ゴッホが描いた浮世絵風油絵 |
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第一展示室では世界の美術館でも不可能だったゴッホ画「14本のひまわり」と「13本のひまわり」の間に 「ゆりかご」を飾るゴッホの3枚1組の浮世絵風油絵の連作を再現展覧し、さらに「花魁」や「タンギー親爺の 肖像画」、「雨中の橋」、「江戸内大木」などのゴッホの名画も歌川工房が忠実に再現模写し、これらの絵画の題 材となった浮世絵と一緒に展覧して、皆様にわかりやすく解説しています。 |
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14本のひまわり ゆりかご 13本のひまわり
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ゴッホは弟テオヘ宛てた手紙の中で「ゆりかご」の絵を真ん中に、左右に「13本のひまわり」と「14本のひまわり」を飾って、3枚組の浮世絵の様に3枚で1つの絵として飾る事を勧めた。 今日、この「13本のひまわり」と「14本のひまわり」、そして「ゆりかご」の3点はそれぞれ別々の美術館に納められ、ゴッホの意図した3点1組として飾られる事はなかった。 そこで、ゴッホの日本文字を世界で最初に解読して、解読絵画をロシア国立エルミタージュ美術館(1995年)他、各国で展覧発表した歌川正国画伯と歌川工房の再現模写によって、ゴッホの意図と夢がここに再現された。 すなわち、真ん中の「ゆりかご」はモデルはルーラン夫人であるが、ゴッホが夢想する女性、すなわちゴッホのかつての妻シンである事が、近年、歌川正国画伯(五井野正博士)によってゴッホ画「雨中の橋」と「江戸内大木(花咲く梅の木)」の日本文字の解読から明らかにされた。 また、「13本のひまわり」はゴッホを意味する花であり、「14本のひまわり」はゴッホとシンの結婚を祝う花であることも、ゴッホの日本文字解読によって明らかにされた。 |
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ゴッホの書簡592 |