本日の日記

一年を

2021年12月15日(水曜日)

今年も終わりが近付いています。
今年はどんな一年でしたか?
いろんなことがあった人も、平凡な日々を過ごした人も、時は同じスピードで流れて行きます。
残り少なくなった今年、ご一緒にもうひと踏ん張りしましょうよ。

松原照子の印

本日の世見

英国のEU離脱

2021年12月15日(水曜日)

  • イギリス

昨年の1月末日、イギリスはEUと決別しました。
1993年に、ヨーロッパ諸国の連携を目的に発足したEU。
昨年の初頭までは28カ国が加盟していましたが、同月末イギリスが離脱したために27カ国になりました。
EU加盟国は、統一通貨のユーロを用いた単一経済市場に於いて、人や物の行き来が自由なのです。
しかしながら、自由の代償もあります。
移民問題に難民問題、それと経済格差。
若年層の失業の国もあり、テロという問題も出てしまいました。
特に移民が仕事を奪う現実も起き、福祉制度を圧迫されると不満が出て来て、一部市民の間に“反EU”の声が起きたりしました。
この反EUの声が高まったのがイギリスでした。
イギリスが離脱後、特別大きなニュースを私は聞いてはいませんが、国というのはそれぞれ抱える問題も違います。
イギリスにはアイルランド国境管理問題もあります。
この問題とは、イギリス領・北アイルランドとアイルランド国境では、イギリスがEU離脱後も国境地帯には税関をおかなくても済むという自由貿易協定を設けるなどの議論があるようですが、双方の合意には至っていないし、話し合いも難航することでしょう。
国民投票でEU離脱が決定したのが2016年の6月でした。
キャメロン元首相が退任後メイ前首相にバトンタッチ、その後2019年にはジョンソン首相になりました。
2016年の6月の決定後、イギリスがEUを離脱出来たのが2020年末日でした。
「歴史は人民が生み出すもの」ということが、この離脱劇でもわかります。
私達も日本の未来をしっかりと見ていたいものです。

松原照子の印