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2020.4.15 2021.3.31

MBAを取得するメリットとは?国内MBAについても解説

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MBAとは?

MBAとはMaster of Business Administrationの略であり、日本語訳で経営学修士号、または経営管理修士号と呼ばれる学位のことを指し、経営学の大学院修士課程を終了すると授与されます。具体的には、米国において企業経営を科学的アプローチによって捉えることによって、経営の近代化を進める考え方の元19世紀末に登場した高等教育コースのことを指します。
ウォートン・スクールが1881年に最初のビジネススクールとして設立したことが始まりで、1920年代になると状況分析と経営判断の能力を訓練するケースメソッドという教育アプローチをハーバード・ビジネス・スクールが開発し、多くのビジネススクールに採用されるようになりました。

国内MBA取得するには?

国内では、最も歴史のあるビジネススクールとして1962年に創立された慶應義塾大学大学院経営管理研究科(KBS)が知られています。
現在では、全国の大学院でMBAコースが開講されており、国公立では京都大学、神戸大学、大阪大学、兵庫県立大学、筑波大学、東京都立大学、横浜国立大学、一橋大学、東京工業大学、北海道大学、小樽商科大学、九州大学などです。
私立では先の慶應義塾大学以外では、青山学院大学、明治大学、立教大学、中央大学、早稲田大学、東洋大学、多摩大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学、名古屋商科大学、グロービス経営大学院などで開講されています。

また、近年では上記の通学制の大学院だけでなく、オンラインだけで受講できるオンラインMBAをあります。SBI大学院大学、ビジネスブレークスルー大学院、グロービス経営大学院オンラインMBAはオンラインだけで修了することができるMBAとなっています。

MBAで学ぶ意義

続いて、MBAで学び修了することの意義についての見解を述べます。

MBAで学ぶ意義1 個人ブランデイングができる

MBA取得の意義の1つ目は、個人のブランディングができることです。
近年日本では終身雇用が崩れつつあり、大企業でも副業が解禁したり、大きく変化しています。これからの時代は、会社に依存する生き方はリスクを伴い、個人として何ができるのかを明確にして、自立して生きていくことが重視される時代になっていきます。
そこで重要となってくるのが個人ブランディングです。個人ブランディングをして個人に様々な仕事の依頼が来る状況を作れば、会社に依存することなく、自立して生きていくことができます。
MBAでは、経営戦略、マーケティング、会計、ファイナンス、組織論、組織行動学、情報技術などについてケーススタディなどで学ぶ上、修士論文作成が課せられているため、研究もおこないます。
加えてこれらの学びの成果を、論文の学会発表、学会誌掲載などで公開する機会もあります。
さらに本の執筆の機会もあります。学会発表、学会誌掲載、本の執筆などを通して、社会における自分ブランドが確立することができるのです。
このようにして自己ブランディングができれば、組織に依存せずに、自立して自由に生きていくことができます。

MBAで学ぶ意義2 人脈が手に入る

2つ目の意義は、仕事に生きる人脈が手に入ることです。
先ほども述べた通りMBAを修了した方々は、自己ブランディングができているため、会社に依存することがなく自立して生きていく人が多いです。
そういった方々との人脈は、仕事にダイレクトに活かすことができます。
例えば、MBAで知り合った友人の会社とコラボレーションして何か新たなことをしたいと考えたとしても大企業に属している場合、会社の稟議書などがあり実現するのは難しいですが、それが個人で仕事をしている人で、一緒に新たな価値創造のために事業を立ち上げたいと考えた場合、個人間での話であるため即実現可能です。
実際、アガルートの受講生でMBAで出会った友人と事業を立ち上げ、成功している事例も多くあります。
また、MBAの同級生がある企業の人事部の部長をしている場合、その部長からダイレクトにリクルートの話や、ヘッドハンティングの話がMBAの在校生から来ることもあります。
さらには、MBAの教授の紹介でによって、企業に就職するといった話もあります。
このようにMBAでは、様々な形で実際に活きる人脈を獲得することができます。

MBA取得後のキャリア

最後に、国内MBAを取得した後のよくあるキャリアを紹介します。
MBAでは、経営戦略、マーケティング、組織論、組織行動学、アカウンティング、ファイナンス、生産管理、情報マネジメント、経済学、オペレーションマネジメント、統計学などと、企業経営をしていく上で必要となるすべての知識を学びます。
そのため、これらすべての知識が必要となる職種、具体的には経営コンサルタント、ベンチャーキャピタル、投資銀行、事業会社の経営企画、ベンチャー企業のマネージャー、起業家などに進む方が多いです。
これらの職種は、MBAでの学びを生かした自己ブランディングが活きるため就職がしやすくなるのに加え、MBAでの人脈を元にして、就職活動などしなくとも逆に会社側からオファーが来ることも珍しくありません。
まさにMBA取得が大きな強みとなり、同時に就職先で成果を出すことによって、自己ブランディングの強化ができ、さらなる人脈形成ができるのです。
これこそがMBA取得がもたらす良循環です。

MBA取得の魅力

そして、MBA取得の最大の魅力は自由を手に入れることです。
結果を出していれば、嫌な上司に管理されることもなく、自分自身でコントロールし、時間という貴重な資源を最大限有効活用する機会を手に入れることができます。

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