11/28 白山遭難同伴死 ヤマレコ回想録を鑑みて | さむ吉のブログ

11/28 白山遭難同伴死 ヤマレコ回想録を鑑みて

テーマ:山の遭難

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警察によりますと、11月24日の午後、「白山に登山に出かけていた男性が

動けなくなっている」と一緒に登山していた仲間から救助要請がありました。
男性は、白山市に住む40代の男性で、仲間とともに3人で

白山に登っていましたが、

途中で動けなくなり、その場は携帯電話が通じないことから

仲間が場所を移動して救助要請したということです。
白山の標高の高い場所では厳しい天候が続き、男性とは

連絡がつかなくなっていましたが、

28日午前7時半ごろ、山頂の「御前峰」付近で男性が

倒れているのが見つかり、消防のヘリコプターが収容しましたが、

死亡が確認されたということです。

 

山スキーする人は、皆さん単独行と考えてやっているとのことらしいですが、

かなりの過酷な状況でも克服してきたと述べている

投稿者や亡くなった男性も山スキー通では有名な人らしい

ジャンルは別にして登山する人の上級者は、ある程度極限の状態をクリアして、

勲章や誇りの世界にチャレンジするところがあるのではないのか

究極は生死の分かれ道の状況下に追い込む

特にそういう人は、経験上、自信と過信の紙一重で判断ミスに陥ることもあるだろうか

 

回想録では 本人も反省する部分は、やはり天候の事前チェックが甘いこと、

同伴者の体調や状況判断(落ち合うまでの体力消耗や

彼のブランクがあって体力的な不安)が出来なかったと言っている

天候考えれば中途撤退すればいいだろうけど、

そこが自信と過信の紙一重が判断を鈍らすと思うのです

 

重大なことは、生命を落とすいうことが問題で、周りに多大な迷惑や精神的打撃

人生に影響を与えるということ、事が起きてからでは遅くて取り返しがつかないし、

まして同伴行動は、同伴者の体調把握もしながら、中止も止む負えない判断もする必要性もあると思う

それが嫌なら、単独ですればいいし、都合のいい同伴ツアーはやめた方がいい

単独なら自己責任の範疇で負担も少なく、共倒れの危険性も回避できる

グループ行動なら、なるべく危険性の大は避けるべきだと思う

あの世に行かないためにも、今回の事件は極端な例ですけど、

危険を賭して行かれる山人は、肝に銘じて

これからもダイナミックな山旅を踏破してください

最後に、亡くなられた方が成仏できますようにお祈りします