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峰宗太郎・山中浩之 『新型コロナとワクチン 知らないと不都合な真実』 ~ これを読んで、新型コロナワクチンの接種を躊躇してしまいました。

 まずは、このブログのアクセス数が、本日、22万を超えました。お読み頂き、誠にありがとうございます。感謝いたします。
どうか、これからもよろしくお願い申し上げます。


 以前、岡田春恵 『新型コロナ 自宅療養 完全マニュアルをご紹介した時に、読者の方から推薦していただいた本(ありがとうございました)、

峰宗太郎・山中浩之 『新型コロナとワクチン 知らないと不都合な真実』(日経プレミアシリーズ)

を読みました。

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 岡田春恵氏の本を読んだのは、万一、《入院》や《ホテル待機》《自宅待機》になった時のために、どんな準備をしておくのか分からなかったからですが、今度の本では、ワクチンのことを、ちゃんと知ることが出来ました。

 さて、今朝もテレビでワクチンをテーマにした番組をしていましたが、どうも、肝心なところが議論されず、ただ、反作用で熱が出ると怖いとか、アレルギー反応がこわいとか、そんな議論でした。
 肝心なところとは、
 これも本書できちんと得たのですが、COVID-19(コビッド・ナインティーン)、これは、新型コロナの「病名」です。「ウイルス名」は、SARS-COV-2 (SARSコロナウイルス2)と言います。
 そして、新しいワクチンは、遺伝子工学の治療的方法によって作られた(ここがポイントです)、

「核酸ワクチン」(mRNAワクチン。メッセンジャーRNA)

である、ということです。
 人間の身体のタンパク質製造システムを遣ってウイルスの成分を作ろうとするものです。
 これまでの様々なワクチン、例えば、生ワクチン不活性化ワクチン成分ワクチンとは、全く異なる「テクノロジー系ワクチン」である、ということです。
 そして、この新ワクチンが、開発された時に、あと、10~20年たつと実用化され、役立つと思われていたのが、このコロナ禍で、急遽、商品化されたと書かれています。
 日本でも遣われるのは、
英アストラゼネカとオックスフォード大学開発の「AZD1222」、
米ファイザーと独ビオンテック開発の「BNT162b2」、
米モデルナと米NIAIDの「mRNA-1273」
です。

(以下、下記の「続きを読む」をワン・クリックしてお読みください。)

 で、よく「メリット、デメリットを公開して選択出来るようにしろ」と言われますが、安全性も効果もよく分からないから、公開出来ないのではないか、とも考えてしまいます。
 本書では、「90%を超える有効性」があった、の意味も説明されています。要は、10人のうち9人の発症を防いだわけでは無いと言うことです。

 近時、行政にしては随分手回しよく、「接種後相談センター」を設置するなどと言うのも、あるいは、15歳以下を対象からはずすと言うのも、「?」と、勘ぐってしまいます。
 大規模な社会的人体実験ではないのか、と。

 今日のテレビ番組で、ゲストの病院の医師が「遺伝子を体に入れたってすぐ消えるもんで安心です」と、ペロッと一言、聞かれてもいないことを言っていましたが、また、その意味をスタジオの大半は、意味が分からず気づいていないようでしたが、ここなんです。
 本書では、例えば10年後にどういう反応が出るかリスクが高い、と書かれているのに、テレビでは、前述のように「すぐ消えるから安心」と言うし、一体、我々はどうすればいいの ?
 これを、コロナウイルスに感染して重症化した時に怖いから「もう、接種しちゃう」、とかもありますが、少なくとも、我々が覚悟して、自己決定できるほどの資料がほしいわけですが。
 0.1%の事故率だって、1億で10万人ですし、すぐ反応が出るとは限りませんしねえ。

 ・・と、まあ本書は、ウイルス免疫学の権威に日経ビジネスの記者がインタビューする形式でのワクチンの基礎知識が満載です。
 私も現役の時は、定期購読していましたが、「日経ビジネス」に連載したのですから、それなりに影響は大きいと思います。

 本書の後半は、「無制限PCR検査」への批判を、詳しく述べています。
 検査は、陽性の人を陽性と確定するためのものであって、陽性・陰性を区別するものでは無い、したがって、空港などでの検査の形式化が心配です。

 随分、この本を読んで勉強になりました。でも、まだ、よく分からずに、ここで書いているかも知れませんので、そこのところは、ご容赦ください。これから、再読・精読しますので、ご指摘のコメントなどは、コロナ疲れが出ますので、結構でございます。

 で、あなたはワクチンを接種するのかって ? 
 「お先にどうぞ。」
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Re: コメントありがとうございます。

 あっ、そー読みました。読み方って難しいですねえ。
 重症化防止の観点からは、接種がよさそうではありますが。

P.S. 同じ情報を読んでも、ある程度の専門家と素人の方ではずいぶんと受け取り方が違うんだなあ、と思いました。
すでに先行接種では1年近い経験があり、(どうしてか説明すると長くなるのでやめますが)長期的な副反応も可能性は低いしあったとしても頻度は低いと思って間違いないと思います。


ちなみにこの筆者の峰先生はアメリカ在住で、すでに接種したそうです。

あれ、これ読んでそう思いましたか?私はこれ読んで打とうと思いました。
ちなみに当院は正規職員3000人で医師はほぼ99%の希望だそうです。
中等症以上の患者さんを実際に見ていますからねえ…。

Re: コメントありがとうございます。

 インフルエンザワクチンは、本書によると「ワクチンの劣等生」だそう。私も、ここ10年以上は、うっていません。
 コロナワクチンのうちたくない人が医療界に多いのは、本書のようなことを知っているからなんでしょう。
 コメントありがとうございました。

私もワクチンは遠慮しようと思っています。
子供が乳児の時受けた予防接種で生死の境をさまよった経験から、インフルエンザ接種も、小学校の教師に「そういう打たない人がウィルスをまき散らす」と、嫌みを言われたり差別されたりしながらもずっと断ってきました。

今度のワクチンは今までのものとは全く違い、遺伝子に入り込む危険なものと聞いていました。医者の中には絶対打たないという人も。
接種には圧力を掛けないよう、個人の選択に任せてほしいと思っています。お子さんたちが心配です。
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Author:感動人
 芸術全般を愛する団塊世代です。
 「引退後」、たっぷり時間をかけて、いろいろな芸術を初心にかえって学び、横断的に、楽しんでいきたいと思います。もうひとつ、心身共に健康に「年をとっていく」ための、生活のマネジメントも「同時進行」でお伝えします。
 のんびりと過ごしたいと考えています。お寄せいただくコメントなども、論争などは避けて、ゆったりしたお話をお寄せください。

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