自閉症を知る⑨年中

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テーマ:

新しい幼稚園での生活


コロナに阻まれ、マスク必須となりました…


家でも何度かマスクをさせようとしてみましたが、すぐに取ってしまう…


バスに乗る子は皆マスクをして来てくださいね!と言われ、頑張ってみるも、拒否。


困った…


『お母さん、マスクをカバンの中に入れて来てください』


幼稚園からそう言われ、カバンに入れたその日、鼻は出ていましたがマスクをつけて帰って来ました!!

まぁ、ビックリ!!


でも、三男の発達年齢は1歳10ヶ月ほど…

苦しくなったりしないかな?

大丈夫かな?

心配でたまりませんでした。


ですが、三男も無事に成長してくれまして照れ

当初は布マスクでしたが、毎日つけられるようになり、だんだんコロナ感染者が身近に迫ってくると、布マスクを噛んだりして濡れてつけられなくなるのは良くないとなり、紙マスクも練習を始め、今となっては、紙マスクを鼻までしっかり出来るようになりましたよー、自分で装着も出来ますウインク

ちゃんと成長しますおねがい

先生方の努力、お友達の影響力、本人の適応力に感謝ですラブラブ(感覚過敏等でどうしても無理な子もいますから、強要はやめて欲しいです。今回はうちの子のお話。比べないでくださいね!出来ないものは出来ない!その子に合わせた対策を練る、方法を探す、それが良いと思います!)



園での生活も始まり、制作や、お歌、行事とやる事もたくさん出てきます。


イスにずっと座れずフラフラしてしまう三男は、違う教室に行ってしまったり、なかなか参加出来ません。


ですが、先生達は、


お散歩したいんやねー爆笑と、


とても穏やか。


三男のペースに合わせてくださいます。


ただ、きっと迷惑ばかりかけているんだわショボーンと思っている私は、ここもいつかは追い出されるんだわ。

と、ビクビク過ごすようになります。


先生方の顔色ばかり伺って、周りにいつも謝ってばかり。


受け入れてくださったんだから。


参観や面談に行っても無理に笑顔を作って。

周りのママさん達にも笑顔でなるべく明るく接するように気を遣って、三男がマイペースで合わせられない事を謝って、謝って…


なんとかこの場所にいられるように。


きっとこの子は色々吸収する。


この環境が必要だから❗️と、頑張り続けました。



先生や周りのママさんからしたら、なんでこんなに必死なんだろう?


幼稚園は大変なんじゃない?ショボーンって思う方もいたかもしれません。


人付き合いを上辺でしか出来ない私は、笑顔の先生やママさん達も内心ネットの人達の本音のように感じていると思い込んでしまったんですよね。


いくら、私が違うと言っても、そんなの分からないだろ?わざわざ伝える人もいないんだから。


幼稚園も、ママさん達も迷惑だと思ってる。

同じ障がいのあるお子さんのママさん達さえも、仲間だと思われたくないと思ってるよ!!


現実が見えてないんだねニヤリと言われ、焦り始めます。


私が見てきた世界は幻想だった。

皆、掲示板の人達のように感じてる。

どうしようえーんショボーンえーん



どんどん自分を追い込み、疑心暗鬼で過ごす日々となりました。


先生に何を提案されても、


深読み、裏読みしてしまい。


笑顔だけどを含んだ言葉を吐いてしまったり、他人を信じられなくなり、昔からの友人さえも遠ざけるようになりました。


三男くん、頑張ってますね照れウインク


という言葉ですら、


社交辞令だろうなショボーン

嘘ばっかり!プンプン

本音は早くどっか行って欲しいえーなんでしょ?

こんな大変な子を幼稚園に入れたいなんて、変わった親だなニヤリ


って思われていると、勝手に想像し始めます。


この頃、周りはみんな敵だ!!と思っていました。


でも、元来人好きで、お花畑思考で、人を信じたい私だから…


そんなはずはない!おねがい

人を信じたいぐすん


と思う自分もいて、


ものすごく苦しみました。


先生達が三男を嫌っているようには見えなかった。


一生懸命、ひとつでも出来る事を増やそうとしてくれている。


担任の先生の、三男くん、本当にかわいくて、私の癒しです〜ラブラブは嘘には聞こえなかった。


運動会で徒競走を走れるか分からないとなった時も、大好きなミニカーを持ってゴールに立ってくれた先生。


さんなんくん、がんばれぇ〜♡


というお友達のかわいい声援。


ゴールした三男を抱きしめる先生達。


みんながちゃんと三男を園の一員として受け入れてくれているのが分かるのです。


それでも、すっかり心を閉ざして、信じる事を出来ずにいる私は、まだ殻を破る事も出来ず…



信用して、飛び込んで、痛い目にあって、傷つくのはもう懲り懲りぐすん


と、微妙な距離を取り続けました。


今思うと、先生方にもたくさん気を遣わせてしまったなと反省しております。



年中の行事もひとつ、ふたつと終わっていき、先生方との面談も回を重ねるごとに笑い声に包まれるものとなって行きました。


ただ、主任先生のやり方にはずっと違和感を持ち続けていた私は、なかなか交われず。


笑って盛り上がりはするものの、お互いに何か壁を感じるようなやり取りが続きます。


心を開くのに時間がかかるタイプ同士だった事と、これが正しい!が強すぎる2人。


三男への


2人とも深すぎて、熱すぎて 笑


真逆の教育感のため、笑顔の攻防戦は続いていきましたネガティブ



主任先生との関係が緩み、信頼関係が生まれるまでは、まだしばらくかかります。









ほんと、今となっては、この主任先生のおかげで、三男は出来る事も増え、置物(この言葉は嫌いですが!)ではなく、クラスの一員として過ごす事が出来たと感謝しています。


ただ、今でも感じる事は、もう少し緩くてもいいんじゃない?と思うかな笑い泣き


これは私の教育感というか、実際に発達障がい、自閉症という子の親となり、発達障がいとは?自閉症とは?と考える事がたくさん増え、自分や家族の昔から今を振り返ってみたり、色々なママさんのブログ、自閉症関連の本を読んだり、役所やデイの先生達と語ったりする中で、出来上がった価値観なんですけど。


日本の教育は、

べき、ねば!にこだわり過ぎているキョロキョロと思います。


自分も親になるまでは、なんとなくそれがスタンダード。

そこを基準とすべき!みたいな考えがありました。


でも、昔から感じていた小さな違和感。


みんなと同じじゃなきゃダメ?キョロキョロ

本当にそれが正しいのかな?口笛



ってところ。


これが、一気に爆発、覚醒目した感じです 笑


みんなと違ってもいいんじゃないの?

頑張り過ぎて苦しくなるくらいなら緩めてもいいんじゃない?

べきねばって、不安から来る。

ちゃんとやらなきゃ!ちゃんとしなきゃ、ダメになる!みたいなねウインク



でも、そうでもないよ。

ちゃんとやるな!って言う意味でもないよ!


ヒャクゼロ思考を手放すって事かな。




右じゃなければ左でしょ!って事でもなくてね。


じわりじわり、ゆるりゆるり行きましょうやラブラブって事。


元教師のくせに!って書かれる事もあるけど、元教師だから余計に感じるよ。


優等生や、普通の子ばかりじゃなくて、暴れん坊やウッカリさんや、ちょっと空気の読めない風変わりな子、みーんないていいの。


障がいのある子も、ない子も、みーんな同じ教室で学び合う事は出来るよウインク


ただね、その子が今どんな気持ちか?にフォーカスする事が大事で、


ついていけないから、スグに環境を変える!って大人は焦ってしまうけど、じっくり観察する事も大事だし、話せる子ならちゃんと気持ちを聞いてあげる事。


私は、教師主導ではなくて、子ども達から学ぶ教師でありたい。


批判や、それは違う!って意見もあって当たり前!

教師主導の教育が間違っていると言いたいわけでもない!


私はそう思うよウインク


ただそれだけなんですウインク


みんなに合わせないと!!

足並み揃えないと!!

1人だけ違うことは許さない!


まぁ、まぁ、そないにめくじら立てんとゆるゆる行きましょうや〜照れ


私も、そんな日、そんな時があります。


だから、誰かと話して、あ!落ち着こう照れとなりますし。


自分の考えだけが正しいわけでも、誰かの意見だけが正しいわけでもない。

時と場合によって変わる事もある。


それでいいんとちゃうかなと思うわけですよ。