世の中の人の約10%ほどが左利きだと言われます。ここでは左利きの人の「あるある」ネタを99連発でご紹介します。
左利きの方には「わかるわかる!」と共感していただけるとうれしいです。また、右利きの方には「へぇー、そうだったのかー」と左利きの人々を理解するきっかけにしてもらえるとうれしいです。
ではさっそくいきましょう!
1.右利き用のハサミだと切れない
ご存知の方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、左手で右利き用のハサミを使うとうまく切れません。
ときどき左利きでも右利き用のハサミを器用に使う方がいますが、「天才か!?」と思ってしまいます。
プリクラを切るためのハサミは右利き用が用意されているので、プリクラがうまく切れません。
髪や眉を整える美容用のハサミも使いづらいです。
ハサミ左利きに優しくなさ過ぎてめちゃくちゃキレてる
— 結城@でぃあらば再開中 (@yuuki__another) March 7, 2020
ダイソー行ったら左利き用のハサミ売っててビックリした。左利きの子いるから助かる pic.twitter.com/Ccxvfc4rUw
— かろ (@shu_neco) March 10, 2020
左利き用ハサミを手に入れる前に右利き用ハサミをつかえるようになってしまった
— sumire (@ak_goodnight_) March 9, 2020
2.友人「ハサミ貸して」→自分「左利き用だから使えないと思うよ」のやりとり
自分:「これ、左利き用だから使えないと思うよ」
友人:「一瞬だから大丈夫だよ、いいから貸して」
自分:「じゃあ、貸すけど…」
友人:「何コレ?全然切れないんだけど(笑)」
自分:「言ったじゃん!!」
左利き用のハサミを使っている方であれば、学生時代に絶対に1回くらいはやった会話ではないでしょうか?自分で経験するまで理解できないものですよね。
3.カッターも使いづらい
カッターも左手で使うには刃の向きが逆になっているため、左利きにとっては使いづらい道具です。左手だとカッターの刃を出すために上下をひっくり返さなければいけないのも不便だったりします。
カッターが使いづらくて、会社の左利き用カッター買ったー!
あっダジャレ(笑)
そんなつもりはなかったんですぅ~(笑)— 戦華@ギターキーボードが良き! (@bsr327rilove) August 30, 2018
4.定規で線を引くときに引き算が必要になる
単純に直線を引くだけの道具としてなら問題ないですが、定規で特定の長さの線を引くときに左利きの人は引き算が必要になります。左利きの人にとっては定規の目盛が逆さまだからです。
たとえば、8cmの直線を引きたいときに15cmの定規を使う場合をイメージしてみてください。右利きの方は定規の目盛の「0cmから8cmまで」単に直線を引くだけですよね。でも左利きの人は「15‐7=8」だから定規の目盛の「15cmから7cmまで」直線を引くという計算をしています。
そのため、「(定規で特定の長さを引くとき)ノートを逆さまにしていた」「(定規で特定の長さを引くとき)透明の定規を裏返して使っていた」「左利き用定規の存在を知ったときにちょっと感動した」なども左利きの人のあるあるではないでしょうか?
5.メジャーの文字が逆さになるのは普通だと思っていた
一般的なメジャーも右利きの人が使いやすい設計になっているので、左利きの人が使うと数字の上下が逆になります。
でもこのくらいは生活に支障もきたさないので、「メジャーは数字の上下が逆さになるもの」と思っている左利きの人もけっこういらっしゃいます。
メジャーを引っ張り出したら毎回数字書いてあるほうが反対なのは私が左利きだからなのかもしれないと最近気がつきはじめた。定規は常に透明なのを買ってひっくり返して使っとったもんなー。メジャー、おめぇもかー。
— Yamaguchi (@meteoryamaguchi) May 30, 2018
6.クリアファイルの半円型の切込みに指をかけることはない
クリアファイルの上のほうには、書類を取り出しやすくするための半円型の切込みが入っていますよね。
しかし、左利きの人がこれを使うことはありません。普通にクリアファイルを使うと、このクリアファイルの半円型の切込みが裏側にきてしまうからです。クリアファイルの謎のデザインとして気に留めていない左利きの方もいるかと思います。
また、クリアファイルにイラストなどが描かれていても、左利きの人だと使うときには裏側にきてしまうのがちょっとだけ切なかったりします。
7.初対面の人に「左利きなの?」って言われすぎる
これは左利きの人だったら「年齢×100回」くらいは普通に言われていると思います。しばらく時間が経つと、同じ人にまた同じことを聞かれます。
左利きが初対面の人との会話のネタになるのは便利ですが、毎回同じような会話のパターンに飽きることも…。
初対面の人と食事するたびに「左利きなの?」って言われるの面倒
話の種にはなるけど
別に箸を右手で持とうが左手で持とうが味は変わらないよ— kiyu (@rubbish_boat) December 2, 2019
初対面の人に「えっ、左利きなの?!」って言われる度に(いやそんな珍しいことじゃなくね)って思うくせに最近べーこんが自分と同じ左利きって知って喜んでる
— み く (@______M_ii_) October 2, 2019
字書いてる時
初対面の人に必ず左利きなの!?って
言われる
びっくりするほどでもないのに— JT (@ku_ro_kuma) September 30, 2019
8.普通のことをしているだけなのに「カッコいい」と言ってもらえる
左利きは普通のことをやっているだけなのに「カッコいい」と言ってもらえることがよくあります。これは何となくお得な気分になりますね。
9.鎌は無理
日常生活でそんなに頻繁に使うものではないですが、鎌もほとんどが右利き用につくられている道具です。ハサミは右利き用を左手で使っても何とかなりますが、鎌は右利き用を左手で使うのは無理です。
たとえば、「これで雑草刈っておいて」なんて急に右利き用の鎌を手渡されても、左利きの人は対応できません。
10.腕時計のネジが逆になる
腕時計も右利きが左腕に着ける前提で作られていることがほとんどです。左利きが右腕に時計を着けると、時間などを調節するネジ(リューズ)を操作できません。
また、腕時計のデザインによってはネジが手首に当たって痛いことがあります。
左利き、リューズがでかい腕時計つけられないがち
— やっしゅ (@ya_5hz) May 7, 2019
11.急須を持つとアウトサイドにお茶を注ぐ
一般的な急須は右手でお茶を注ぎやすい形状になっています。うっかり急須を左手で持つと身体の外側にお茶を注ぐことになります。
あと左利きは蕎麦湯の容器も苦手です。
12.木べらやフライ返の傾斜はないほうがよいと思っている
料理に使う木べらやフライ返しは、右手で使いやすいように傾斜がついているものが主流です。右利きの人にとってはよく考えられたデザインでしょう。
しかし、左利きの人にとって木べらやフライ返しの傾斜は完全に不要なもの。何とか不慣れな右手で扱うか、無理に左手で使うしかないので、左利きの人は炒飯などをこぼしたりしがちです。
13.計量カップを持ち上げると目盛が逆さまになる
一般的な計量カップは右利き仕様になっています。そのため、計量カップを左手で持つと目盛が裏側に…。地味に料理をするときに不便です。
14.カメラのシャッターを切りづらい
最近ではスマートフォンで写真を撮ることが増えましたが、写真にこだわりがあればデジタルカメラなどを使ったりしますよね。
でも一般的なカメラのシャッターボタンは右側に付いています。そのため、カメラのシャッターは右手で切るしかありません。カメラは意外と重量があったりするので、左利きの人が右手で写真を撮ろうすると、カメラを固定できずに写真がブレたりしがちです。
15.トイレを流すときは腕をクロス
トイレの水洗レバーも右側に付いていることがほとんどです。別にトイレの推薦レバーくらい右手でも引けますが、ついつい左手が出てしまうので、腕をクロスしがちです。
ついでに書いておくと、トイレットペーパーやウォシュレットの操作パネルも右利きが使いやすい位置に設置されているケースが多いです。左利きの人はついつい身体をひねっていることが多いです。
トイレの流すレバーって右側にあるだろ?
あれだって右利き優先の現れなんだよ!
左利きは体をひねって左手で流したりするんだ!
まあ、別に右手でも流せるけどな!でもついつい左手が出ちまうんだ!
— 左利きの世界 (@G4ffafo9TfYr1dw) November 18, 2019
16.学校の授業でノートをとると手が真っ黒になる
これは左利きあるあるの鉄板ネタでしょう。左手で文字を横に書いていくと、すぐに文字の上に手を置くことになるので、手の側面がどんどん汚れていきます。学校の授業などでノートを取り終わるころには、いつも左手の側面は鉛筆の黒鉛で真っ黒でしたよね。
また、ボールペンやマジックなども、うっかりインクが乾く前に手がついてしまうと、文字がグチャグチャになったりします。
左利きの宿命(普通のノートに字書いてたら小指側めっちゃ黒くなるやつ) pic.twitter.com/4tKmEe1XOG
— ほまれちゃん@3日くらい消える (@bXWWhq09fR4aDI4) March 24, 2020
論述の勉強、左利きだとめっちゃ手が真っ黒になるから大変
今日は洋服まで黒くなったし— RUKA (@skyblue_T_F) February 23, 2020
17.ノートのバランスがガタガタになる
左利きの人がノートなどで文字を横書きすると、自分の書いた文字がすぐに自分の手で隠れていきます。そのため、1文字1文字が整っていたとしても、全体でバランスのとれたノートがなかなか書けません。左利きの人のノートは文章がガタガタに曲がりがちです。
脈絡ない左利きあるある。
文字なり絵なり横書きすると利き手が邪魔で全体のバランスがとれない。すぐガタガタになる。なおかつ手の横のとこ、掌外沿っていうんですっけ?そこがはちゃめちゃに汚れる。— はる (@0pTVwkzH1DZsc3d) March 22, 2020
18.文字を書くときは自分なりの工夫がある
デフォルトで文字を横に書く難易度が高めに設定されている左利きの人たちは、文字を書くときは自分なりの工夫を持っています。
たとえば、「ノート(紙)を斜めに置く」「手を浮かすようにペンを持つ」「手を巻き込むようにペンを持つ」などが代表的かと思います。手を巻き込むようにペンを持っているのは、別に何か隠したいものを書いているわけではないんです。
19.国語の授業は左利きの味方だと思う
唯一国語の授業だけはノートが縦書きになります。いちいち手が汚れないですし、ノートのバランスもとりやすいです。
左利き、国語の時だけ強い。
— あすかさん (@asu___san) January 23, 2020
20.文字の書き順が個性的
ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベット(A,B,C…)、数字(1,2,3…)などなど。ほとんどの文字の書き順が右利きが筆を運びやすいようになっています。
どうしても左利きの人が正しい書き順で文字を書こうとすると、筆が運びづらくなります。そのため、無意識に漢字の「一」「二」「三」などは右から左へ線を引いてしまったり、「無」などの点を右から左へ打ったり…。正しい文字の書き順がなかなか覚えられなかったりします。
特に文字をスピード重視で書こうとすると、左利きは書き順が個性的になりがちですね。
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