Message 川端 祐喜
執行役員
プラットフォーム事業 事業責任者

大学卒業後、健康食品会社、OA機器などの営業に従事した後、2008年にDMMに入社。動画、コミック、マッチングサービス、FXなど様々な新規サービスのプロモーションを担当。2011年にDMM GAMESの事業立ち上げメンバーとして参画。

「営業魂」磨いた20代

ー川端さんは営業ご出身なのですよね。

はい、DMMの前は、ゴリゴリの営業会社で働いてました。最初は健康食品の営業、その次はOA機器の営業です。営業は結果に結びつけなければ何もない職種なので、今思えばあの時色々鍛えられたのかもな、と思います。なかなか今は考えにくいですけど、営業取るまで営業先から帰ってこないとか、極限まで自分を追い込んでの戦いの毎日でしたね。

本当に苦しかったんですが、でも、その結果、営業成績での新人賞とか、全国で4位の成績とか、結果をしっかり出すところまでやり切るということは学べたのかなと思います。まぁただ、ちょっと環境を変えたいなと(笑)、思っていたところ、獲得型広告メディアの開拓で募集を出していた当時の株式会社ドーガ(現DMM.com)を受けました。インターネット上で取引がされ、そこに課金されるっていう仕組み自体が、当時新鮮に感じたのを覚えています。ネットの取引にも、営業が存在する。そして営業の先には収益がある。新しい角度でチャレンジできそうだと思いました。ITの業界は未経験だったし、本当に知識もなかったのですが、営業という軸を見てもらえて入社できたのかなと思ってます。
この当時の自分を今の僕が面接したら絶対に採用しないレベルですね(笑)

「営業魂」は、「マーケ魂」に。そして次なるチャレンジへ。

ーDMMでは、それまで未経験だったマーケティング領域にキャリアを広げ、そして現在はプラットフォーム事業全体の推進をなさっているのですよね。

はい、実際にやってみて思うのは、営業での獲得も、マーケティングでの獲得も本質的には同じだということです。マーケティングの重要な指標としてCVP(コンバージョンポイント)というのがありますが、自分なりにどこがキモなのか、どこがマーケティングの最重要ポイントなのかということを、いろんな事業部長にまっすぐにぶつけていきました。自分と相手の納得ポイントを、お互いに腹落ちするまでしっかりと作るためにコミュニケーションしていく。このことは、営業もマーケティングも同じなのかなと思います。

要は、「接点」を見つけるってことだと思うんですね。それは、事業のリーダーとマーケ担当者として互いに目指すKPIをしっかり定めて実行していくことであり、その先にいるユーザーがどこを一番の魅力、あるいはハードルとしてそれを乗り越えてサービスを利用してくれるかという接点でもある。お互いに、どういう条件だったら、メリットがあるのか。その接点を積み上げていくのが、ロジックだったり、マーケティングそのものだと思うんですよね。


そして、そういった経験の先で今、新たにプラットフォーム事業全体の推進に取り組んでいます。利用するユーザーにとって生活の一部となるようなプラットフォーム、またゲームを配信する企業にとってビジネス上欠かすことのできないプラットフォーム、それぞれに必ず選ばれるプラットフォームを目指していきたいと思っています。日本だけでなく世界でも、PCだけでなくスマホでも、愚直に「接点」を追求して、プラットフォームをもっと成長させていきたいと思っています。

事業の課題解決から、組織の課題解決まで。

ー川端さんや、プラットフォーム事業がいま、力を入れていることはなんですか。

EXNOAには、ゲーム配信のプラットフォーム事業と、ゲーム企画・開発のパブリッシング事業の大きく2つがありますが、事業ドメインが違うと目指すKPIも違う。これまで、それぞれがイケイケどんどんで成長してきたわけですけど、事業も組織も大きくなってきた中で、改めてそれぞれの事業が、更なる全体成長に向けてアクションできるような体制を構築していかなければいけない。そういう時期にきてると思います。

だからこそ、課題を正確に見つけ出し、その解決に対して新しいアプローチで、周りに溺れず、まっすぐ取り組める人が一人でも多く求められてると思います。課題に向き合って、トライして、やり切ることって実は難しい。新しい目線を持って周りを巻き込んで改革できる人は歓迎したいと思います。自分自身もやり切る胆力を持たなきゃなと思いますし、そういう底力を持った人が集まっている組織になれたらなと思います。

DMMグループは、とてもチャレンジができる環境です。チャレンジの種が無限に落ちています。私自身も、今ある課題を解決するだけじゃなくて、新しいことにもチャレンジしておかなきゃいけないなという思いがあって。最近では、新しい収益の柱を作れたらと、プラットフォーム事業を推進する側でカジュアルゲームという新しい事業ドメインにもチャレンジしています。自分自身が目一杯チャレンジすることで、周りのメンバーも一歩を踏み出しやすいカルチャーを作っていけたらと思いますし、その循環がEXNOA、ひいてはDMMグループの更なる成長に繋がって欲しいと思っています。

DMM GAMESでは、一緒に働ける新しい仲間を募集しております。