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2021.12.13

介護職の賃上げ 岸田首相、追加策にも意欲 「取り組みを発展させたい」

ケアマネ介護福祉士住まい介護施設訪問介護通所介護処遇改善国会
 


 

《 予算委で答弁する岸田首相(13日)》

 

国会では13日、今年度の補正予算案をめぐる実質的な審議が始まった。【Joint編集部】

 

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政府は補正予算案に計上した1000億円を使い、来年2月から介護職員の給与を月額9000円ほど引き上げる方針。岸田文雄首相はこの日の予算委員会で、その後の追加的な賃上げについても前向きな姿勢を示した。

 

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「まずは補正予算でスタートする。その後の更なる賃上げについても、安定財源を確保する道筋を含めてしっかりと議論していく」

 

岸田首相は予算委でそう説明。「(介護職員らの)処遇改善の取り組みを維持し、発展させていきたいと思っている」と言明した。

 

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自民党の牧原秀樹議員の質問に対する答弁。牧原議員は今回の月額9000ほどの賃上げなどを「大きな第一歩」と位置付け、追加的な処遇改善の必要性を指摘した。

 

政府は現在、有識者らで構成する「公的価格評価検討委員会」で、中長期的な視点も加味した介護職員らの賃上げの青写真を作成中。岸田首相はこの日の予算委で、「年末までに委員会で中間整理をまとめる。その中で今後の取り組みの姿勢やスケジュールを明らかにしたい」と述べた。