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知財人材スキル標準(version 2.0)

平成29年4月

特許庁総務部企画調査課

知財人材スキル標準とは

知財人材スキル標準(以下、「知財スキル標準」)は、企業における知的財産の創造・保護・活用に関する諸機能の発揮に必要とされる個人の知的財産に関する実務能力を明確化・体系化した指標であり、知財人材育成に有用な「ものさし」を提供しようとするものです。知的財産推進計画2005や知的財産推進計画2006において、知財人材のスキルの明確化や知財人材に求められるスキルの基準等の策定が提唱された背景もあり、2007年に経済産業省によって策定されました。知財スキル標準は、戦略スキル及び実行スキルから構成されており、企業では必要に応じてカスタマイズされて活用されています。

改訂(version 2.0作成)の経緯

知財スキル標準は策定から約10年が経過し、近年の経営環境の変化のなか、現在のニーズや知財人材のあり方に必ずしも対応しておらず、不十分な部分も存在する可能性がありました。そこで、特許庁では平成28年度に企業の知財戦略の変化や産業構造変革等に適応した知財人材スキル標準のあり方に関する調査研究(PDF:3,958KB)を行い、今般改訂(version 2.0作成)を行いました。

主な改訂内容

  1. 知財人材のミッションとして「事業への貢献」を新たに定義付け、貢献すべき経営上の課題を明確化した上で、戦略スキルについて「知財ポートフォリオ・マネジメント」、「オープン&クローズ戦略」等を新規に設定しました。
  2. 新規追加業務として「2.2.9渉外」に「Bルール形成」を追加しました。
  3. 5段階のレベル分けを3段階としました。

3段階のレベル

知財人材スキル標準(version 2.0)

知財スキル標準は、スキルを実際に定義した166枚のスキルカードからなります。具体的な使い方については、以下の取扱説明書をご覧ください。

知財スキル標準の概要・使い方(取扱説明書)、知財業務チェックシート

知財スキル標準(本体カード)

(参考)

[更新日 2017年4月11日]

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