【最終回】昭和ドラマみたいな友だち | 研修医娘の成長を見守るブログ

【最終回】昭和ドラマみたいな友だち




このつづきです

彼女は身の上話をぽつぽつと
始めたそうです

今回の留学ではないけれど
パスポートを取得しようと
戸籍謄本を取りに行った時に

自分が父親の実の子ではないことを
初めて知ったそうです

弟との扱いの差があからさまで
おかしいおかしいとは
思っていたけど
まさか本当に…
と思ったそうです

昭和のドラマではそういう
進学などの時に
戸籍謄本を取り寄せた時に
自分が血の繋がりのない子だと知って
驚くみたいな設定が
ありましたが

本当に地で行っている子が
存在している
びっくり
ということに
娘は心底驚くと共に

そんな中でも
自暴自棄になることなく
自分自身の居場所を見つけて
誰に頼ることもなく
自分の足で
しっかり歩いて行っている彼女を
心から尊敬したそうです

医学部ではただぼんやりと
カリキュラム通りに受け身で
受講するのではなく
娘と参加した留学以外にも
海外研修プログラムに参加したり

早い時期から
基礎医学研究室に出入りし
自分の居場所を見つけるために
自分から積極的に行動を
起こしてきたことなど
さまざま語ってくれたそうです

卒業後は生まれ育った土地から
さらに遠く離れた誰も知り合いの居ない
簡単には帰って来られない地方で
初期研修を受け
本当にたくましく
生きていこうとされています

いまの世の中ですから
大都市部の医学部の学生は
裕福な恵まれたご家庭の
お子さんばかりかと
思いきやそうではないのだと
考えさせられました

精神的な成長は
娘など足元にも及ばないと
感じ入った一件でした
😔

彼女がいつか素敵な人と出会い
理想とする家庭を作れることを
心から祈っています✨
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