はじめに
文系の皆さんがAI人材になるためのノウハウを投稿していきます。今回は業種別×活用タイプ別の45事例を紹介します。様々な事例を知ることで，新たなアイディアが生まれるかもしれません。それでは見ていきましょう！
- トライアル、独自生産のAIカメラでユーザー識別による販売促進と欠品補充（流通・小売）
ローソン、Alによる新規出店判断（流通・小売）
JINZ、似合うをAIでレコメンド（流通・小売） - 三菱商事とローソン、AIでコンビを節電（流通・小売）
ZOZO、AIを活用した「類似アイテム検索機能」で滞在時間4倍（流通・小売）
LOHACO、チャットボット「マナミさん 」で5割の問い合わせに対応（EC・IT） - 仏Heuritech、SNS画像からファッショントレンド予測（ファッション）
米The take Al、動画内の服を検出して似たアイテムを表示。購入も可能に（ファッション）
ストライプ、需要予測AIで在庫を8割まで圧縮 - ZOZOUSED、古着の値づけにAlを導入（ファッション）
日経、100年分の新聞記事をAIで読み取り。精度95%（エンタメ・メディア）
福岡ソフトバンクホークス、リアルタイムで価格が変わるAIチケット販売 - 中国国営メディア新華社、AI合成による女性アナウンサー(エンタメ・メディア)
富士通、AIによる記事の自動要約システム(エンタメ・メディア)
佐川急便、AIで配送伝票入力を自動化 - 日立製作所と三井物産、AIで配送計画するスマート物流（運輸・物流）
京東(JD.com)、物流倉庫の自動化。人の10倍の処理能力（運輸・物流）
NTTドコモ、Alタクシーを展開、93~95%精度で乗車予測（運輸・物流） - トヨタ、自動運転と高度安全運転支援で二重に安全を確保（車・交通）
LG、家電向けAIで生活を補助（製造・資源）
ブリヂストン、AI工場で品質担保しタイヤを量産（製造・資源） - JFEスチール、人物検知AIで作業者に安全を（製造・資源）
大京グループ、AI管理員導入を計画（不動産・建設）
西松建設、生活習慣を覚えるスマートハウスAI導入（不動産・建設） - キューピー、AIによる原料検査装置で不良品を特定(外食・食品・産業)
電通、天然マグロの品質をAIが判定(外食・食品・産業)
ソフトバンク出資のPlenty、AI屋内農場で作物の風味調整(外食・食品・産業) - LINE、レストランの予約対応を行なう日本語音声AIサービス(外食・食品・産業)
京東(JD.com)、調理・配膳注文・会計までをロボットで自動化(外食・食品・産業)
セブン銀行、顔認証AI搭載の次世代ATM(外食・食品・産業) - JCB、保険営業をAIで支援 利用履歴から見込み客を絞り込む（金融・保険）
みずほ銀行、AIを活用したパーソナライズドサービス検証(金融・保険)
エクサウィザーズ、神奈川県と要介護度予測AIの実証 - Ubie、医療現場の業務効率化を図るAI問診(医療・介護・専門)
Al-CON AIによる契約書レビュー作成支援サービス(医療・介護・専門)
ソフトバンク、新卒採用業務でAIを利用し効率化(人材・教育) - atama plus’ 1人ひとりの学習を最適化(人材・教育)
イーオンら、英語発音をAIで評価（人材・教育）
かんでんCSフォーラム、AIによるコールセンター呼量予測（コールセンター） - トランスコスモス、退職予備軍を予測し、半年で離職者を半分に（コールセンター）
カラクリ、正解率95%保証のチャットボット（コールセンター）
ソネット、音声認識AIを導入しオペレーター業務を効率化（コールセンター） - さいたま市、固定資産税調査に航空写真照合AIを利用（生活サービス・警備・公共）
ALSOK、困っている人を自動検知するAI（生活サービス・警備・公共）
日本気象協会、1時間単位での降水量予測（生活サービス・警備・公共）
事例22：JFEスチール、人物検知AIで作業者に安全を（製造・資源）
概要
- .JFEスチールは、AI画像認識技術を製鉄所の安全行動サポートに活用
- 製鉄所内は照明条件と作業者の作業姿勢も多様で人物検知が困難だった
- NECのAI画像認識技術をベースに、大量の人物画像をディープラーニングで学習させ
- 実用レベルの人物検知を実現
- 立ち入り禁止エリアのAIによる認識
- 立ち入り禁止エリアに作業者が侵入したらAIが警報を発し、同時にラインを自動停止させるシステムも構築
解決できること
- 従業員の安全確保
(出典)
事例の4Wで分類してみる
What：どんなAI？
| どんなAI？ | 製鉄所の安全確保AI |
| AIができること | 作業者の認識 立ち入り禁止エリアの特定 立ち入り禁止エリア侵入の検知 |
| AIによって解決されること | 従業員の安全確保 |
Who：誰のためのAI？
- 具体的なターゲット→製鉄所内の作業者
Why：なぜAIが必要？
- 不便を減らす
Which：どのタイプのAI？
事例23：大京グループ、AI管理員導入を計画（不動産・建設）
概要
- 大京グループがマンション共用部のデジタルサイネージに、AI音声対話機能を組み合わせた「AI INFO」(AI管理員。スマートインフォメーションポード) 導入
- デジタルサイネージにAI搭載音声対話機能「AI管理員」を組み込み、マンション居住者の問い合わせに対応する仕組みを用意
- 高齢化と人材不足が深刻な管理人の負担軽減に活用
- 共用部設備の不具合やゴミの分別方法。収集日といったベーシックな回答が可能
- AIとの分業で管理人の動務時間を変えずにサービスの質を向上する効果を期待
(「A1管理員」はファミリーネット。ジャパンの商標登録。「AI管理員」はファミリーネット。ジャパンが提供する音声対話サービスを採用)
解決できること
- 管理人の業務の代行
- 深夜帯の対応
(出典)
事例の4Wで分類してみる
What：どんなAI？
| どんなAI？ | マンション管理人AI |
| AIができること | マンション関連のベーシックな質問への回答 地域や管理組合ごとのローカルルールにも対応 |
| AIによって解決されること | 管理人の業務の代行 深夜帯の対応 |
Who：誰のためのAI？
- 具体的なターゲット→マンションの住人と管理人
Why：なぜAIが必要？
- 作業時間を減らす
- 便利を増やす
Which：どのタイプのAI？
事例24：西松建設、生活習慣を覚えるスマートハウスAI導入（不動産・建設）
概要
- 西松建設は、自社の社宅にスマートハウスAIを導入
- AIは音声、映像、動作、振動、温度、湿度、照度、紫外線を測定
- 居住者がどこにいて、何をしようとしているのかをAIが認識
- 自動でエアコンの温度や照明の色など室内の家電をコントロールして最適化
- 居住者自身がスマホやタプレットを利用して操作する必要がなくAIが独自で判断して操作する
- 帰宅の時間帯に合わせたエアコン操作、起床時間のカーテン、外出時に人がいない場合の施錠などをAIが行なう
- その他さまざまな生活習慣、タイミングなどの学習を繰り返すことができる
解決できること
- 居住者の生活を便利に
(出典)
生活習慣を覚えるスマートハウスAI「CASPAR」を“非住宅領域”にも展開、西松建設×BoT
事例の4Wで分類してみる
What：どんなAI？
| どんなAI？ | スマートハウスAI |
| AIができること | 生活習慣、タイミングなどに合わせた室内での自動操作 |
| AIによって解決されること | 居住者の生活を便利に |
Who：誰のためのAI？
- 具体的なターゲット→居住者
Why：なぜAIが必要？
- 便利を増やす
Which：どのタイプのAI？
まとめ
いかがったでしょうか。AIの活用事例をみてイメージは深まったでしょうか。次回も同様に，さまざまな分野の事例を掲載していきます。「予測系AI」「識別系AI」「会話系AI」「実行系AI」については、以下の記事でより詳しく解説していきます。
