天野くん……( ゚д゚)
やっぱり、君の悩みは随分と小さいなぁ……。
小さすぎるよ……。
メイちゃん可愛いなぁ(´∀`*)ウフフ
天才クソ野郎の事件簿24 -TWENTY FOUR-
第12話「天野くんのクリスマスイブ 11:00~12:00」
12月24日 11:00~12:00
12月24日。クリスマスイブ。
昼日中の11時。
その時、天野は台場の駅前にいた。
何度も時計を眺めている。
???
パパァー!!!
お待たせぇーー!!!
ゆりかもめの駅から、1人の娘が駆けてくる。
天野は嬉しそうに出迎えた。
天野勇二
メイか。
そんなに急ぐことはないだろうに。
俺様は逃げやしないぜ。
メイ
はぁ、はぁ……。
だって、パパは時間におくれると怒るもん……。
天野勇二
怒りはしないさ。
メイは間に合っているじゃないか。
俺に気を使えるなんて、やはりお前はいい子だな。
メイ
えへへ……。
あたし、いい子?
天野勇二
ああ、いい子だぞ。
メイは嬉しそうに微笑んだ。
この娘……
訳があって父親とは一緒に暮らしていないため、叔父である天野のことを「パパ」と呼んで慕っている。
(詳しくは『天才クソ野郎の事件簿 特別編』にて)
天野勇二
しかし、時間通りに来たのはお前だけか……。
『残り2人』はどうした?
メイ
えっとね、わかんない。
あたしも知らないの。
天野勇二
そうか……。
まぁ、予約した時間は12時だ。
しばらく待ってみよう。
メイ
ねぇパパ。
ところでこれは買えたの?
メイがにんまりと笑みを浮かべ、懐から『プリっち』を取り出す。
新色の『ローズダイアモンドピンク』だ。
天野はそれを見てため息を吐いた。
天野勇二
……買えなかった。
メイの言う通りだったよ。
予約すべきだったな。
メイ
でしょー?
あたし言ったじゃん。
『プリっち』は大人気だから、よやくしても買えるどうかわかんないって。
天野勇二
ああ……。
まさか世の中にそんなものがあるとは……。
メイ
パパは、せけん知らずなところがあるからなぁ。
ダメだよ。
あたしの言うこと聞かないと。
メイは「えへん」と胸を張り、天野はしょんぼりと肩を落としている。
どうやら無敵の天才クソ野郎でも、どうにもならないことがあるようだ。
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天野くん……( ゚д゚)
やっぱり、君の悩みは随分と小さいなぁ……。
小さすぎるよ……。
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