珍しい「無塗装」公開 伊豆急行、209系電車撮影会【動画あり】

2021.12.12

 伊豆急行は11日、JR東日本から購入し、来春運行開始に向けて改造中の209系電車の撮影会を伊東市の伊豆高原駅で開いた。“お色直し”を前にした無塗装の珍しい状態で公開され、多くの鉄道ファンが撮影を楽しんだ。同日、同電車の伊豆急での形式名を「3000系」に変更することも発表した。

無塗装の状態で一般公開された209系電車=伊東市の伊豆急行伊豆高原駅
無塗装の状態で一般公開された209系電車=伊東市の伊豆急行伊豆高原駅
黄色と青の帯やJRマークがはがされた電車の側面=伊東市の伊豆急行伊豆高原駅
黄色と青の帯やJRマークがはがされた電車の側面=伊東市の伊豆急行伊豆高原駅
塗装をはがした後の209系電車=伊東市の伊豆急行伊豆高原駅
塗装をはがした後の209系電車=伊東市の伊豆急行伊豆高原駅
塗装をはがす前の209系電車=7月、伊東市の伊豆高原車両区(伊豆急行提供)
塗装をはがす前の209系電車=7月、伊東市の伊豆高原車両区(伊豆急行提供)
無塗装の状態で一般公開された209系電車=伊東市の伊豆急行伊豆高原駅
黄色と青の帯やJRマークがはがされた電車の側面=伊東市の伊豆急行伊豆高原駅
塗装をはがした後の209系電車=伊東市の伊豆急行伊豆高原駅
塗装をはがす前の209系電車=7月、伊東市の伊豆高原車両区(伊豆急行提供)

 伊豆急行開業60周年記念事業の一環で、県内外から250人以上が参加した。元々の黄色と青の帯やJRのロゴマークなどがはがされ、ほぼ銀色一色になった姿にファンたちは盛んにシャッターを切っていた。神奈川県小田原市の小学生吉村樹君(9)は「これからどんな色の電車になるか楽しみ」と話した。
 209系電車は京浜東北線など首都圏を走った車両で、伊豆急は2編成計10両を購入。8両1編成に車両を組み替え、来年3月下旬以降に運行開始する。入れ替わりに主力車両の8000系のうち、3両が引退する。

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