【第4話】合格発表に向かう道中で…
テーマ:中学受験塾時代
旧ブログで読んだ人も楽しめるように
初出しエピソードも混ぜて
お送りして参りますよ🎵
この続きです
合格発表の日
私たち親子は
不合格だった時のことも想定して
発表が貼り出される時刻から
わざと少し遅れぎみに到着するように
駅から歩いて向かっていました
合格発表掲示がおこなわれて
皆が盛り上がっている後ろから
こっそり番号を見て
後ろから見るというのが重要ね☝️
前の方で見て落ちてたら
立ち去る時に
落ちたことがバレやすいからね
もし
落ちていたらそのまま
塾の友だちにも誰にも
気づかれないように
そーっと
フェイドアウトしようと
計画して家族揃って
緊張しながら見に行きました
娘は娘なりに
もし落ちたら友だちに
なんて言うかまで
いろいろ考えて
用意していたみたいです
小6女子は精神的に大人ですね
駅から後れ馳せながら
歩いていると
同じ考えで少し遅れて到着を狙う
ご家族も多くいらっしゃいました
みんな考えることは同じね
雑踏を歩いていると
なんと前方から
その美貌のお母さまとお嬢様が
真っ青な顔で人の群れに
逆行してくるではありませんか
お美しいので一際よく目立つ
すれ違いました
え…?早すぎない?
ていうか
何かご用事が
立て込んでいるのかしら?
いえいえ不合格だったのです
まさかの不合格
もう少し学校に近づくと
もうひとり
幼児教育時代から小5まで
トップランキングを飾ってらした
お嬢様親子が
逆行してきたのを
娘が発見
私はその親子のお顔を存じ上げないので
見ていませんでした
真っ青な顔してたよ…
え、え、え、
まさかの番狂わせがこんなに
怖い