信頼して入園した幼稚園からだった2ヶ月で転園勧告…1年で辞めさせられる事になった三男。
私の中で、ウチの子は普通の子とは違う…それでも受け入れ可能ですか??と、ちゃんと伝えたつもりだったので、まぁ、ビックリ…
無理なら無理と断ってくれるか、受け入れた以上は最後まで面倒見るか。
それが一般的!!と思っていたのですが、違ったようです。
とても勉強になりました。
ですが、まだまだ私の中で、定型児と障がい児は別々の進路を歩まねばならない、障がい児にとっても専門的な場所が1番良い!!とは言い切れないと思っていた私は、
療育+普通の環境
が、三男にとって良い環境だと、
次も普通の幼稚園を選びます…
マンモス園ではなく、少人数。
キチキチと出来高を求められるのではなく、その子その子を丁寧に見てくれる。
そんな評判を聞いて安心していました。
そして、年中から新たに入園というカタチで、入ります。
中途入園はうちの子だけ。
その幼稚園は入園出来る募集枠が少なく、年少から入るにはかなり倍率の高い幼稚園でした…
ですが、年中から入る子はやはり3年保育や保育園の多いウチの地域ではとても少なく、私の心配はよそに、すんなり入園させてもらえました。
入園まで、三男の様子を見てもらっていたし、私も何とか次の場所を確保出来たと安心していたのですが…
やはり、そこは私立の幼稚園…
そして、定型の子を中心としたカリキュラム。
かなり重い自閉症の三男には難しい環境だったのかもしれません。
入園してすぐ、担任、主任先生、園長との4者面談がありました。
すでに幼稚園というところに対して警戒心バリバリになっている私は、この園に入れて良かった!と思う半面、無理を言って受け入れてもらっているし、何でも言われた通りにしなければ!なんて気負ってしまいます…
まず、入園するにあたり今の状況を知りたいと言われていたので、包み隠さず出来ること出来ない事を話し、親としては療育はデイで頑張っているので、幼稚園ではその成果を少しでも出せたらいいなと、定型発達のお友達、グレーゾーンなお子さんのように色々なタイプのお友達と触れ合いながら、自分も発達障がい、自閉症を抱えながらも一緒に成長していける環境を提供してもらえたら嬉しいですと、伝えていました。
園長からも了承を得ていたので、いざ面談が始まり、今後の計画を立てて行く中で、小さな違和感を覚えます。
トイレトレーニング、偏食への対応。
『三男くんにも出来る限り頑張ってもらいます!』
と。
まあ、出来ると感じてもらっているならお任せしたほうがいいかも。
出来るようになる事はありがたい事だしな…
『わかりました。よろしくお願いします。』
と。
幼稚園側の提案に戸惑いつつも、出来るようになるなら、と、そんな無茶はしないだろうと、この時は思っていました。
そして、園側から、特別支援の申請をしようと思うので、病院の診断書を取ってきてくださいと言われ。
ついに三男の自閉症が確定します…
やっとの思いで転園、というか、新しく入園しなおした幼稚園。
制服代やら入園金やら…
正直なところ、痛かったです。
前の幼稚園なら全て揃っていたし、上の子たちが通っていたので、行事も、園のルールもだいたい分かっていたし、ママ友も何人かはいて、安心しきっていたので、
まさか、放り出されるとは…
子どものため!と言えば聞こえはいいですが、
やはり、普通の環境から追い出されるような、そんな疎外感を感じずにはいられなかったです…
なんだかなぁ…と。
その頃よく、普通の子にも人生があるんだぞ!大事な時間をお前の子の面倒を見る責務に使うな!であったり、三男の大事な時間を奪って、本当に自己中な母親だ!
子供より自分が大事なんだな!
なんて言われて、どれだけ傷ついた事か…
こんなにも毎日三男が笑って、幸せに過ごせるなら、色々な人と関わりながら、障がいを持って生まれたことを隠すことも、嘆く事もないように、誰かに申し訳ないと思わずに、ある程度自分で出来るようになるように、心を潰さず、そのままで愛される存在だと伝えて育てている私に、どれだけ酷い言葉を浴びせれば気が済むのだろう??
それぞれに考えや価値観があって、私のような選択をするお母さんがいてもいいと、周りに迷惑をかけるとはどういう事だろう?と、すごく考えまくった時間でした。
卑屈になったり、周りが信じられなくなった事もありました。
何気ない言葉にひっかかり、突っかかってしまった事もありました。
心に余裕がないと、自分に自信がなくなると、人は攻撃的になる。と自分を見ながら強く感じました。
しばらく幼稚園に不信感を抱く記事が続きますが、今はもう大丈夫です
今は、愛されているなぁと感じられる事がたくさんあります。
もう少し待っていてくださいね!
幸せなエピソードも書いていきますので
自閉症って大変な事もたくさんあるけど、幸せな事だってたくさんある
少しずつ母も強くなっていけます。
私もまだまだ成長中です