

 
12月14日以降、首都圏を中心に感染者増加傾向
 オミコロン株の増加は当初はサイレントであるから、その発見は些細な増加の山の出現である。




 
混迷する世界の新型コロナ対策
 
  英国例  対比 として日本例

  

 ワクチン巨大量投与で感染拡大を抑え続けている中国の知力

中国 累計感染者数 112,682人、累計死者数 4849人、累計投与ワクチン 2,650,561,000本
(日本 累計感染者数 1,728,701人 累計死者数 18,375人、累計投与ワクチン 198,497,730本)




12月17日(金曜日)


ニュース

オミクロン株、インフルエンザに近い症状か?

オミクロン株、70倍速く増殖 デルタ株と比較、香港大が発表  共同通信
 
 【香港共同】香港大医学院は新型コロナウイルスの新変異株、オミクロン株の増殖速度がデルタ株に比べ、気管支内で70倍近くに達するとの研究結果を発表した。肺の中では従来株の10分の1程度のため、肺炎などの重症にはなりにくく、インフルエンザに近くなる可能性があるという。16日付の香港紙、明報などが報じた。

 研究結果は査読中。報道によると、香港大の研究チームは、既に香港で9例となっているオミクロン株の感染者からウイルスを分離して実験。人の気管支組織に感染させ、24時間後のウイルス量を比べた結果、デルタ株の70倍近くとなった。


英国保健庁発表12月16日オミクロン情報

 
オミクロン確認例 11708例  入院例 16例  死亡例 1例

    入院率 0.13%


 市中感染に備えを!厚労省助言組織
「市中感染想定し対応を」 オミクロン株感染力「推計4倍」 厚労省助言組織  時事通信

 新型コロナウイルス対策を助言する厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」の会合が16日開かれ、座長の脇田隆字国立感染症研究所長が変異株「オミクロン株」について、「市中感染を含め国内での拡大を想定して備えていく必要がある」と述べ、医療提供体制の整備などを訴えた。

京都大の西浦博教授らは会合で、海外でのオミクロン株の感染力を示す推計を報告。デンマークのデータによると、感染者1人が平均してうつす人数「実効再生産数」がデルタ株の3.97倍に上ったという。


 国内主要地域感染者数推移

主要地域感染者数が3週間ぶりに100人を越えた
東京都周辺で感染者数が増えている傾向


 
1日新規感染者発生数は、東京と神奈川、全国総和も12月に入ってから最高値を示している
  
  オミクロン警戒か?

東京 神奈川 埼玉 大阪 兵庫 京都 北海道 愛知 宮城 福岡 沖縄 全国
12/1 21 12 11 13 5 1 4 7 0 7 1 121
12/2 11 10 5 19 6 1 4 5 0 10 2 108
12/3 14 11 13 18 6 4 3 5 1 9 5 141
12/4 19 12 7 16 8 0 10 5 1 9 4 130
12/5 20 5 3 8 6 1 5 3 1 4 5 114
12/6 7 6 3 6 0 0 2 1 0 1 4 60
12/7 19 9 4 15 3 1 2 10 2 1 3 115
12/8 21 10 9 13 12 1 2 7 0 4 2 124
12/9 17 22 16 13 6 4 7 9 1 7 0 165
12/10 25 18 3 6 8 4 3 11 0 3 4 145
12/11 20 18 9 18 4 6 4 5 0 0 6 148
12/12 13 11 4 6 6 0 3 8 1 2 5 120
12/13 7 10 2 2 2 1 1 2 0 0 1 78
12/14 24 6 7 15 3 3 4 10 0 1 4 144
12/15 29 16 14 17 5 4 6 8 0 1 4 175
12/16 30 36 8 14 4 1 12 3 0 6 6 190


 発想が貧困すぎるメディアと社会の反応-管理人

 国外から帰国してオミクロン株の感染が確認された旅行者は、今後多数発生するだろうし、そこから市中感染が広がるのは自然の成り行きだ。
 一ヶ月後を推測するなら、市中感染から千人以上に拡大している可能性は高い。

 そうした中、帰国して感染が分かった感染者や、続いて市中感染が始まる、または始まった際の、感染者に焦点が集まる。そこでは感染者達のプライバシーにも関心が持たれる。
 そこで公開される情報は医学的に必要な情報なのだろうか?
 民放放送局はニュースとして扱っているが、内容の多くは医学的、または疫学的には意味のないものが多い。
 感染疑い者が帰国後誰と会ったか、その知人はその後何をしたか等、保健所は追跡調査として重要であるが、事細かく書かれた本人達に対する批判や非難がネット上で話題になる。


 帰国者からオミクロンが国内に広がるのは時間の問題である。そして市中感染が広がるのも時間の問題である。

 メディアは何を報道すべきか?
 一般社会は国内にミオクロンが侵入し、拡大してくることにどう反応すべきなのか?

 これまで2年間、新型コロナは国内で広がってきた。
 その過程では多くの情報が一般社会にとって必要だったが、どれだけ必要な情報が一般社会に知らされただろうか?
 そもそも今何が重要な情報なのかを誰が判断しているのだろうか?

 オミクロンに感染することは犯罪でもないし、地域の条例違反でもない。
 それよりも、感染者を保護し、そこから感染が広がらないようにサポートするのが行政や保健当局の務めだ。
 メディアの務めは?
 一般社会の務めは?


 オミクロンは本当に危険な感染症か?

 追記
 2009年、WHOと世界は”豚インフルエンザ(後に新型インフルエンザと呼ばれた)”発生で、集団ヒステリー状態を世界に起こした。
 ドイツのニュース週刊誌{シュピーゲル}は、WHOの対応とそれを支える世界の専門家達、および世界の大手製薬企業の動きに焦点をあて、「集団ヒステリーの検証」として、世界に報告している。管理人は岩波書店の”世界”の誌上でそれを訳し、若干の論評を加えた。 2009年、世界 5月号


12月16日(木曜日)

ニュース

 東京都内でオミクロン感染者が確認

オミクロン株、空港検疫以外での感染を国内初確認 東京  毎日新聞

  新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染者が東京都で確認されたことが16日、わかった。東京都内で、空港検疫以外でオミクロン株の感染が確認されたのは初めて。


 オミクロン、市中感染の始まりに警戒
オミクロン株「市中感染」に警戒感 濃厚接触者への対応は 産経新聞

新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」に国と自治体の警戒感が強まっている。政府が全世界を対象に、外国人の新規入国を停止してから約2週間が経過し、国内では13日までに17人の感染を確認。現状では水際対策が効果を発揮しているようにも思えるが、年末は在外邦人の帰国ラッシュが予想され、市中感染が広がるのは「時間の問題」との見方が強い。大阪府などは濃厚接触者を宿泊施設で隔離し、できるだけ感染拡大を引き延ばしたい考えだ。

 米国、コロナ感染拡大
米でコロナ感染増深刻 死者80万人超、マスク義務再開も 産経新聞
 冬のホリデー・シーズンを迎えた米国で新型コロナウイルスの新規感染者と入院患者が増えている。室内での集まりが増えたためとみられ、新型コロナによる死者は14日、英ジョンズホプキンズ大の集計で80万人を超えた。新変異株「オミクロン株」の拡大も懸念される中、一部の州では医療機関が逼迫(ひっぱく)。二大都市圏を抱える東部ニューヨーク州と西部カリフォルニア州は屋内でのマスク着用義務を再開した。


 英国、コロナ最大の1日発生数に、オミクロン急速に拡大、現在ロックダウン中
英国で新型コロナ感染者が急増、1日で7.8万人超と過去最悪  Bloomberg

 (ブルームバーグ): 英国で15日報告された新型コロナウイルスの新規感染者数は7万8610人と、新型コロナがパンデミック(世界的大流行)となって以降の最多となった。英国ではオミクロン変異株の感染が急速に広がっている。

これまでの最多は1月8日に記録した6万8053人だった。この数日前に英国はロックダウン(都市封鎖)に入った。

英健康安全庁(UKHSA)のトップ、ジェニー・ハリーズ氏は15日に英下院委員会で証言し、オミクロン株は恐らく新型コロナがパンデミックになって以降で「最大の脅威」だろうと述べ、今後数日間に出てくる数字は過去の変異株を「圧倒する」拡大ペースになるとの見方を示した。

・オミクロン株は70倍の速度で感染、症状はより軽い可能性-香港大学

・オミクロン株、ブースター接種が有症状感染70-75%防ぐ-英調査

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 英国:ドイツ:ポーランド  感染者数の急増に対応出来ず クリックで拡大
   


 英国、少なくとも1日4671人のオミクロン発生
   情報源:Avian Flu Diary


 ツイッター 英国健康安全局UKHSA


 実際の数は、軽症者や無症状者が多いため、この3~4倍の感染者数と推定。


国内主要地域感染者発生推移

東京 神奈川 埼玉 大阪 兵庫 京都 北海道 愛知 宮城 福岡 沖縄 全国
12/1 21 12 11 13 5 1 4 7 0 7 1 121
12/2 11 10 5 19 6 1 4 5 0 10 2 108
12/3 14 11 13 18 6 4 3 5 1 9 5 141
12/4 19 12 7 16 8 0 10 5 1 9 4 130
12/5 20 5 3 8 6 1 5 3 1 4 5 114
12/6 7 6 3 6 0 0 2 1 0 1 4 60
12/7 19 9 4 15 3 1 2 10 2 1 3 115
12/8 21 10 9 13 12 1 2 7 0 4 2 124
12/9 17 22 16 13 6 4 7 9 1 7 0 165
12/10 25 18 3 6 8 4 3 11 0 3 4 145
12/11 20 18 9 18 4 6 4 5 0 0 6 148
12/12 13 11 4 6 6 0 3 8 1 2 5 120
12/13 7 10 2 2 2 1 1 2 0 0 1 78
12/14 24 6 7 15 3 3 4 10 0 1 4 144
12/15 29 16 14 17 5 4 6 8 0 1 4 177

 15日は、東京周辺が感染者数が少し多い。気になる。


 各WHO管理地域と日本の感染者発生推移比較
  日本以外の感染者数グラフはWHO作製図を用いた。

日本

                


東南アジア

                     

アメリカ

                     
東地中海

                     

アフリカ

                     

西太平洋

                    

ヨーロッパ

                    


 管理人が一番関心を持っているのは、日本の最も感染者が多かった第五波はどこから来たかと言うことだ。
 ここに示したWHO区分による各地域の感染者発生推移図を、日本のそれと比べると、興味あることに、日本の第五波は、東地中海地域にその原型を見るようだ。またこの地域の各波の発生と大きさは、日本の第二波から第五波までコピーしたかのように似ている。
 なお西太平洋地域は日本も含んでいるから当然であるが、日本の各波に類似している。

 一方欧州との類似性は殆ど無いことが注目される。欧州では日本の第五波の様な巨大な流行波は明確でなく、そのまま次の大きな波に移行している。米国の場合、絶えず大きな流行が交互に起きているが、その中の一つが日本での第五波の位置に相当している。

 東南アジアでは、日本の第五波に相当する流行波は認められるが、それよりも少し前に、大きな波がインドとインドネシアで発生している。しかし時期から言って明らかに日本の第五波とは異なりそうだ。
 アフリカは日本の第五波発生時期に大きな波がその少し前から起きているが、それが収束した後、オミクロン株が出現し、流行を広げている。

 日本の第五波が収束した後、再び感染波が起きてくるのか、起きてくるとしたならいつ頃なのかは、今回分析した世界各地域の流行状況から予測はつかないが、東地中海地域の流行の周期と波形が日本に似ていることに気がついた。

 参考までに各グラフをミニチュア化して、思考しやすくしてみる。

 日本、アメリカ、欧州、アフリカ、
 東地中海、東南アジア、西太平洋。






12月15日(水曜日)


 管理人コラム 

オミクロンの素性がボンヤリと現れてきた感じ

 スピードある対策か?
 それとも日本特有の手堅い対策か?

 ・WHO、オミクロンは前例のない速さで広がっていると、泣きが入った。
 ・米国コーネル大学で明らかになったこと:この1週間で903例の新型コロナ感染が発生。ほぼ全例がワクチン接種済みで、その中に多くのオミクロン感染者も含まれている。一部はブースターワクチンも受けていた。
 ・英国からの報告でも恐ろしい速度で感染者が増えている。ワクチン接種済み者も多くが感染と。オランダも、首都で今週末までに20倍近くまでオミクロン感染者数は増えるという。
 ・日本は明らかにワクチンでデルタを排除した。
  ブレークスルー感染は多くない。
  オミクロンも排除出来るはずだ。
  オミクロンの症状を確認しよう。
   1968年の香港風邪、2009年の新型インフル(H1N1pdm)、通常の季節性インフルH3N2等のイメージでとらえることは間違いか?
  オミクロンは武漢発生株のように肺炎が主症状ではない。
  また微小血管壁での炎症が中心の病態像ではないようだ。
  若年者での感染が多い

  多くの点で、間質性肺炎を中心に死者を増やした武漢株とは性格が異なるようだ。
 

  完璧を期そう。
   もしも日本でもオミクロンが、日本人に欧米人と同じように感染するとした場合、対策は?

  ・発病した後、自己治癒力に頼って、対症療法が主とならざるを得ない。
  ・感染者全てが自己隔離して、自己ケアで2週間~3週間の治癒までの期間を過ごすことが義務化される。
  ・国民全てが感染することを念頭においた社会体制への変更。
  ・重症化した患者だけを医療機関で対応。
   脱水、肺炎、脳炎、神経障害、精神病等。それほど多くはない。
  ・巷に感染者が溢れる状況を恐れない。安静にしていれば治る。
   
  さぁ、もっと情報を集めて、考えよう!

 


 国内でのコロナ発生数は大きな変動はなく、こ1ヶ月間、静かな水面を進むがごとき静寂さが感じられる。

 国内と東京都の感染者数





ニュース


 米国大学で集団発生、多くがワクチン接種済み、コロナも多く含まれている
903人がコロナ陽性、多くがワクチン接種完了も新変異株に感染 米コーネル大  CNN.co.jp

 (CNN) 米ニューヨーク州のコーネル大学で、今月7~13日にかけて学生の間で新型コロナウイルスの症例903例が報告された。大学によると、ワクチン接種を完了した学生が「極めて高い割合」でオミクロン変異株に感染している。

「オミクロン変異株が検出されたのは、実質的に全症例が、ワクチン接種を完了した学生だった。一部はブースター(追加)接種を受けていた」と大学側は説明する。

これを受けて同大はニューヨーク州イサカのキャンパスを閉鎖し、学期末の最終試験は全てオンラインでの実施に移行、活動やスポーツイベントなども全て中止され、図書館は閉鎖された。


 米国での死者数80万人を越えた。第二次大戦の米国の死者数の倍
米国の新型ウイルス死者、80万人を超える  BCCニュース

 アメリカで新型コロナウイルスの死者が80万人を超えた。世界的パンデミックにおける一国の死者数としては、圧倒的な多さとなっている。米ジョンズ・ホプキンス大学の集計で明らかになった。

死者の大半は、ワクチン未接種者や高齢者となっている。

80万人という死者数は、ボストンや首都ワシントンなどの都市の人口より多い。第2次世界大戦のアメリカの死者の2倍近い。

直近の11週間で10万人が死亡するなど、このところ昨冬以来の速いペースで再び死者が急増している

 米国と日本の死者数比較:日本は実数人/週、 米国は万人/週

       

WHO、オミクロンはそれほど重篤ではないとしても、前例のない速さで広がっている
オミクロン株、77カ国で確認 ほとんどの国に存在か=WHO BBCニュース

 世界保健機関(WHO)は14日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン」が、すでに世界のほとんどの地域に存在しているだろうと警告した。オミクロン株への感染はこれまで77カ国で確認されている。

WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイエスス事務局長は、感染が確認されていない多くの国にもオミクロン株がおそらく存在し、前例のない速さで拡大しているだろうと述べた。

また、オミクロン株が過小評価されていると懸念を表明した。

「すでに、我々がこのウイルスを過小評価して危険な状況にいることが明らかになっている。その症状がそれほど重篤ではないとしても、感染者の多さが再び、準備の整っていない医療システムを圧迫するかもしれない」


過去に例ないペースで拡散 オミクロン株、77カ国に  共同通信

 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は14日、新型コロナウイルスのオミクロン株について「これまでの変異株には見られなかったペースで拡散している」と指摘し、各国に警戒継続を求めた。既に77カ国で確認されており「おそらく大半の国に広がっているだろう」との見解を示した。

 オミクロン株は重症化しにくいとの分析もあるが、テドロス氏は「仮に重症化率が低いとしても、感染例が多ければ医療機関を再び逼迫させてしまう」と楽観論を戒めた。「ワクチンだけでこの危機を乗り切ることはできない」として、室内換気や手指消毒など感染防止策の徹底を訴えた。

 オミクロン、国内32人に
オミクロン株に15人感染 海外から到着、多くは無症状  共同通信

 厚生労働省は15日、海外から到着した20~70代の男女15人がオミクロン株に感染しているのを新たに確認したと発表した。国内の感染者は計32人となった。

 厚労省によると、15人はそれぞれ英国や米国、アフリカなどに滞在。日本には7~12日に到着した。多くは無症状だが、発熱などを訴える人もいるという。



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