凍結解凍覚醒技術の説明概要◆技術概要植物組織を糖類水溶液中(トレハロース)に浸した状態で、0.6℃/日以下の速度で180日以上かけてマイナス55℃以下まで温度降下させる。その後解凍し、種苗として培養する。◆処理結果この技術を処理された植物組織を接ぎ木にして栽培したところ、成長特性、耐虫性、根腐れ耐性と耐寒性の増強が確認された。DNAでは一切の変化が見られなかったが、RNAにおいて変化が確認された。これが上記の特性の増強につながったと推測される。