アプリでゲームを遊んだり動画を見たり、そんな楽しい時間を過ごしているときにスマホがフリーズしてイライラしたことはありませんか?
フリーズとは端末を操作しても画面が変わらず、何も反応が無い状態をいいますが、この記事では、まずフリーズに直面したとき、スマホをどうやって元に戻すかを解説していきます。
Android(docomo/au/SoftBank 2014-2015年冬春モデル)とiPhone(6、6 Plus、5s以前)に分けて対処法を紹介してありますので、Androidユーザーは1.【Android】フリーズしたときの対処方法を、iPhoneユーザーは2.【iPhone】フリーズしたときの対処方法をご確認ください。
あわせて、フリーズしてしまう原因とその対策方法も掲載しています。フリーズしづらいスマホに変身させて、いきなり操作できなくなってしまうストレスから解放されましょう!
1.【Android】フリーズしたときの対処方法
2.【iPhone】フリーズしたときの対処方法
3.フリーズの原因
4.フリーズを防ぐためにしておきたいこと
5.まとめ
6.【Android】2014-2015冬春モデル|強制終了・再起動方法まとめ
1.【Android】フリーズしたときの対処方法
スマホを使用中にたくさんのアプリを起動していると、パソコンのようにフリーズ(画面が動かなくなって何の操作もできなくなる)してしまうことがあります。そのときの対処法として、下記に紹介してある手順を順番に試してください。これだけで大抵のスマホはフリーズ状態から元に戻るはずです。
1-1.端末の操作ができる場合
フリーズしたとき、端末のボタン(画面下にあるホームキーやアプリ使用履歴キー)を押して反応するようならば、フリーズした原因は「アプリの一時的な動作不良」が考えられます。起動中のアプリを終了させることによって問題が解消されることがあります。
《アプリ終了手順》
端末のアプリ使用履歴キー(右下のマーク)を押す(あるいは長押し)。最近使用したアプリの一覧が出てくるので、アプリを左右どちらかにフリックすると終了します。
1-2.端末の操作ができない場合
画面をタップしても全く反応しない場合は、一度電源を終了してみましょう。電源キーを2秒程度押しても何の反応もないときは、電源の入れ直し(強制終了→再起動)によってフリーズを解消します。この方法は強制的に電源を切るため、保存されていないデータは消えてしまいます。フリーズ時以外は決してやらないようにしましょう。
やり方は機種によって異なりますが、大概の機種は電源キーを長押しすると強制終了できます。
機種ごとのさらに詳しいやり方は、6.2014-2015冬春モデル|強制終了・再起動方法まとめをご確認ください。
1-3.上記操作でも改善しない場合の対処方法
電源の入れ直しをしても改善されない、そもそも電源の入れ直しができないという場合は次の対処方法を試してみましょう。
1-3-1.電池パックの脱着
電池パックを脱着させることで、強制終了することができます。なお、この方法は電池パックが内蔵されている機種にはできません。
- リアカバー(画面の反対側全体を覆っているカバー)を開けます。
- 電池パックを取り外します。電池に▲または矢印マークか、+/-の端子マークが欠かれている反対側を上に外してください。
- 電池パックを取り付けます。
注意点:脱着方法は端末ごとに異なります。実践する際は取扱説明書で確認してください。
1-3-2.セーフモードで起動する
セーフモードとは、購入時に近い状態で起動させる機能です。このセーフモードで起動できるかできないかで、フリーズした原因が絞り込めます。
セーフモードで起動を…
⇒できる:間近にインストールしたアプリやデータに問題あり。それらをアンインストール(削除)することで症状が改善される場合があります。
⇒できない:故障の可能性があります。携帯電話会社のショップに相談しましょう。
《セーフモード起動手順 例:Xperia Z3》
- 電源が切れた状態で電源キーを1秒以上押します。
- XPERIAロゴが表示されたら「音量キーの下」を長押しします。
- セーフモードが起動すると画面左下に「セーフモード」と表示されます。
- 電源を切って再度起動すると、セーフモードは解除されます。
注意点:セーフモードの起動手順は端末ごとに異なります。実践する際は取扱説明書で確認してください。
2.【iPhone】フリーズしたときの対処方法
iPhoneでアプリを使用中にフリーズすることがありますが、問題を解消する方法として次の3段階の対処方法を試してみましょう。
2-1.端末の操作ができる場合
フリーズしたとき、ホームボタン(画面下にある丸いボタン)を押して反応するようならば、フリーズした原因は「アプリの一時的な動作不良」と考えられます。起動中のアプリを終了させることによって問題が解消されることがあります。
《マルチタスクの削除手順》
- ホームボタン(端末下にある丸いボタン)をすばやく2回連続で押します。アイコンとサムネイル(アプリのイメージ画面)が表示されます。
- 終了したいアプリのサムネイルを選択したまま、上に引き上げます。この際、指3本を使えば最大3つのサムネイルを引き上げられます。
- 表示されているサムネイルを全て閉じます。
この手順を実行後、再度特定のアプリを起動してフリーズした場合は、アプリケーションの入れ直しをしましょう。やり方はSoftBankホームページでご確認ください。
2-2.端末の操作ができない場合
何も操作が行なえないときは、電源の入れ直しを実行してください。
《電源の入れ直し手順》
- スリープボタンを長押し。「スライドで電源オフ」を左から右へスライドします。
画面が暗くなってから数十秒後に、再度スリープボタンを長押しして電源を入れます。
もし、電源の入れ直しができない場合は、強制リセットを行なって再起動させましょう。
《強制リセット手順》
- スリープボタンをホームボタンを同時に長押しします。
- Appleマークが出現したら指を離します。自動的に再起動されて、通常通りにiPhoneが使えるようになります。
2-3.改善しない場合の対処方法
マルチタスクの削除から、電源の入れ直し、強制リセットを行なってみても、フリーズが改善されない場合、iPhoneを初期化(工場出荷状態に戻すこと)させてからデータの復元を試みる対処方法があります。
しかし、この方法はWi-Fi環境が必要な上に手順が難しく、さらに一度データが消失するため、初心者の方にはおすすめできません。
初心者の方はiPhoneを初期化させる前に、一度Appleストアに相談されるのがいいでしょう。もしPCやスマホのトラブルを自力で解決できる方は、下記サイトの手順をお試しください。
SoftBank/iPhone パソコンを使って初期化する方法
3.フリーズの原因
スマホがフリーズしてしまうのは様々な原因が考えられます。代表的な原因として、下記5つの問題が単独もしくは複合して発生することが挙げられます。
- メモリの容量不足
- ソフトウェアが最新でない
- ブラウザのキャッシュやデータ破損
- アプリの問題(キャッシュやデータ不良)
- 電波状況が悪い
スマホには、データを保存する「保存用メモリ」と、データ処理を行なう「作業用メモリ」があります。スマホを使い続けているとデータが蓄積したり、アプリや画像・動画など保存データが増えていきます。その結果、メモリの容量が不足してしまい、動作が重くなったりフリーズしてしまいます。
AndroidスマホやiPhoneがフリーズする原因は色々考えられますが、一番多いのが「たくさんのアプリを同時に起動していること」によるメモリの容量不足です。
例えばAというアプリ(以下、アプリA)からホーム画面に戻ったり、他のアプリに切り替えても、アプリAはバックグラウンドで起動したままで完全に終了していません。このような仕組みから、スマホを何気なく使用していると、多くのアプリが起動している状況になってしまいがちです。
多くのアプリが起動中の状態が続くと、スマホの処理能力が限界を超えてしまいフリーズしやすくなってしまいます。
4.フリーズを防ぐためにしておきたいこと
4-1.使っていないアプリを終了する
スマホがフリーズする原因の多くが、たくさんのアプリを同時に起動している状態が続くことです。なので、まず最初にできる対策として、バックグラウンドで起動中のアプリを含め、使っていないアプリは終了させておきましょう。
4-2.アプリを削除する
最近スマホがフリーズしやすくなったと思ったら、それはフリーズしやすくなった直前に入れたアプリが原因の可能性があります。そんな時はアプリを削除、再インストールを試してみましょう。
【Android】Google Play/ダウンロードしたアプリの削除
【Android】Google Play/アプリとゲームの再インストール
【iPhone】アプリの削除、再インストールをする手順
4-3.電源のオン・オフ
スマホをずっと使用していると作業用メモリがいっぱいになり、動作が重くなっていき、最終的にフリーズすることがあります。電源のオン・オフでリセットすることができるので、「最近スマホの動作がもっさりするかも」と思ったら、電源のオン・オフを試してみましょう。
4-4.アプリのキャッシュのクリア
アプリのキャッシュ(よく使うデータをスマホに記憶させる仕組み)が増えすぎるのも、不具合が発生する原因の一つです。蓄積されたキャッシュを削除することによって、動作が安定することがあります。
Androidスマホは下記方法でアプリのキャッシュを削除できますが、iPhoneに関してはキャッシュだけを削除する機能はありません(アプリの中にはキャッシュ削除機能が付いたものもあります)。よってiPhoneでアプリのキャッシュを削除する場合は、アプリを入れ直す必要があります。そのやり方は下記手順をご確認ください。
【Android】アプリのキャッシュを消去する方法
【iPhone】アプリの削除、再インストールをする手順
4-5.メモリの空き容量を増やす
メモリの使用量が増えるほど、スマホは動作が遅くなったりフリーズしやすくなったりします。使っていないアプリを削除したり、動画や画像などデータをmicroSDカードに移動させる(Androidスマホのみ)などして、メモリの空き容量を増やすことができれば、フリーズしにくくなるでしょう。
5.まとめ
ここで紹介したフリーズ対処法を試せば、ほとんどの人がフリーズのストレスから解消されると思います。
もし4.フリーズを防ぐためにしておきたいことを実践してみたのに相変わらずフリーズが頻出する場合や、メールや電話程度しか利用していないにも関わらずフリーズしてしまう場合は、端末の不具合・故障の可能性が考えられるので、携帯電話会社のショップやAppleストアに相談してみましょう。
6.【Android】2014-2015冬春モデル|強制終了・再起動方法まとめ
強制終了・再起動の方法は、大まかに分類すると2パターンあります。
《強制終了・再起動手順》
- 電源キーを長押し。バイブレーターが振動する場合は、振動後に指を離します。
- 電源キーと「音量キーの上(もしくは下)」を同時に長押しします。
強制終了後は、しばらくしてから電源キーを押して再起動してください。
電源キーを長押している秒数や操作手順は、機種ごとに異なっています。以下に各携帯電話会社の2014-2015年冬春モデルの取扱説明書のリンクを網羅してありますので、詳しくはそちらをご確認ください。
《docomo》
Xperia Z3(SO-01G)/Xperia Z3 Compact(SO-02G)
SO-01G取扱説明書(PDF)
SO-02G取扱説明書(PDF)
GALAXY Note Edge(SC-01G)/GALAXY S5 ACTIVE(SC-02G)
SC-01G取扱説明書(PDF)
SC-02G取扱説明書(PDF)
AQUOS ZETA(SH-01G)/Disney Mobile on docomo(SH-02G)
SH-01G取扱説明書(PDF)
SH-02G取扱説明書(PDF)
ARROWS NX(F-02G)
《au》
miraie
AQUOS SERIE mini(SHV31)
Fx0(LGL25)※Firefox OS
isai VL(LGV31)
URBANO(V01)
Xperia Z3(SOL26)
GALAXY Note Edge(SCL24)
《SoftBank》