商品の説明

1979年製、Martin 00-21が入荷いたしました！！
70年代といえばドレッドノートボディ全盛期の時代でした。その為、ドレッドノート以外のボディ、いわゆるスモールボディモデルのニーズは少なく生産本数も非常に少ない時代でもありました。1990年代に入り、000を中心としたスモールボディモデルが着目されるようになりました。元々スモールボディモデルの好きな方に加え、あらたにスモールボディをチョイスされる方も増えてまいりました。当然ヴィンテージのスモールボディモデルの人気も高まることとなるのですが、生産本数が少なかったため中古市場にも限られた数しか流通していないというのが現状であります。

今回入荷しましたのは、00（ダブルオウ）ボディ、スロッテッドヘッド、12フレットジョイントモデル！！型番もレアなStyle21です。18と28の中間機種となる本器00-21！！1898年より生産が行われてきた歴史のあるモデルでしたが、1996年に生産完了となっております。

42年を経過したモデルですので、年式相応のヴィンテージギター特有の使用感が見られます。ピックガードは交換されております。70年代のモデルによく見受けられるピックガード周りに発生するマーチンクラックはございません。トップに複数箇所のタッチアップ的補修は見られますが、深刻な傷の補修というよりも見た目的な補修となります。バックの左下ボディのふくらみ部に縦に13.5センチの割れ修理跡が確認できます。ネック裏に2箇所、タッチアップ的補修が見られます。ローフレットの指板に減りが見られます。現在深刻なダメージはなく問題なくご使用いただけます。当工房におきまして、沖田フルチューンを行なっております。・沖田式ネック角度調整・指板調整・フレット交換・ナット交換（牛骨）・サドル交換（牛骨）・全体調整と
総額で￥100,000オーバーの修理調整を施しておりますので、演奏性は抜群です。

スロッテッドヘッド、12レットジョイントモデルならではのソリッドヘッド、14フレットジョイントモデルにはない独特で魅力的なサウンドフィールです。SQネック仕様ですので音に厚みがあり、しっかりとした出音を実現しております！！ハーモニクスが一番大きく出る12フレットでジョイントしてあるので実際に響かせてみるとサウンドエネルギーの出力効率がよいことに気付かされ、あらためて本器の響きと音色の魅力に心が優しく動かされることでしょう。

特にアルペジオ系で爪弾くのには、もってこいの本器！！70年代の希少モデル、お薦めのヴィンテージモデルです！

弦高12フレット 1弦：1.9mm 6弦：2.7mm
サドル高さ：3.mm
TOPから6弦までの高さ：11.9mm
ナット幅：47.6mm
ナット弦間：40.5mm
ブリッジ弦間：59.5mm
スケール：632.5mm
重量：1.72kg

保証期間：ご購入日より3ヶ月