検 索 番組表

木曜よる7時00分~7時56分 放送

地下街で複数人に突如めまい その驚くべき原因とは?

2021.12.02 公開

12月2日(木)日本テレビ系で放送の「THE突破ファイル」では、原因不明の病や異変の謎を推理し、原因を究明する医師たちの執念の突破劇をドラマで紹介。

医師役を岡田結実が、看護師役をおかずクラブのオカリナが、大学生役を​​工藤美桜が、面接官役を鬼越トマホークが演じた。

ある会社で新卒採用の面接を行っていた。



就活中の大学生が面接を終え家に帰っていると、突如地下街を歩いている人が倒れ、それを見たその大学生も倒れ込んでしまう。





急患で病院に搬送される倒れ込んだ女性たち。





意識を取り戻した大学生に「テストしますね。ご自身の鼻と私の指を交互に触ってみてください」と、患者の鼻と医師の指の往復運動が円滑にできるかを見る検査を行う医師。





この検査で体のバランスをつかさどる小脳をチェックしたが、特に異常はなし。



「貧血からくる立ちくらみかもしれません、念のため採血をお願いします」と、採血を行うと不可解な事実が明らかに! 



「ヘモグロビンの数値が安定している。どこも悪くないのにめまいや吐き気?」と、貧血によるめまいを疑ったが、酸素を運ぶヘモグロビンの数値には異常が見られなかったのだ。

入院した大学生のもとに母が訪れ、原因を医師に聞くも、「現段階では、まだ確かなことはわからない状況」と伝えられる。

すると、今度は英単語帳を見ながら歩いていた高校生が同じ地下街で再び倒れた。



診断した結果、やはり貧血も脳の異常もなし。

医師と看護師は地下街の調査に向かい、患者たちの直前の行動を洗い直すことに! 

倒れた患者たちの共通点は10代や20代の若い女性。医師は「ひょっとしたら防鼠装置の音に反応したんじゃないか」と、地下街の管理事務所に向かった。

地下街には衛生管理の一環でネズミの侵入を防ぐため高周波を嫌う習性を利用した防鼠装置が設置されていることがある。「聞こえるのは、若くて聴覚が敏感な人。そんな人にとって高周波は不快な音になるので耳鳴りのように聞こえ、めまいにつながる可能性が」と推察したのだ。



しかし、管理事務所に聞くと防鼠装置は設置していないという。



さらには、何かのガス漏れなどが起きていないかと推測し、近所のお店に異臭騒ぎがなかったか聞き込みを行うと「最近までここ改修工事してたでしょ?人がよく倒れるようになったのはそれが終わってからなんですよ」という証言が。



すると、今度は男性の配達員が倒れ込む事態が医師の目の前で発生!

「一体どういうこと?どうしてこの地下街で次々と…防鼠装置、ガス漏れでもない…何か必ず原因があるはず。考えろ、考えろ…」



そして、ついにその原因が解明された! それはなんと、地下街のタイル。





「一見、規則正しく並んでいるように見えますが、実はこの地点から急にタイルの目地が変化しているんです」と、タイルの目地の変化が原因だという。



「おそらくめまいを起こして倒れた人たちは目線を下げ、無意識のうちにずっとタイルを見続けて歩いていた。そのままこの地点に差し掛かり、突然激しいめまいに襲われた」と断定!

めまいの正体は、タイルの目地の変化によりごく稀に起こる “視覚性めまい“だったのだ。



通常、人体は「視覚」と、耳奥の内耳による「平衡感覚」、さらに足裏の感覚を統合し体のバランスを取っているが、今回は無意識のうちにタイルの目地を目で追っていたため、その傾きの変化から「進行方向が変わった」と脳が錯覚。

一方、耳や足裏からの「まだまっすぐ歩いている」という情報と一致せず、小脳がパニック状態に。そしてめまいに繋がってしまったのだ。



身近な危険の原因に迫った医師の見事な突破劇であった!

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