14日朝、大阪府大阪市西区内の府道で、赤信号を無視して進行してきた原付バイクが、横断歩道を渡っていた自転車と出会い頭に衝突する事故が起きた。自転車は弾き飛ばされ、乗っていた女性が死亡した。バイクを運転していた男は酒気帯び状態だった。
大阪府警・西署によると、事故が起きたのは14日の午前8時15分ごろ。大阪市西区北堀江付近の府道で、青信号に従って横断歩道を進行していた自転車に対し、赤信号を無視して進行してきた原付バイクが衝突した。
原付バイクはまったく減速していなかったとみられ、自転車は約20m先まで弾き飛ばされて転倒。自転車に乗っていた27歳の女性は全身を強打。近くの病院に収容されたが、まもなく死亡している。バイクを運転していた36歳の男性も骨折などの重傷を負った。
男性は酒に酔った状態。故意に信号無視を行った可能性もあり、警察では危険運転致傷の適用も視野に入れた捜査を進めている。
《text:石田真一》