渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

藤圭子 ネリカンブルース

2021年12月16日 | open

藤圭子 ネリカンブルース

藤圭子バージョンはカットバージョン。
こちらの青山版は少し長め。
真の原曲はもっとずっと長い。
「練鑑ブルース」 青山浩

私が某所で直に教えてもらった
ネリカン
ブルースのバージョン
では、

「きょうは地検に押送(おうそう)で
検事の調べがありました」
というフレーズがあった。
その部分だけは克明に覚えている。
他は青山バージョンとほぼ同一で
あったが、途中まで。
歌を歌うのは禁止の場所だ。
担当が強制的に歌を口ずさむのを
停止させた。
担当はナチスみたいな面持ちで

ナチスみたいな立ち居振る舞い
だった。こまわり君みたいな
恰好してから。
ただ、その担当は私をまじまじと
見て「大勢
でいる時はえらく
おっかないけど、こう
やって
見ると女の子みたいにかわ
いい
顔してるなぁ・・・」と言って
いた。
(こいつはこいつらの組織によく
いる
ホモ野郎だな)と思った。
こちとらとんとその世界とは無縁

の別次元の漢道一直線だった。
動け。行動せよ、行動せよ、だった。

身を置く戦線名にも「行動」が入っ
ていた。それは挺身そのものだった。



ただ、おかげさんで、今も曲がり
くねった道しか好まない。

だから、今でもワインディング
ロードを走ってる。





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