もりあがってきた!!!
それはそうとオヤツの時間ですね!!!
最近はローソンのクイニーアマンにハマってます!!!!
天才クソ野郎の事件簿24 -TWENTY FOUR-
第16話「天野くんのクリスマスイブ 15:00~16:00」
12月24日 15:00~16:00
12月24日。クリスマスイブ。
午後の15時。
その時間帯、天野はお台場を駆けまわっていた。
天野勇二
くそっ……。
ここにもない……。
どこだ、どこにいやがるんだ……!
天野の隣にはメイがいる。
天野と一緒にイルミネーションのオブジェを調べている。
メイの担当は目の届きにくい足元だ。
メイ
パパァ、缶が落ちてたよ。
爆弾ってこれかな?
メイがオブジェの下に落ちていた空き缶を拾った。
天野は血相を変えてそれを取り上げる。
天野勇二
バカヤロウ!
それもあり得るぞ!
空き缶をポイッと放り投げる。
カンカンカラーン、と乾いた音をたてて空き缶は転がった。
天野は安堵した。
天野勇二
ふぅ……。
メイよ、爆弾とはあんなものに偽装している可能性が高い。
これからは不用意に手を出すな。
空き缶を見つけたら触らずに俺に報告だ。
いいな。
メイ
うん。わかった。
天野勇二
さて、次を探すぞ。
天野のスマホが鳴った。
画面は涼太からの着信を告げている。
天野は舌打ちしながら出た。
天野勇二
勇二だ。
今は忙しい。
また後でかけ直……
佐伯涼太
あっ!
ちょっと待って!
今、桃香ちゃんと一緒!
桃香ちゃんから物騒な話を聞いたの!
それで電話したの!
天野は驚いてスマホを持ち直した。
天野勇二
なんだと。
お前、台場にいるのか。
桃香と合流したのか?
佐伯涼太
そうなの。
『センタープロムナード』でバッタリ会ってさ。
天野勇二
それは良かった。
助かるぜ。
桃香から話を聞いただろう?
爆弾が仕掛けられているらしい。
協力して探してくれ。
佐伯涼太
いやいや!
ちょっと待ってよ!
涼太は慌てて叫んだ。
佐伯涼太
爆弾が仕掛けられたなんてさ、何で素直に信じてるのよ!?
フツーそんなの信じなくない?
ていうか警察に届けないの?
天野勇二
警察にはもう言ったさ。
だがアテになりゃしない。
アイツらは犯行予告と実害がなけりゃ動けないんだ。
だから、この俺様自ら動いてやってるんだぞ。
佐伯涼太
いやぁ、それはまぁ、理解できなくもないけど……。
フツーそんなの信じないもんじゃない?
天野勇二
はぁ……。
お前はアホか。
天野はため息を吐きながら言った。
天野勇二
桃香だぞ。
あの桃香が血相を変えて助けを求めたんだぞ。
それに俺様は、瞳を見ればウソ程度は見破れるんだ。
冗談を言っている瞳じゃなかった。
それに、俺様の可愛い『妹』はくだらない冗談を言う娘じゃない。
涼太は唸りながら桃香を見つめた。
天野の妹こと桃香は、涼太が電話している間も、イルミネーションのツリーなどを注意深く調べている。
佐伯涼太
なんて
それで勇二は爆弾を探してるワケね。
メイちゃんも一緒なの?
天野勇二
ああ、一緒にいる。
メイはまだ幼いからな。
佐伯涼太
勇二が今日、たまたまお台場で『デート』してくれて良かったよ。
それじゃ僕も桃香ちゃんに付きそうね。
天野勇二
助かるぜ。
桃香には格闘技を仕込んだとはいえ、少々心配だったからな。
お前も桃香の足を引っ張るんじゃないぞ。
佐伯涼太
うん……。
そうするよ……。
涼太は複雑な心境で桃香を見つめた。
天野の妹、天野桃香。
ボーイッシュな短髪。
兄である天野によく似ており、勝ち気が特徴の美少女だ。
天野桃香
ここでも、ない……。
ここも、ちがう……。
今は一生懸命、イルミネーションが施されたツリーなどを調べている。
佐伯涼太
(あれで性格まで兄ゆずりじゃなかったらなぁ……。どうして勇二と絡む女子は猟奇的になりがちなんだろう……)
ため息を吐いている涼太に向かって、天野がもうひとつ告げた。
天野勇二
それから爆弾を仕掛けられている場所はイルミネーションの可能性が高い。
ツリーやオブジェは全て当たってくれ。
佐伯涼太
……イルミ?
えっ……。
な、なんでイルミなの?
天野勇二
それに桃香が『爆弾』のことを話していた相手……。
俺様はよく知らないんだが、かなり有名な若手アートデザイナーらしい。
山崎貴紀という男だ。
テレビで観たことがあったそうなんだ。
佐伯涼太
……山崎?
涼太の身体がぶるっと震えた。
佐伯涼太
い、今さ……。
もしかして『山崎』って、言った?
天野勇二
言ったぞ。
知っているのか?
涼太は小さく息を吐いた。
佐伯涼太
ヒュー……。
これってもしかして……。
一本の線で繋がっちゃうんじゃないの……。
8,998
もりあがってきた!!!
それはそうとオヤツの時間ですね!!!
最近はローソンのクイニーアマンにハマってます!!!!
オトナ限定comicoに移動しますか?
刺激が強い作品が掲載されています。