桃子は何度も息を吐き、苦しげに告げた。



天野桃子

COVID-19新型コロナウイルスの治療薬を開発しているのよ……。
今は『ファビピラビル』の臨床研究を行っている。
あの臨床データだけは持ち出す訳にはいかないわ。



 天野は悔しげに顔を歪めた。


 大きく息を吐き、拳を強く握りしめる。



天野勇二

……それだよ。
連中の狙いは3億円じゃない。
胡桃の身柄と引き換えに臨床データを奪うつもりなんだ。



 『ファビピラビル』とは、『アビガン』という商品名で製造されているインフルエンザ用の抗ウイルス薬だ。


 新型インフルエンザに対する画期的な新薬として登場したが、副作用として胎児の催奇性さいきせいが懸念されることもあり、積極的に使われることは少ない。


 簡潔にいえば、インフルエンザの特効薬としては活躍できなかったのだ。



 しかし、『ファビピラビル』はウイルスの遺伝子複製そのものを阻害そがいする性質を持っている。


 つまり『インフルエンザ以外のウイルス』に対しても効果があるということ。


 これまで『エボラ出血熱』や『マダニ感染症』、そして『新型コロナウイルス』の治療薬として使用されている。


 まだ新型コロナウイルスへの有効性は定かではないが、人類を救う薬になるのではないかと期待されている特効薬のひとつだ。



天野勇二

……だが、非公開の『ファビピラビル』の臨床研究とはなんだ?
すでに複数の病院で臨床研究は実施されているはず。
母さんは何をしているんだ。


 桃子は苦しげに頷いた。


 より声のトーンを落としながらささやく。


天野桃子

絶対に誰にも言わないで。
『ファビピラビル』『ナファモスタット』の併用治療の臨床データをとっているの。
他でも臨床研究はされてるけど、うちは二歩ぐらい先を行っているのよ。


 『ナファモスタット』とは、『フサン』という商品名で販売されている抗凝固薬こうぎょうこやくのことだ。


 主に急性膵炎きゅうせいすいえんの症状を改善するために使われている。


天野勇二

『アビガン』『フサン』の併用投与か……。
確かに一定の効果があると聞いているな。

天野桃子

そうなの。
だけどうちの会社は『レムデシビル』などの特効薬にも関わっている。
『ファビピラビル』の臨床研究を併用して進めているなんて、表沙汰おもてざたになったら困るのよ。


 天野はその言葉でおおよその状況を理解した。


 桃子が勤めている製薬会社は、『レムデシビル』という抗ウイルス薬を発しているアメリカの大手バイオ製薬会社と提携しているのだ。


 それなのに複数の特効薬の研究に関わっている。


 研究内容が流出する恐れがあるため、業界ではタブーとされる行為だ。


 露呈ろていすれば提携が打ち切られてしまうだろう。


天野勇二

母さんも『ファビピラビル』の臨床研究は乗り気じゃなかっただろう。
どこから依頼されたんだ。
企業ではあるまい。
医師会か?
それとも国か?

天野桃子

両方よ。
……本当にこれ以上は聞かないで。
万が一あなたから情報が漏洩したら、私のクビどころで済む話じゃなくなる。
新薬の開発が止まりかねないの。

天野勇二

ああ……。
そうだな。
わかったよ。


 天野は舌打ちしながら思案した。


 誘拐犯の狙いは、桃子がたずさわっている『臨床データ』である可能性が高い。


 今や新型コロナウイルスの特効薬は全世界で研究されている。


 本当に『二歩ぐらい先を行っている』のであれば、あらゆる研究機関が欲しがるデータになるだろう。


天野勇二

まずいな……。
これは想像以上の計画的犯行だ。
誘拐犯は生半可な組織じゃないぞ……。


 顔を歪めながら呟く。


天野勇二

敵は『明日の9時』という期限リミットギリギリまで、3億円という身代金を要求し続けるだろう。
減額交渉なんか応じない。
期限の延長も受け付けない。
こちらが困り果てた頃合いを見て、現金の代わりに臨床データをよこせとせまるはずだ。
この件は誰にも言うなと、キツく口止めをしてな。


 桃子は青ざめながら言った。


天野桃子

そんな要求は飲めない……。
どうすればいいの?
今すぐ警察に通報すべきじゃない?


 天野は即座に頷いた。


天野勇二

通報すべきだな。
そもそも営利誘拐えいりゆうかいってのは、誘拐犯が何を言ってきても通報するのがセオリーだ。
警察と連携しなければ、誘拐事件を解決することはできない。
その前提で考えたほうがいい。

むしろ誘拐犯も『被害者の通報』を前提に計画を組み立てるだろう。
人質も可能な限り生かすようにする。
欲しいのは『身代金』といった利益であり、人質の命ではないからな。

天野桃子

それなら110番すればいいの?

天野勇二

いや、俺には警視庁捜査一課の知り合いがいる。
アイツから特殊事件捜査係とくしゅじけんそうさがかりにつないでもらうのが一番だろう。


 天野はそこで息を吐いた。


 いくら天才クソ野郎といえども、誘拐事件のプロフェッショナルという訳ではない。


 逆探知、犯人の割り出し、追跡、捕獲に加えて、桃子と桃香のケアも考える必要がある。


 天野1人で誘拐犯を追い詰めるなんて不可能に等しいだろう。


天野勇二

(だが……。ここで通報したら、胡桃はどうなる? 誘拐犯の目的が『金』ならば殺害は避けるはず。しかし、真の目的が『臨床データ』であるならば……)


 天野は悔しげに唇を噛んだ。


 『K』と名乗った男との会話を思い出す。


 相手の要求は『警察に通報しないこと』『3億円』


 それらの条件を守れば「妹さんは無傷でお返ししますよ」と告げたのだ。


天野勇二

(あの『無傷』という言葉が引っかかる……。意識して告げたのか不明だが、あれは『状況に応じて胡桃に何らかの危害を加える』という脅しに等しい。俺たちが不用意な行動に出れば、胡桃が傷つけられる可能性が高いんだ……)


 天野は顔を歪めて黙り込んだ。


 桃子がじれったそうにスマホを取り出す。


天野桃子

……どうしたの?
早く通報しましょう。
どうせ通報するなら早いほうがいいわ。

天野勇二

……ああ。
わかってる。
少し待ってくれ。


 桃子を制しながら思案を続ける。


 頭に浮かぶのは最悪のケースばかり。


 通報したことにより胡桃が殺害されること。


 胡桃が傷つけられること。


 胡桃が拷問ごうもんされること。


 どの展開も耐えられない。


 天野は首を横に振りながら言った。


天野勇二

……ダメだ。
判断がつかない。
ここで通報すべきなのか。
誘拐犯の要求に従うべきなのか。

胡桃が殺害されなかったとしても、危害を加えられる可能性は十分にありえる。
もし胡桃が傷つくことになれば、俺は死ぬまで自らの決断を悔やむだろう。


 桃子も苦しげに頷いた。


天野桃子

そうね……。
殺されなくても、傷つけられる可能性は高い……。
そんなの想像もしたくもないわ。

天野勇二

しかも誘拐犯が凶行きょうこうに出る可能性も高い。
目的が『臨床データ』であることは、可能な限り悟られないようにするはず。
特に警察に知られるのはまずい。
新型コロナウイルスが蔓延まんえんしている状況で特効薬の臨床データを奪おうとしたなんて、とんでもない騒ぎになる。
警察は己のメンツをかけて検挙しようとするだろう。

天野桃子

確かにその通りね……。
うまく臨床データを手に入れても、騒ぎになれば使うのが難しくなる。
誘拐犯としては秘密裏ひみつりに交渉したいはずよね。

天野勇二

そうだ。
警察や第三者の介入かいにゅうを回避した上で、母さんと単独交渉して臨床データを入手する。
それが誘拐犯の理想だ。
そんな状況で俺たちが通報すれば、誘拐犯はどんな行動に出ると思う?


 桃子がごくりと生唾を飲み込む。


 怒りに震えながら言った。


天野桃子

胡桃を殺害する……。

そういうことでしょ。
通報という『ルール違反』の制裁として、胡桃の命を奪うのね……。


 天野は青ざめながら頷いた。


天野勇二

ああ、十分にありえるぜ。
ここで胡桃を殺しても『3億円目当ての営利誘拐』であり、『臨床データを狙った誘拐事件』とは認識されない。
警察に目的を悟られるぐらいなら、その前に殺したほうが得策なんだよ。

天野桃子

だけど、それでは誘拐犯の目的も達成できない。
臨床データが入手できないわよ。

天野勇二

それがそうでもない。
胡桃を殺したとしても、まだスペアがある。

天野桃子

スペア?
それどういう意味?

天野勇二

決まっているだろう?
目の前にいるじゃないか。


 天野は自分自身、そして恋人の手当てをしている桃香を指さした。


天野勇二

俺か、桃香か。
どちらかを誘拐するんだ。


そしてまた3億円を要求する。
母さんが素直に言うことを聞くようになるまで、同じことを繰り返す……。
そんなやり方もあるのさ。

天野桃子

なんですって……!


 桃子は声にならない悲鳴をあげた。


 真っ白な表情で桃香を見つめる。


天野桃子

そんなの、酷すぎる……!
誘拐犯は「胡桃や桃香を殺しても構わない」と考えているの?
ただ、私から臨床データを奪うために……!?

天野勇二

そうだよ。
実に恐ろしい『脅し』だぜ。
胡桃の死体を送りつけられたら、母さんも素直に臨床データを差し出すしかない。
全ては推測に過ぎないが、誘拐犯はそこまで計画しているかもしれないんだ。


 桃子は口元を押さえた。


 ぐらりと歪む視界。


 こみ上がってくる激しい吐き気。


 恐怖と絶望が全身を駆けめぐっている。


天野桃子

なんて卑劣ひれつな連中なの……!
世界中が苦しんでいるのに、自分たちの利益のために、そんなことをするなんて……!


 2人を重苦しい沈黙が包んだ。


 無数に浮かぶ最悪の展開。


 誘拐犯がどの展開を望んでいるのか、現時点ではまったく掴めない。


 天野は髪をかきむしりながら天を仰いだ。


天野勇二

くそっ……。
情報が少なすぎる。
誘拐犯の行動が読みきれない。

そもそも警察の介入を嫌がるのであれば、もっと強く『通報するな』と命じるはずなんだ。
胡桃の声を聞かせたり、痛めつけたり、明確な脅しの言葉を吐いてもいい。


 『K』はそこまでの行動に出なかった。


 警告はしていたが、胡桃の声などは聴かせていない。


 天野が誘拐現場を目撃していなければ、『誘拐された』という事実さえ疑わしく感じられただろう。


 その場合、必然的に天野たちは警察に通報することになる。


 そうなれば誘拐犯の目論見が外れてしまうのだ。


天野勇二

つまりこの誘拐事件は『胡桃の殺害』を前提に動いているのか?
それともやはり通報されても構わないと考えているのか?
警察が介入しても『臨床データ』を入手するための策があるというのか……?


 天野は苦しげに黙り込んだ。


 『営利誘拐』は通報するのがセオリー。


 それを理解していても、素直に通報するのは難しいのだ。


 仮に通報するとしても、誘拐犯に気づかれてはいけない。


 気づかれずに通報する手段があるとすれば。


 そこまで考えた時、天野は思い出した。


天野勇二

(……そうだ。『K』との会話には小さな違和感があった。あれが意味することは……)


 何かに気づいたように瞳を細める。


 険しい表情で部屋を眺めた。


天野勇二

(敵はプロの誘拐集団。そこまでの組織であれば、被害者の現状を把握しようと考える。何らかの手段で俺たちを『監視』もしくは『盗聴』するだろう。まず疑わしいのは電話だ。家の固定電話は筒抜つつぬけになっていると想定すべきだな……)



 天野はスマホを見つめた。


 意外とスマホの通話は盗聴が困難。


 外部と連絡を取ることは可能だが、室内に『盗聴器』を仕掛けられていれば意味がない。


 誘拐犯はどのように『天野家』の状況を確認しているのか。


 一番確実なのは、事前に『盗聴器』を室内に仕掛けること。


 しかし、天野の頭脳は「その可能性は限りなく低い」と告げていた。



天野勇二

(『K』は「俺という兄の存在」を認識していなかった。俺が電話に出た時、若干の間があったからな。あれは恐らく動揺だろう。「男が電話に出たこと」に驚いたんだ)



 天野はずっと『天野家』にいた。


 しかし、誘拐犯は存在に気づいていなかった。


 それはひとつの事実を示している。


 室内には誘拐犯の仕掛けた『盗聴器』が存在しない、ということだ。



天野勇二

(つまり、敵は別の方法で俺たちを監視している。可能な限り足のつかない手段を選ぶだろう。やはりどう考えてもアイツが怪しいな……)



 天野がひとつの結論に至っていると、桃香が不安気な表情を浮かべてやって来た。


 カレシである横溝の手当てが終わったのだ。


天野桃香

ねぇちい兄……。
今どうなってるの?
胡桃は大丈夫?
警察には連絡したの?


 青ざめた表情で尋ねる。


 まだ桃香は3億円を要求されたこと。


 そして、敵の狙いが臨床データであることを知らない。


 天野はペンを手に取りながら言った。


天野勇二

ああ……。
まだ通報はしていない。
厄介な話になっているんだ。
とりあえず今は金を用意するしかない。

天野桃香

それっていくら?
私も貯金から出すよ。
お年玉やバイト代があるし。

天野勇二

気持ちだけいただくよ。
お前の財布をアテにするつもりはない。
それよりカレシは大丈夫か?
手荒な真似をしてしまった。
悪いと思っているよ。

天野桃香

うん……。
仕方ないよ。
ちい兄の気持ちも、わかるから……。


 桃香の言葉が途切れた。


 驚愕きょうがくの表情で天野を見つめている。


 天野は会話をしながら、メモに「今から横溝を尋問じんもんする。俺が何をしても声をあげるな。この会話は誘拐犯に盗聴されている」と書きなぐったのだ。


天野桃香

……え?
ちょ、ちょっと待って……。


 天野は人差し指を唇に当てながら立ち上がった。


 「いいから黙れ」というジェスチャーだ。


 桃香は泣きそうな表情で首を横に振った。


 口がパクパクと動いている。


天野桃香

……冗談でしょ?
なんで淳弥くんを尋問するの?
淳弥くんは関係ないでしょ?


 小声で天野に問いかける。


 天野は軽く舌打ちすると、桃香の耳元でささやいた。


天野勇二

アイツはどう見ても怪しいよ。
そもそも、この日に「母に挨拶しよう」と提案したのは誰だ?
横溝のほうだったんじゃないのか?


 桃香の顔から色が消えた。


 小さく「嘘でしょ…?」と呟き、横溝を見つめる。


 横溝はずっと不安気な表情を浮かべている。


 居心地が悪いのだろう。


 天野は指の骨を鳴らしながら横溝に近づいた。


天野勇二

すまないな。
こんなことに巻き込んでしまって。
君には申し訳ないが、しばらく家に滞在たいざいしてほしい。
帰りが遅くなっても構わないだろうか?


 横溝はコクコクと頷いた。


横溝淳弥

は、はい……。
大丈夫です。
両親には、今日は遅くなるっていうか、泊まるかもしれないと言ってあるんで……。

天野勇二

それは助かるよ。
君も頭を打って具合が悪そうだ。
少し横になったほうがいいな。

横溝淳弥

えっ?
いや、別に……。


 横溝が困惑こんわくの声をあげた瞬間。


 天野は音もなく飛びかかった。


 瞬時に横溝の口元をふさぎ、喉元を締め上げる。


横溝淳弥

んっ……!?
んんっぐっ……!


 横溝がくぐもった悲鳴をあげた。


 必死の抵抗を試みているが、天野を払いのけることはできない。


 天野はそのまま横溝の顔面をソファに押しつけ、片羽絞かたはじめに移行しながら絞め落とした。


 横溝の身体から意識が抜け落ちる。


天野勇二

……やはり体調が悪そうだ。
少し眠らせてやろう。
桃香よ、毛布を持ってこい。


 そう告げながら横溝の衣服を調べる。


 ポケットには財布とスマホ。


 小さなキーケース。


 丸まったマスク。


 そしてミントタブレットがひとつ入っていた。


天野勇二

……ああ、なるほどね。


 やけに重量感のあるタブレットのケース。


 軽く振ってみるが、何も音がしない。


 側面には極小のパンチホールが空いている。


 天野はメスを取り出し、タブレットの上蓋うわぶたを慎重に持ち上げた。


 そこに目当ての物は隠されていた。


 小型の『盗聴器』だ。


 桃香はわなわなと震えながらそれを見つめた。


天野桃香

ちい兄……。
それって……。


 天野はそれに答えず、盗聴器をタオルで包んだ。


 クッションの下に押し込み、その上から毛布をかぶせる。


 そして横溝を睨みつけた。



天野勇二

ああ、そうだ。
誘拐犯が用意した盗聴器だよ。
この男は敵が派遣した内通者スパイだったのさ。





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つばこ

いやぁ、新型コロナウイルスの特効薬ですって。
このテーマをエピソードに組み込むのは作者的にどうなのかな、と思っていたんですが、これはもう仕方ないです。
そもそも天クソの物語とは、つばこの脳内にいる天野くんたちが勝手に動くことで作られています。
アイツらをコントロールすることなんかできません。
お母さんが「新型コロナウイルスの臨床研究をしてる」とか言い出しても、つばことしては「へぇそうなんだぁ…お母さんゴイスー」と思うしかないワケです┐(´д`)┌ヤレヤレ
 
とはいえ、エピソードの主軸は誘拐事件です!
横溝くんは何者なのか!?
天野くんはどうやって誘拐犯に挑むのか!?
あと桃香ちゃんの顔が怖い! すごく怖い! 怖すぎる!
そのあたりにご注目ください!!
 
ではでは、いつも応援やコメント、本当にありがとうございます!(๑•̀ㅂ•́)و✧

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コメント 22件

  • ИДЙ

    ↓とらごろ505さんのコメント見るまで、メスが出てきた事に気付いてなかった…
    天クソ脳になりすぎたwww

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  • ぽんたん

    お母さん、天野くんが
    俺か桃香かを誘拐して…って言ってんのに、
    桃香と胡桃の心配しかしてないんだよね w w w
    天野くんは絶対自分で相手ぶちのめすことめっちゃ分かってるんだよね w w w

    通報

  • とらごろ505

    【メスを取り出しタブレットを開けると盗聴器】
    ワイ「ほーん、そこか」
    天クソ民「なるほどね」

    一般人「え、メス?」

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  • ユタ

    ……でしょうね!!

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  • まこと

    桃香ちゃんが可哀想すぎる。トラウマものだよ

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