交差点付近に止まったトレーラー。
警察が、後輪のタイヤ付近を入念に調べていることがわかる。
16日午前7時半ごろ、徳島・小松島市で、登校中の小学生がトレーラーにはねられ死亡した。
死亡したのは、小学4年の藤井潤美さん(10)。
藤井さんは、頭を強く打つなどして、その場で死亡が確認された。
近隣住民「6年生の女の子が、もう死んでしまうって泣いていた」
当時、藤井さんは学校に向かっていて、道路を横断しようとしたところ、左折してきたトレーラーに巻き込まれたという。
実際に巻き込んだ部分なのか、トレーラーの後輪にはマーキングがされていた。
交差点付近には、藤井さんのほかに2人の児童がいたが、けがはなかった。
近隣住民「信号無視するような子ではない、必ず信号は守って」、「(トラックは多い?)しょっちゅうです」
現場近くにはコンテナ基地があり、トレーラーなどの交通量が多いという。
警察は、トレーラーを運転していた福井暁生容疑者(53)を、自動車運転過失致死の現行犯で逮捕した。
福井容疑者は、「交差点を左折する際に、歩行者をはねて亡くならせてしまったことに間違いない」と話し、容疑を認めている。
警察は、くわしい事故の原因を調べている。