2007年01月13日 16:43

いじめられっこを救える確率

今となっては芸能界というのは、
いじめられたり等のコンプレックスを
武器にして見返してやりたい奴らの
逃げ場所、又は修行場としての地位という形で
クローズアップされる様になった。
しかしながら、その中で有名になれるのは
ごく少数、非常に確立的に少ないのである。
しかも有名になった著名人の中には
苛められていない普通の人や、
過去において人に言えない位の悪い事を
してきた連中まで混じっている始末。
唯一、コンプレックスをバネに出来る場所であっても、
それすら進路を絶たれた奴等は、
どうやってコンプレックスをバネにする事が
許されない学校や企業に就職する事が出来ようか?
今回は、大変被害者にとってはショッキングな
内容の文になるが、もしこの話に付き合って頂けるなら
最後まで読んで是非、感想を頂きたいと思う所存で
ございます。下記に被害者が勝ち組になれる確率を
今回、その聖地とも別名で捉えるべき
メディアで活躍する芸能界を一例で調査しました。

いじめ等の被害者が今日まで発生した総数と
その度に今日まで誕生してきた、
被害者が社会適応者として認められ、
強くなった経緯のある芸能人の総数と
それを誕生するまでに掛かる時間を
割合で計算すると、

毎年被害者として相談する子供~大人
20万人×30年~50年間=毎年の被害者総数 (分母)
       
毎年被害者が今が幸せと言える様になり、
強くなって生まれ変わった芸能人
推定年間1000人×30年~50年間=芸能人総数 (分子)
       × 0.7
(芸能人の全体の7割が被害体験を持っている)
       ↓
元被害者で何とか一時的に
勝ち残れた勝組マイノリティの総数
芸能界というメディア誕生30~50年間を軸として
総計約1,000万人を越す被害者の内、
これまで誕生した芸能人の数約5万人
5万×0.7=4万5千人
つまり200分の1 × 0.7 = 被害者勝組の数なのである。

そして、

勝組マイノリティの総数
       ×
(下積10年間 + 活躍期間3年~10年)
       ↓
被害者の団体が強くなる為に掛かる時間

つまり、マイノリティを本当に救える数と
それに掛かる時間は、芸能界という
自身のコンプレックスを武器にして表現したり、
カミングアウトをして訴えられる
メディアという場所が出来始めてきた頃からでも、
約5万人と少数で、一人あたりカリスマ性を
表現出来る形までにするのに掛かる時間は、
23年と途方も無い長さなのである。
しかも、これが親や一部の芸能学校で
理解ある講師の協力があってとしてもである。

被害者一人あたりにこれだけ長い時間を所有するのに、
やはり教師達にだけいじめ問題の解決を
任せるのは困難といっても仕方がない。

これまで被害者の中で
かろうじて救えて強くなった人間達の総数が、
毎年発生する被害者の一年間総数のみよりも
少ないのには驚いた。
もう少し全ての人間を救う事が出来たら。


トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 


ライブドアブログでは広告のパーソナライズや効果測定のためクッキー(cookie)を使用しています。
このバナーを閉じるか閲覧を継続することでクッキーの使用を承認いただいたものとさせていただきます。
また、お客様は当社パートナー企業における所定の手続きにより、クッキーの使用を管理することもできます。
詳細はライブドア利用規約をご確認ください。