「受けるからには一発合格したい」
「合格できる見込みはあるのだろうか」
賃貸不動産経営管理士の資格取得を目指している方にとって、試験の合格率は気になるポイントではないでしょうか。
合格率を知っておくことで、試験への心構えができ本番に向けた対策を考えられるようになります。
今回のコラムでは、賃貸不動産経営管理士試験の合格率や難易度を紹介しましょう。
賃貸不動産経営管理士の資格に興味のある方も、ぜひこのコラムを参考にしてみてください。
令和2年度の合格率92.3%(全国平均の3.1倍)
最短合格を目指して効率的に学べる講座体系
1講義が短く、スキマ時間に学習できる
賃貸不動産経営管理士試験の合格率
まず、賃貸不動産経営管理士試験の合格率を見てみましょう。
過去5年間の合格率は下記の通りです。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
平成28年 | 13,149名 | 7,350名 | 55.9% |
平成29年 | 16,624名 | 8,033名 | 48.3% |
平成30年 | 18,488名 | 9,379名 | 50.7% |
令和元年 | 23,605名 | 8,698名 | 36.8% |
令和2年 | 27,338名 | 8,146名 | 29.8% |
平成28~30年度までは、平均合格率50%と高い数値をキープしていました。合格率50%というと、10人中5人は受かる割合です。
しかし、令和元年からは合格率36.8%と急激に下がっています。
さらに令和2年に実施された試験では、合格率30%を切っています。
賃貸不動産経営管理士は国家資格になるとされており、今後はさらに難易度が上がるかもしれません。
賃貸不動産経営管理士の受験者数は増加、合格率は低下
「賃貸不動産経営管理士試験結果」を見ると、令和元年から賃貸不動産経営管理士試験の受験者数が急増しています。
受験者が増えているのに対して合格者数が減っていることが、合格率が大きく下がった要因かもしれません。
受験者数が伸びている理由は、賃貸不動産経営管理士が国家資格になる前に資格を取得しておきたいという人が増えたためだと考えられます。
こうした理由から、賃貸不動産経営管理士の受験者は年々増えているものの、合格率が著しく下がっているのではないでしょうか。
賃貸不動産経営管理士の難易度
賃貸不動産経営管理士は、マンション管理士や宅建などの他資格と比べて難易度は低めです。
試験では、賃貸管理の意義や管理業務の知識、賃貸借契約書などの法的知識、建物・設備等の知識など、賃貸管理実務に関する幅広い知識を問われます。
賃貸不動産経営管理士試験の出題形式は、4つある選択肢から適当なものを1つ選ぶマークシート方式です。
試験の合格基準点は、令和2年度では34点でした。7割以上の正答率で合格できることから、受かるチャンスは高いのではないでしょうか。
とはいえ、仕事と勉強を両立するのは簡単ではありません。
賃貸不動産経営管理士試験に合格するには、約100時間の勉強が必要だといわれています。
働きながら資格取得を目指すのであれば、オンライン講座や賃貸不動産経営管理士講座を受講するのもおすすめです。
ちなみに、賃貸不動産経営管理士講座を受けると、賃貸不動産経営管理士試験の問題5問分が免除になります。
賃貸不動産経営管理士講習とは・・・賃貸管理業務に必要な専門知識の習得と実務能力を高めることを目的とした実務講習。講習は、誰でも自由に参加できます。
まとめ
賃貸不動産経営管理士試験の合格率は、年々減少しています。
一方で受験者は年々増加しており、今後もこの傾向には拍車がかかるでしょう。
さらに、賃貸不動産経営管理士試は出題内容が広くハードルが高いといえます。
決して簡単な試験ではありませんが、勉強の進め方次第で合格の可能性は十分にあるのではないでしょうか。
賃貸不動産経営管理士資格を持っていれば、幅広い業務に携われるようになり年収アップも見込めます。
令和2年度の合格率92.3%(全国平均の3.1倍)
最短合格を目指して効率的に学べる講座体系
1講義が短く、スキマ時間に学習できる